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[Gamescom]思わず「そこまでやるか」と口にしてしまいそうな,ハチャメチャ海賊アクション「Captain Blood」
本作は,海賊「キャプテンブラッド」となって17世紀のスペインを舞台に大暴れするアクションゲームだ。海賊だけに基本的には船上での戦いとなるが,ミッションによっては陸地で戦うこともある。次から次へと現れる敵を片っ端からなぎ倒しつつ進むのだが,その倒し方が強烈だ。最初は手に持った剣で切りつけたりキックをかましたりと,割と普通だが,相手のダメージが一定量を超えると,フィニッシュムーブを決められる。このフィニッシュムーブがどれもヒドイものばかりで,相手の頭を脇に抱え込み,超至近距離で銃撃を食らわせたり,両足をばっさりと切り落としてしまったりと容赦がない。
リアルなグラフィックスでこの手のアクションを展開されると,目を覆いたくなるかもしれないが,キャラクターデザインや動きがコミカルなのであまり残酷さは感じない。それは筆者だけではなかったようで,プレゼンテーションの最中は,ほかのメディアの笑いが絶えなかったほどだ。
なお,このフィニッシュムーブはゲーム内のお金を使って,新たなものを購入できる。その性質上,買い足さなくてもまったく問題はないが,ついつい買い揃えたくなりそうだ。
また本作では,船に備え付けられている大砲を撃つことで,それで敵船を迎撃できる。大砲の威力は絶大で,命中すれば船は大破,航行不能になる。自キャラに近づいてくる敵を倒すだけでなく,遠方から船で押し寄せてくる敵も大砲で始末しておかないと,敵だらけになってしまい,ピンチに陥りやすくなるのだ。敵をバッサバッサとなぎ倒しつつ,ときには大砲をぶっ放す。デモンストレーション見る限りだが,かなり忙しいゲームのようだ。
ちなみに動き自体はコミカルだが,フィニッシュムーブの種類によっては,かなり大量の血が出てくることもある。あまり血を見たくない人はフィニッシュムーブの選択に気をつかったほうがよさそうだ。
1Cにしては珍しいカジュアルなゲームで,システムなどに革新的なものはないが,キャプテンブラッドの動きを見ればグッと来る人もいるかもしれない。プロモーションムービーも合わせて掲載したので,参考にしてほしい。
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Captain Blood
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