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Razerが新型Webカメラ「Kiyo Pro」を発表。室内の照明に合わせて自然な明るさの映像を作り出す
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印刷2021/02/24 21:14

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Razerが新型Webカメラ「Kiyo Pro」を発表。室内の照明に合わせて自然な明るさの映像を作り出す

 北米時間2021年2月23日,Razerは,新型Webカメラ「Razer Kiyo Pro」(レイザー キヨ プロ,以下 Kiyo Pro)を発表した。同社直販サイトにおける国内向け価格は2万4880円(税込2万7368円)である。

Kiyo Pro
画像集#002のサムネイル/Razerが新型Webカメラ「Kiyo Pro」を発表。室内の照明に合わせて自然な明るさの映像を作り出す

初代のKiyo
画像集#006のサムネイル/Razerが新型Webカメラ「Kiyo Pro」を発表。室内の照明に合わせて自然な明るさの映像を作り出す
 2018年に登場した初代「Razer Kiyo」(以下,Kiyo)は,Webカメラの周囲にリング状のLEDライトを備えて,ゲーム配信者の顔を明るく照らせるという新しいコンセプトを採用したWebカメラだった。それに対してKiyo Proは,LEDライトで被写体を明るくするのではなく,監視カメラにも使われるソニー製の裏面照射型CMOS撮像センサーと,室内の照明条件を計測する光センサーを組み合わせることで,自然な明るさに近い映像を作り出せるのが特徴である。

 さらに,撮影する映像の視野角を,80度,90度,103度の3種類から選択する機能を備えており,正面にいる1人の顔に焦点を当てたり,背景や周囲,被写体の動きも含めた映像を撮ったりすることも可能だ。

Kiyo Pro
画像集#003のサムネイル/Razerが新型Webカメラ「Kiyo Pro」を発表。室内の照明に合わせて自然な明るさの映像を作り出す

 撮影可能な映像のフレームレートも向上しており,1920×1080ドットで60fpsの非圧縮映像を取り込めるようになった。また,30fpsのHDR映像で取り込むことも可能であるという。

スタンドにもなる着脱式クリップを備えるのは,Kiyoと変わらない。クリップを外して三脚に取り付けることも可能だ。接続インタフェースはUSB Type-Cとなった
画像集#004のサムネイル/Razerが新型Webカメラ「Kiyo Pro」を発表。室内の照明に合わせて自然な明るさの映像を作り出す 画像集#005のサムネイル/Razerが新型Webカメラ「Kiyo Pro」を発表。室内の照明に合わせて自然な明るさの映像を作り出す

 税込で2万7000円を超える高価なWebカメラではあるが,部屋に顔を明るくする照明を設置できない,したくないという実況配信者であれば,試してみる価値はあるのではないだろうか。

●Kiyoの主なスペック
  • 基本仕様:USB接続ワイヤードタイプ
  • 接続インタフェース:USB 3.0 Type-C×1
  • 搭載ボタン/スイッチ:未公開
  • 公称本体サイズ:未公開
  • 公称本体重量:未公開
  • ケーブル長:1.5m
  • 主な付属品:USB 3.0 Type-C to Type-Aケーブル
  • 対応OS:Windows 10,8.x以降
《カメラ部》
  • 視野角:80度,90度,103度(切り替え式)
  • 有効画素数:約210万画素
  • 録画解像度:1080p(60,30,24fps),720p(60fps),480p(30fps),360p(30fps)
  • 対応映像コーデック:H.264
  • フォーカス:オートフォーカス
《マイク部》
  • 録音音声周波数:48kHz
  • サンプリング周波数:16bit
  • 感度:−38dB
  • インピーダンス:未公開
  • S/N比:未公開
  • 指向性:無指向性
  • ノイズキャンセリング機能:未公開

RazerのKiyo Pro製品情報ページ

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    Razer

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