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[E3 2005#187]「Warhammer 40,000」の拡張版「Winter Assault」のプレイアブル版が展示
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印刷2005/05/27 16:51

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[E3 2005#187]「Warhammer 40,000」の拡張版「Winter Assault」のプレイアブル版が展示

 Relic Entertainmentが開発を手がける「Warhammer 40,000:Dawn of War」の拡張パック「Warhammer 40,000:Dawn of War - Winter Assault」が,THQブースのちょうど真ん中あたりのスペースに展示されていた。Relic Entertainmentといえば,あの「Homeworld 2」の開発元として名が知られるデベロッパ。その開発力の高さには定評がある会社だ。思い起こせば,ちょうど一年ほど前の2004年のE3直前にTHQがRelic Entertainmentの買収を発表。E3にて「Warhammer 40,000:Dawn of War」を展示するに至ったワケだが,本作に加えて昨今ブーム(?)のミリタリーFPS「Company of Heroes」の開発もRelic Entertainmentが担当しているなど,「PCゲーム市場およびマニア向けの商品開発の分野で期待している」というTHQ側の期待には応えている雰囲気である。

 話をWinter Assaultに戻すが,今回展示されていたのは,すでに一通りの操作が可能なプレイアブル版。主に新たなシナリオと追加されたフィーチャーなどが体験できるようになっており,何かアクションを起こすたびに派手めのイベントシーンが発生していたのが印象的であった。
 ゲームプレイ部分からリアルタイムレンダリングで描写される各種イベントムービーへの移行はシームレスに行われ,ムービーシーンになると上下のインタフェース部分が引っ込み,逆にムービーが終わるときにはまずカメラがすーっと上方へと引いていき,その後でインタフェース部分が復活するという形だ。いわゆる3D RTSでは珍しくない手法ではあるが,ユニットをある地点まで移動させるなどという補助的な任務についても,違和感のないレベルで軽く演出が入るようになっていたのは好印象だ。

 またWinter Assaultでは,各種族ごとに"スーパーユニット"が登場するのも大きな特徴。「Warcraft3」の発売以来,ほかの多くのRTSでも"ヒーローユニット"なるものが登場するようになったRTS界だが,これからの流行は,どうもこの"スーパーユニット"であるような気がしてならない。もっとも,ゲーム自体の映像表現のレベルが飛躍的に高まり,迫力あるユニット/大きなユニットを出せるようになったことを考えると,それを体現するスーパーユニットをゲームに組み入れるのは至極当然の流れなのかもしれないが。
 今回確認できたのは,説明スタッフが言うところの"Super Tank"(正式名称は確認し損ねてしまった)のみで,備え付けてある機銃や主砲を打ちまくりながら群がる敵軍を蹴散らしているのを確認できた。主砲を放ったときなどは,画面全体が揺れる演出になっているなど,その"巨大兵器感"はなかなかのもの。ちなみにその様子は「こちら」のムービーに収録している。興味があればぜひ見ておくとよいだろう。

 残念ながら今回のE3では,Winter Assaultの画面写真などは入手できず,また拡張パックの細部についても話を聞くことができなかったが,5番目となる新たな種族の追加や新たなシナリオが盛り込まれることだけは発表されている。続報があり次第お届けしたいと思う。ちなみに発売は2005年の秋が予定されている。(TAITAI)

  • 関連タイトル:

    Warhammer 40,000: Dawn of War - Winter Assault

  • この記事のURL:
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