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香港GELID,GeForce GTX 400シリーズに対応したGPUクーラーを発表
ICY VISIONの対応製品は下に示したが,最大のポイントは,GeForce GTX 400シリーズが対応製品に含まれることだろう。「GeForce GTX 480」リファレンスカードだと,高負荷時のGPU温度が88℃に達するとしたGEILD Solutionsによれば,ICY VISIONへの換装で,これを61℃にまで下げられるという。また,低負荷時の温度も,リファレンスカードが46℃のところを,37℃に抑えられるとのことだ。
本体は,銅製のGPUベースから5本のヒートパイプが0.4mm厚という84枚のフィンへ伸び,それを92mm角のファン2基で冷却する構造。本体サイズは216(W)×95(D)×52(H)mmなので,グラフィックスカードが差さるスロットと,それに隣接した2スロットを占有する,3スロット仕様のクーラーだと思われる。
残念ながら現時点で国内販売は未定だが,夏に向けて,登場が楽しみな製品とはいえそうだ。どこか販売代理店が付くといいのだが。
→GELID Solutionsの製品紹介ページ
●ICY VISIONの対応GPU(※メーカーサイトより)
- ATI Radeon HD 5870/5850
- ATI Radeon HD 4890/4870/4850
- ATI Radeon HD 3870/3850
- ATI Radeon HD 2600/2400
- GeForce GTX 480/470/465
- GeForce GTX 285/280/275/260
- GeForce GTS 250
- GeForce 9800 GTX
- GeForce 9800 GT
●ICY VISIONの主なスペック(※メーカーサイトより)
- サイズ:216(W)×95(D)×52(H)mm
- 重量:465g
- ヒートパイプ:5本
- ファン:92mm角×2(回転数2000rpm)
- エアフロー:67.14CFM
- 公称動作音:26dBA以下
- 発売予定時期:2010年6月末
- メーカー想定売価:55ドル
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