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[G★2007#11]カードコレクション要素も併せ持つ,アーケード版「Audition」
ゲームシステムに関しては,PC版をほぼそのまま踏襲した形。音楽が流れる中,画面に表示される矢印のとおりに,筐体の右側に配置された,矢印(上下左右と斜め)が描かれた八つのボタンを押し,最後に筐体左側の大きなボタンを押すと,画面内のキャラクターが格好良く踊るというものだ。
1985〜87年,あさいもとゆきが「月刊コロコロコミック」で連載していた「ファミコンロッキー」という漫画を知っている人は,4Gamerの読者にどれぐらいいるだろうか? 知らない人のことは置いておいて(ごめんなさい)話を進めてしまうと,作中で描かれるファミコン大会で使用されるコントローラは,ファミコンのそれを机ほどの大きさに拡大したものだったのだが,アーケード版Auditionの入力インタフェースを見たときに,なんとなくそのことを思い出した。
PC版の衣装アイテムは,装着する体の部位ごとに個別のアイテムとして提供されているが,アーケード版のカードでは,頭の先から足まで一揃いのコーディネートとなっている。このカードは,ゲーム内で購入すると筐体下部のカード取り出し口から出てくるので,それをカードリーダーに読み込ませることで,購入したファッションアイテムをキャラクターに着せられる仕組みだ。
また,カードのシリアルナンバーをPC版に入力すると,PC版でも同じファッションアイテムを使えるようになるという。
なおアーケード版は,現在のところ2人までの対戦にしか対応していない。例えば,同じ店舗内で複数の筐体を結んでより大勢で同時に遊んだり,店舗間をネットワークで結んだり……といったことは,今後の検討課題になっているそうだ。
本作の正式稼働は,2007年11月下旬から12月頃の予定。なお,日本での展開については,未定とのことだ。
会場では,カップルが嬉々として試遊している姿も見られた(男性が,彼女と思われる女性にうまいところを見せつけながら,優しく遊び方を説明したりしていた)。
Auditionは殺伐さとはまったく縁のない作品だ。ゲーマーと非ゲーマーのカップルだと,撃ったり撃たれたりといった内容のゲームはプレイしづらい面があるかもしれないが,アーケード版Auditionならば,ゲームセンターで仲良く楽しめるのではないだろうか。
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