シャルラクプラスと米Netvillage.Incの共同販売ブランドMYSTIX STUDIOSから発売される「Steamland」（スチームランド）は，「エイジ オブ ミソロジー」や「ウォークラフト III」のようなシビアな操作性を要求するタイプではなく，ユニットの能力制限を生かしてパズルチックなステージをクリアしていくSF RTS。ポップな絵柄と合わせてコンシューマ的な魅力を持つのが特徴だ。ほとんどのユニットは列車なので，あらかじめ敷設してあるレール上しか移動できないのが，一般的なRTSと違う部分といえる。
　ステージ上には奇妙な植物があったり，頻繁に異常気象が起こったりと，ひと筋縄ではいかないようなものばかりが用意され，そこを蒸気（スチーム）で動くロボットや機関車を使って敵を倒しながら自陣を広げていく。牽引車，砲台，ロボット搭載ユニットなど20種類以上用意されるユニットの特徴を把握して，適材適所で使っていかなければならないのが面白い。資源を採取し，ユニットの生産やテクノロジの開発などを行うというRTS的な要素もあるので，あれやこれやと試行錯誤しながらパズルをクリアしていくというのが基本スタイルとなりそうだ。
　発売は2003年11月14日で，価格は6800円。しっかりと日本語ローカライズされるようなので，期待して待っていよう。（Seal）

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