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Logitech G,初のスピーカーセットとなる2.1chモデル「G560」を世界市場で発表。USBとアナログ,Bluetooth接続をサポート
G560は,USBおよびアナログのワイヤード接続だけでなく,Bluetoothによるワイヤレス接続もサポートする点,そして,同じタイミングで発表となったキーボード「G513 RGB Mechanical Gaming Keyboard」と同様に,Logitech Gのイルミネーション同期技術「LIGHTSYNC Technology」(以下,LIGHTSYNC)に対応したカラーLEDイルミネーションを備える点,そしてPCとのUSB接続時にはオブジェクト指向のバーチャルサラウンドサウンド機能「DTS:X」を利用できる点が大きな特徴となっている。
北米市場におけるメーカー想定売価は199.99ドル(税別,約2万1163円)となっている。
LIGHTSYNC用のLEDは,サテライトスピーカーの底面側と背面側の2か所にある。底面側の光は,輪のようなスタンド部分の内側に反射して見える間接照明として機能する仕様だ。
G560のLEDイルミネーション機能で面白いのは,合計4か所にあるLEDを,ゲームと連動して光らせられることだ。統合ソフトウェア「Logitech Gaming Software」(日本では「Logicoolゲームソフトウェア」)から,ゲーム内の色傾向をリアルタイムで分析して,その色で机や背面の壁を照らせるようになっているのである。下に示したのはLogitech Gが示している例だが,ゲームの進行状況に応じて,プレイヤー周辺の色を異なる色で2分割したり,机と壁を使って4分割したりできるのだ。
実際にどんな感じで色が移り変わるのかは,Logitech GのG560プロモーションムービーを見てもらうと分かりやすいだろう。
サブウーファに内蔵する3ch(=2.1ch)アンプの出力は最大240W,平均120W。現在のところ,Bluetooth接続時に利用できるプロファイルやコーデックの詳細は明らかになっていない。
間接照明によるLEDイルミネーション機能は,対応ゲームの有無やPC周辺の環境に左右される面があり,誰にとっても有用というわけではないが,ゲームへの没入感を高めるアイデアとしては面白いだろう。実機での光具合を確かめてみたいところであり,国内市場への投入を期待したい。
●G560の主なスペック
- 最大出力:240W
- 周波数特性:40Hz〜18kHz
- 出力音圧レベル:97dB
- 感度:84dB@1m/1w
- インピーダンス:10KΩ
- 入力:USB,3.5mmミニピン,Bluetooth 4.1
- 出力:スピーカー×2,サブウーファ(2.1chステレオ)
- Bluetooth対応プロファイル:未公開
- Bluetooth対応コーデック:未公開
- サイズ:約166(W)×118(D)×148(H)mm(スピーカー1本),約255(W)×207(D)×404(H)mm(サブウーファ)
- 重量:約1.79kg(スピーカー1本),約5.5kg(サブウーファ)
- ケーブル長:2.5m(付属USBケーブル),2.2m(サブウーファ〜スピーカー),2.2m(電源)
- 消費電力:未公開
- 保証期間:1年間
LogitechのG560製品情報ページ(英語)
- 関連タイトル:
Logitech G/Logicool G
- この記事のURL:
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