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[CES 2018]「GeForce Experience」の新機能「FreeStyle」を試す。「ゲームにリアルタイムポストエフェクト」とはどういうことか
「GeForce 390.65 Driver」の紹介記事でも触れたように,この最新版GFEでは,プレイ中のゲームにリアルタイムでポストエフェクトを適用できる機能「FreeStyle」(フリースタイル)が利用可能になっている。
FreeStyleを使うと,オーバーレイ表示したメニューから,ゲーム画面の色調を変更したり,ゲームにはない効果を適用したりできる。
たとえば,下に示した写真は,PC版「Call of Duty: WWII」の画面に,白黒映画風のエフェクトをかけたものだが,画面が白黒になっているだけでなく,昔の映画フィルムでありがちなノイズまで載っている。そして重要なことに,この画面表示のままゲームをプレイ可能だ。
CES 2018におけるNVIDIAの特設会場では,PC版「ARK: Survival Evolved」を使ったデモを見ることができたが,確かにNVIDIAの言い分どおりの効果が得られると言ってよさそうだ。
FreeStyleの設定パネルは,[Alt+Z]キーによるGFEのインゲームオーバーレイから「Game Filter」を選ぶか,[Alt+F3]キーを押すかで呼び出せるようになっている。
すでにお伝えしているとおり,FreeStyleは,著名なタイトルで広く対応済みだ。GFEのβ版を導入することに抵抗がないなら,まずは挙動を試してみてはどうだろうか。
ゲーム中に[Alt+F2]キーを押すとAnsel対応ゲームでは進行が一時停止し,操作パネルがオーバーレイ表示されるわけだが,まずそのユーザーインタフェースが新しくなっている。また,ゲーム映像からキャラクターだけを抜き出し,それ以外の部分を任意の色で塗り潰すことで,クロマキー合成用のスクリーンショットを作り出すなど,新しい機能が加わっているという。
Anselは対応タイトルがまだあまり多くないが,対応タイトルではこれまでよりもさらに凝った“作品づくり”を行えるようになっているようなので,こちらも機会があれば試してみるとよさそうだ。
GeForce.comのGFEダウンロードページ(英語)
GeForce.comの当該ポスト(英語)
Googleが公表した「脆弱性」に対策する「GeForce 390.65 Driver」は,ゲームにリアルタイムでポストエフェクトをかける新機能にも対応
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