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シリーズ最新作「Codename:Panzers -Cold War」,2007年に発売
「Codename: Panzers」シリーズは,第二次世界大戦に題材を取ったRTSとして高い評価を獲得しており,これまで二つのタイトルがリリースされている。いずれも日本語ローカライズされ(「コードネーム:パンツァーズ」「コードネーム:パンツァーズ 〜フェーズ2〜」),日本のRTSファンにも好評をもって迎えられた。
最新作となる「Cold War」では,タイトル通り東西冷戦の時代を背景に,架空の戦場を舞台にNATO軍とワルシャワ条約機構軍が激突する。ちなみに,第二次世界大戦以外をテーマにするのはシリーズ初のことだ。デベロッパであるStormregionはハンガリーのブダペストに本拠を置く会社で,Codename: Panzersシリーズのほか,同じく第二次世界大戦を描いたRTS,Rush for Berlinシリーズを手がけている。
Codename: PanzersシリーズはこれまでドイツのCDV Software Entertainmentが,またRush for BerlinシリーズはDeep SilverとParadox Entertainmentがパブリッシングしており,欧州勢でがっちり固めていた感があった。それだけにアメリカの,というか世界最大のパブリッシャであるEAがシリーズの最新作を扱うとはやや意外な話である。サポートを含め,やはり大企業のほうが有利だという判断だろうか?
もっともこれは,ごくジャーナリスティックかつ野次馬的な視点で,プレイヤーとしては,「適正な価格で」「スケジュール通りに」「まんべんなく」販売してくれれば,どこの会社が売ろうとかまわない話ではある。(松本隆一)
- 関連タイトル:
Codename Panzers: Cold War
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