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実名選手の育成も楽しめるオンラインプロ野球ゲーム「パーフェクトナイン」のティザーサイトが17:00に公開。CBT参加者募集も
「パーフェクトナイン」ティザーサイト(8月14日17:00オープン)
●クローズドβテスト概要
・募集期間:8月14日(金)17:00〜8月21日(金)23:00
・実施期間:8月18日(火)17:00〜8月24日(月)23:00
※11:00〜23:00がサーバーオープン時間
・対象者:playncアカウントを持っていれば誰でも参加可能
・ゲームモード:チュートリアル,投球練習,打撃練習,育成モード
※2009年度のプロ野球12球団のチームを選択して,オンライン対戦が可能
・球場:東京ドーム,ナゴヤドーム,各種仮想球場
※球場は随時追加予定
・備考:期間中は,サーバーダウンや動作不具合が生じる可能性がある。CBTでの戦績及び選手データは,オープンβテスト,正式サービスには引き継がれない
本作は,1vs.1のオンライン対戦をメインとしたアクションベースの野球ゲーム。2009年度のプロ野球全12球団に所属する,各球団の一軍・二軍選手約800名が写真付きの実名で登録されている。
また,クローズドβテストの段階では,仮想球場のほか,東京ドームと名古屋ドームが実名で登場(オープンβテストでは阪神甲子園球場も実装予定)。ギャオス内藤氏らによる実況,解説音声も,対戦時の臨場感を盛り上げてくれそうだ。
ちなみに本作は,韓国ではNeowiz gamesが「Slugger」として運営しているタイトル(開発元はWise Cat)。しかし,選手のデータだけでなく,キャラクターグラフィックスもアニメ調だったSluggerと比べ,リアル路線に一新されるなど日本向けにかなり手が加えられている。
そんな本作の主な特徴は,ゲームの操作をほぼすべてマウス一つで行える点と,選手の育成要素が盛り込まれているという点。
まずは,以下のプロモーションムービーをご覧いただきたい。
このプロモーションムービーからも一目瞭然だが,本作は攻撃時(打撃時),守備時(投球時)ともにキャッチャー側からの視点で,選手や球場は3Dで描かれている。いわば,野球ゲームとして非常にオーソドックスな画面構成が採用されているわけだ。
そしてプレイヤーは,攻撃時なら打者をメインに走者を操作し,守備時なら投手をメインに野手(捕球は基本的にオート)を操作することになる。このあたりの作りも,多くの人が慣れ親しんできた野球ゲームの定番を踏襲しているといえるだろう。
試合中のほぼすべてを,マウスだけで簡単に操作可能
打撃時には,マウス操作でスイングするゾーンを選び,左クリックでスイング。マウスのスクロールホイール操作で,ミートゾーンを小さくしてパワースイングをすることもできる。マウスを右クリックすれば,バントも可能だ。
走塁は,画面右上に描かれたダイヤモンドから塁を選択してクリックするだけだ。なお,1塁はDキー,2塁はWキー,3塁はAキー,本塁はSキーに割り当てられており,キーボードを併用することもできる。
一方,投球時には画面に表示される球種を選択後,投球コースをマウスで決定するのだが,ここは少し個性的な仕様となっている。
具体的には,球種選択後にパワーゲージが表示され,その中をカーソルが右へ動いて左に戻る。この間に,左クリックの長押しによってパワーを決定し,タイミング良くもう一度左クリックを押すことで一連の操作が完了するという流れである。
どことなくゴルフゲーム的な操作方法で,二度目に左クリックをするタイミングが悪ければ,失投となってしまうので,ボールが手を離れる瞬間まで,気を抜くことはできないというわけだ。
また,前述のとおり野手の捕球はオートだが,送球時には走塁時同様,画面右上のダイヤモンドから塁を選択することになり,このときも左クリックの長押しによって送球パワーが変化する。
と,少々長い説明になってしまったが,実際に触ってみるとマウスのみの操作は予想以上に違和感がなく,かなり直感的にプレイできた。オンライン野球ゲームで遊んでみたいが,キーボード操作は苦手,でもゲームパッドは持っていないし,だからといって買うほどでも……といった人にとって,非常に取っつきやすいゲームという印象だ。
実名選手を試合を通じて育成できる
だが本作では,現在のところオリジナル選手の作成や育成には対応していない。しかしその代わり,約800もの実名選手を,自分のプレイスタイルに応じた形で成長させられるのだ。
といっても,育成シミュレーションのようにトレーニングメニューを選手に課したり,ミニゲームをこなして能力値を上げていったりするわけではなく,実際にその選手が試合を通じてどのような結果を残したかによって,さまざまな能力が伸びていくのである。
例えば野手の場合は,パワー,ミート,走力,守備,送球という五つの能力に対し,試合中の行動に応じた経験値が加算され,一定値を超えるとレベルアップするという仕組み。投手の場合は,よく投げた球種ほど,そのレベルが上がっていくという形だ。
ただし,どの選手もプレイヤー好みの形へ成長させられるわけではない。やはりベースとなる選手ごとに,各能力の伸びしろが設定されており,その範囲内で現実のプロ野球とはちょっと異なる“if”を楽しめるのである。
なお,本作には過去10年分の選手データが登録されており,例えばAという選手がいた場合,2009年のA選手と2003年のA選手は別物扱いとなるため,同じチームに共存させられる。そして,それぞれを育成できるので,同姓同名……というか同一人物のはずなのだが,方向性は同じであっても細部の異なる選手を作り上げていくといった楽しみ方ができるのだ。
選手の一部は課金アイテムとして登場
そのため,各球団から好きな選手を集め,自分好みのオリジナルチーム作りをするといったことはできない。将来的には,選手のトレード機能も実装予定となっているので,ある程度はそういったことも可能になるだろうが,ゼロからチームを作り上げていくといった形ではないのだ。
むしろ,好きな球団に思い入れを持って強くしていくといった楽しみ方こそが,本作のポイントといえるだろう。
プロ野球を題材としたオンラインゲームは現在,ブラウザベースのカードゲーム「ドリームベースボール2009」(スポーツレイティングス),往年の名作をオンラインゲーム化した「プロ野球 ファミスタ オンライン 3」(NHN Japan),チーム編成を考えながら手軽に遊べるシミュレーションの「プロ野球チームをつくろう!ONLINE 2」(セガ),そしてゲームならではの“魔球”要素を盛り込んだ「プロ野球列伝 レジェンドナイン」(ゲームポット)の4タイトルがサービスされている。
ここに割って入る形となるパーフェクトナインが,この先どのように存在感を高めていくのか,気になる人もいるだろう。まずはクローズドβテストに参加して,どんなゲームなのかを体験してほしい。
「パーフェクトナイン」ティザーサイト(8月14日17:00オープン)
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