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単三乾電池1本で最大280時間駆動のワイヤレスマウス「Razer Viper V3 HyperSpeed」が発表に
Razer直販サイトにおける税込価格は1万1180円。USBレポートレート(ポーリングレート)4000Hzの高速ワイヤレス通信に対応するUSBワイヤレスアダプタ「HyperPolling Wireless Dongle」がセットになったモデルは税込1万3658円である。
Razer製品に詳しい人なら分かるとおり,本製品は,同社独自の低遅延ワイヤレス技術「HyperSpeed」に対応するワイヤレスマウスだ。本体形状は左右対称だが,2個のサイドボタンは左側面のみにあるというシンプルなeスポーツ向けマウスのデザインを採用している。
本製品のポイントは,Razer製ワイヤレスマウスとしては比較的安価(※米ドルでは税別69.99ドル)な製品に,2022年登場の「Razer Viper V2 Pro」と同じ最新世代の光学式センサー「Focus Pro 30K Optical Sensor」を組み込んだ点にある。そのため,トラッキング速度750 IPS,最大加速度70Gといったスペックの高さや,マウスパッドを変えても一貫したリフトオブディスタンスを維持する「スマートトラッキング」といった機能も,そのまま継承しているのだ。
一方で,Viper V2 Proが新型の光学式スイッチをメインボタンに採用していたのに対して,Viper V3 HyperSpeedは従来型のメカニカルスイッチを採用している。また,重量も乾電池込みで約82gと,Viper V2 Proの約58gよりは重い。ボタンの形状もシンプルで,細かいところで価格相応の仕様となっているようだ。
昨今の円安の影響で,米ドルでの価格からすると国内価格からは割安感が感じられないのは残念であるが,比較的安価で最新センサーを搭載するRazer製ワイヤレスマウスという点に,魅力を感じる人は少なくなさそうだ。
RazerのViper V3 HyperSpeed製品情報ページ
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