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国内外の最新おもちゃが勢揃い,東京おもちゃショーレポート
おもちゃという分野は,4Gamer的にはちょっとかする程度なのだが,エンターテインメントの最新情報ということでレポートしてみたい。
とりあえず,PCゲーム絡みの話題から行ってみよう。
武装神姫の新ラインアップ
7月10日発売
第9弾(デザイン:たにめそ)
カブト型MMSランサメント
クワガタ型MMSエスパディア
各4410円(税込)
9月18日発売
ライトアーマリーシリーズ第1弾(デザイン:島田フミカネ)
天使コマンド型MMSウェルクストラ(眠り顔付き)
悪魔夢魔型MMSヴァローナ(照れ顔付き)
各3045円(税込)
10月30日発売
ライトアーマリーシリーズ第2弾(デザイン:マーシーラビット)
シスター型MMS ハーモニーグレイス(ウインク顔付き)
ナース型MMS ブライトフェザー(困った顔付き)
各3045円(税込)
11月20日発売
第10弾(デザイン:間垣亮太)
コウモリ型MMSウェスペリオー
サソリ型MMSグラフィオス
各5460円(税込)
12月4日発売
2周年記念モデル(デザイン:島田フミカネ)
天使型MMSアーンヴァル トランシェ2
悪魔型MMSストラーフbis(マスクフェイス付き)
各4410円(税込)
9月からお手頃価格のライトアーマリーシリーズが新たに展開されていく。12月には2周年記念モデルとして,第1弾として登場した2体のMMS「アーンヴァル」と「ストラーフ」がバージョンアップされて再登場するという。ちょっとお高い第10弾は,それぞれコウモリ型とサソリ型に変形可能なうえ,なぜか合体してドラゴンモードになるという凝った構成になっている。
さらに,武装神姫ではないが,コナミがアーケードゲームで展開しているクイズマジックアカデミーシリーズのキャラクター,ルキア,シャロン,ユリがMMSとして登場する。こちらは9月12日の発売予定だ。
ぬいぐるみ連動アバターサービス
キャラクターなどはサンリオとの協業となっている。ほかにバンダイのガシャポンほか,いろいろな企業と協業していくようで,製品展開は今年の10月頃から動き始めるようだ。海外では,オンラインのアバターとぬいぐるみなどをセットにしたビジネスで大成功を収めているところもあるとのことで,日本でも同様の展開に期待するところが多いのだろうか。
あまり本格的なゲームではないが,おもちゃとオンラインコミュニティを組み合わせた点が興味深い。
新方式? PCプラネタリウム
STELLAR WINDOWは,CD-ROMとUSBデバイスをセットにした新方式のPCプラネタリウムソフトだ。一見USBメモリのようなデバイスには,地磁気センサ,加速度センサなどが入っており,ノートPCに差してソフトを起動すると,画面の向いた方向の星空を映し出してくれる。デスクトップPCであれば,延長ケーブルをつないで,USBセンサを向けた方向の星空を眺めることができる。あまり「おもちゃ」ぽくない製品だが,なかなか遊び心のあるプラネタリウムソフトである。
トレンドは食べ物か?
