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[TGS2005#06]「スプリンターセル カオスセオリー」もプレイアブル
本作については,Xbox 360版が11月17日に発売予定だが,PC版についてはATI Technologies(以下,ATI)ブースでの出展が事実上の正式発表。ATIブースで展示されていたバージョンは,マスター版ではないものの,ほぼ全編をプレイ可能なバージョンとのこと。ローカライズ作業はかなり進められているようだ。
今回,PC版カオスセオリーについていろいろ教えてくれたのは,フランス人のエマニュエル・ケルサレ氏。来日して7年になるとのことで,見事な日本語で解説してくれた。が,ゲーム概要は英語版で何度か紹介しているので,割愛する。詳しく知りたい人は,英語版インプレッション記事「こちら」を参照してほしい。
日本語版については,ゲーム中のインフォメーションやメッセージなどのテキスト翻訳はもちろん,前作「パンドラトゥモロー」と同様セリフも日本語吹き替え。サム・フィッシャー役の玄田哲章氏ほか,豪華声優陣が再び熱演している。
ちなみに本作は,日本がゲームの舞台に含まれており,ゲーム中には,"ニヤリ"な日本語が書かれた掛け軸などが出てくるステージが結構ある。このあたりについてケルサレ氏に聞いてみたところ,なんと「よりリアルな雰囲気を出すために,正しい日本語に修正されています」という(残念な?)答えが返ってきた。「日本人のファンには,そのまま残してほしいと願う人も多いかも」と伝えたところ,「実はいくつかは,そのまま残っているのです……」と,恥ずかしそうに答えていた。ばんざーい!
このところ,ユービーアイソフト(というかこの場合は本家Ubisoft)のPCタイトルは,国内ではライブドアからの発売が続いているが,看板タイトルである「スプリンターセル」シリーズだけは,どうしても(日本法人の)ユービーアイソフト自ら発売したかったということだ。
PC版の発売日は未定で,現時点では「なんとか11月には」という方向で進められているようだ。ただPC版も,Xbox 360版とほぼ同時期にリリースされるのではないかと推測される。どちらを購入しようか迷っている人のために,「PC版はコンシューマ版と違い,カオスセオリーの目玉であるゴア描写がカットされていない」というケルサレ氏からの情報をそっと載せておこう。(Kawamura)
※画面写真は英語版のものです。
- 関連タイトル:
トム・クランシーシリーズ スプリンターセル カオスセオリー
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