PCに関連したネタは非常に少ないので,ここからは会場で見た面白そうなものを適当に挙げてみたい。
ざっと見回って思ったのは,食べ物関係のおもちゃがかなり多いということだ。実際に食べられるものが作れるおもちゃもあれば,食べられないけど本物そっくりのものが作れるおもちゃもある。いくつかPickUpしてみよう。
同じくタカラトミーブース,昨年は「いえそば」などを出展していたのだが,今年はパスタマシン「Pasta Pasta」が展示されていた。これを使えば,ファルファッレやリガトーニ,コルツェッティなど,8種類の生パスタが作れる。モチモチ生パスタが好きな人には堪えられない製品だ。
バンダイの「ふとまきまっきー」は,直径,1cm,3cm,5cmの海苔巻きが作れるマシンで,ポイントは細巻きを使った飾り巻きが楽しめること。3cm巻きをハート型の型で押しつぶして5cm巻きに入れるとか,1cm巻きをいくつか作って,太巻きにデザインしながら配置するなど,料理を兼ねていろいろな遊び方ができる。前作の「のりまきまっきー」よりは楽しみ方が広がっている。
セガトイズの「くるりんアイスクリン」は,材料を入れてレバーをぐるぐる回すだけでアイスクリームが作れるアイスクリームメーカーだ。内側の容器を冷凍庫で一晩冷やさなければならないなど,使い勝手は微妙な点もあるが,結構本格的なアイスクリームができる。
メガハウスでも同様なアイスクリーム製造機「てづくりアイスショップ」の実演をしていた。こちらは材料をかき混ぜたあとで冷却するようだ(?)。意外と本格的といわれるパン製造機「こねぱん」で有名な同社は,アイスクリーム以外にケーキ作りの「プチケーキビュッフェ」なども発売する予定だ。
食べられない食品おもちゃでは,リアルおままごとというよりは,食品サンプルのクオリティで本物そっくりなものが作れるものが見受けられた。
セガトイズの「よくばりケーキバイキング」は,スポンジ部分はできあがっており,主にお菓子のデコレートを楽しむおもちゃだ。
デコレートに使う生クリームもどきは,本物の生クリーム同様の絞り袋に入っており,実はパティシエが練習用に使う材料と同じものだそうだ。くるっと巻いたり,ツノを立てたりと本物の生クリームと同じ表現ができる。お菓子作りの練習にはなるのだろう。ちなみに,食べられないが食べてもとくに害はないという。作ったお菓子は,乾燥させるとそのまま保存できる。
バンダイの「こなぷん」による料理シリーズはなかなか凝っている。もともとケーキやドーナツなどリアルなお菓子が作れることで有名だったこなぷんだが,一般料理にまで進出してきた。
カレーやスパゲティなど,ランチセットをそのまま再現する感じで,こなぷんで海老フライを作って油風の溶液に浸すと,海老フライから泡が出て,できあがると浮いてくるという凝りようだ。お米のこなぷんを適量の水につけてしばらくすると,つやつやと炊き上がったご飯風の状態になる。もう,食べられるようにしてもいいんじゃないかという感じ(食べても害はないみたいだが)。
飛びモノいろいろ
海外製のよく分からない飛行物体「ミステリーUFO」は,実演はなかったものの,プロモーションビデオがなかなか人目をひいていたので,その一部を紹介しよう。とにかく見てもらうのが一番早い。
ヘリコプター型(?)ラジコンの「ワンダースピン」は,ヘリのローターだけを抜き出したようなラジコンだ。センサ付きで,壁などを自動的に避けてくれるという優れもの。これを利用して,ラジコン操作だけでなく,手を近づけて浮遊するワンダースピンを操作する「念力モード」なども用意されている。
東京おもちゃショーは,19日と20日は商談見本市として開催されるため,一般の人の入場はできない。21日と22日は一般公開日となっている。一般公開日には,子供向けのアトラクションなどもいろいろ用意されているので,都内にアクセスできる人なら週末は家族連れで出かけてみるのもよいだろう。入場は無料である。今年出てくる新しいおもちゃにいち早く触れることができるイベントなので,興味のある人はぜひ出かけてみよう。
東京おもちゃショー2008
http://www.toys.or.jp/toyshow/index.html- 関連タイトル:
武装神姫 BATTLE RONDO
- この記事のURL:
(C)2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
- 武装神姫 アーク
- Toy
- 発売日:1970/01/01
- 価格:¥14,960円(Amazon) / 5400円(Yahoo)
- 武装神姫 飛鳥Toy
- 【 7月 発売予定 】武装神姫 エスパディア価格:8392円