プレイレポート
【PR】「MHF-Z」,新武器種「マグネットスパイク」が本日実装。「超重量級」「磁力による高速移動」「斬打切り替え」を備えた万能武器の登場か?
カプコンは本日(2018年9月26日),オンラインハンティングアクション「モンスターハンター フロンティアZ」(PC / PS4 / PS3 / PS Vita)の大型アップデート「モンスターハンター フロンティア ZZ(ダブルゼット)」を実施する。
今回のアップデートで目玉となるのは,2014年に登場した穿龍棍以来となるオリジナル新武器種「マグネットスパイク」の実装だろう。
ここでは,実装に先駆けてマグネットスパイクを触ってきたので,武器の特徴を改めて紹介するとともに,実際に使用したインプレッションをお届けしていく。
※今回の記事では,PC版の開発環境でMHF推奨コントローラのロジクール F310を使用した。ボタン配置についてもそれに準拠したものとなっている。
「モンスターハンター フロンティアZ」公式サイト
超重量級でありながら,素早い動きを実現
マグネットスパイクは,「超重量級の近接武器」「磁力を用いたアクション」「斬モード/打モードの切り替え」の3つのキーワードを元に開発された武器だ。
“超重量級”と銘打たれているものの,極ノ型のみの実装ということで,斬打双方のモードで抜刀ダッシュが可能となっており,ふつうに使っていても立ち回りが鈍重に感じられるケースはあまりない。したがって“超重量級”の表現は,どちらかといえば一撃一撃の重さや武器自体の大きさを指していると捉えたほうがいいだろう。
斬モード |
打モード |
マグネットスパイクの大きな特徴は,何といっても磁力を用いたアクションだ。磁力アクションは大きく「磁界接近&離脱」と「磁力回避」の2系統に分かれており,前者は「磁界銃」でモンスターに磁界を付与し,それを利用して長距離のヒット&アウェイを可能にする。
なお,磁力アクションは,おおよその行動において1回発動するごとに画面左上に表示されている「磁力ゲージ」を1つずつ消費する。磁力ゲージは,時間経過で自動的に回復していくが,通常攻撃を当てることで回復速度を上げることができ,最大で5つまでストックできる。
「磁界接近&離脱」のアクションは,基本的にコントローラの[R1]ボタン二度押し(2回目は押しっぱなし)によって磁界銃のレティクルを表示させて行う。レティクルが表示されている状態で,モンスターの任意の部位に照準を合わせ,[B]ボタンを入力すると磁界銃から磁界を射出。首尾よくモンスターに磁界を付与できたら,今度はレティクルの色が赤のときに[Y]ボタンを入力すると引力が発生し,ハンターが磁界の付いたモンスターの部位に急接近する「磁界接近」が発動する。
逆にレティクルの色が青のときに[A]ボタンを入力すると斥力が発生し,ハンターがモンスターから急速に離れる「磁界離脱」が発動する。なお,レティクルの色はハンターとモンスターの距離によって変化し,遠距離なら赤,近距離なら青となる。この距離感を掴んでしまえば,容易にヒット&アウェイができるようになるというわけだ。
とくに磁界接近は,かなりの遠距離から一気にモンスターとの距離を詰めることができるので,「走り回るモンスターを追いかけるのがだるい」という局面にはもってこいだ。一方,磁界離脱は,モンスターの広範囲攻撃などを回避するときに非常に有効となっている。
磁界はハンター一人につきモンスターの一部位にしか付与できないが,付け替えは可能となっている。例えば最初に頭部に磁界を付与して磁界接近を発動させ,打モードでスタンを取ったのち,尻尾に磁界を付け替えて斬モードで切断,といった使い方ができる。
なお,磁界接近は強力な行動ではあるが,接近中のハンターにはスーパーアーマーなどが付与されず,モンスターの攻撃が通常時と変わらずヒットする。磁界接近中に[B]ボタンを押せば行動をキャンセルして,その場に着地できるので,緊急時の回避方法として使っていきたい。
磁力回避は[R1]ボタンと[Y][A][X][B]いずれかのボタンの同時入力で,前後左右へ回避しつつ,次の攻撃につなげられる。打モードでは,後ろまたは左右に回避したのち,[Y]または[B]ボタンで「磁衝撃」という磁力アクションに派生が可能で,斬モードでは[R1]+[A]で後ろに回避しつつ攻撃する「斬り下がり」,[R1]+[Y]で前方に2回攻撃する「磁力二連斬り」がそれぞれ発動する。
また,[R1]+[Y][B]で,少し離れたところから素早くモンスターに飛びかかり攻撃する「磁力強襲」が発動できる。ここからさらに磁力回避にも移行できるので,動きの一つとして覚えておくとよさそうだ。
磁力を使ってモンスターを拘束。攻撃のチャンスを生み出そう
マグネットスパイクは,磁力アクションに限らず,攻撃をヒットさせることでモンスターの身体に磁力が蓄積されていき,最大蓄積時に斬モードの磁力二連斬り,あるいは打モードの磁力二連振りから派生できる「磁縛」を当てることで,モンスターを拘束できる「磁縛アクション」を発動できる。
磁縛アクションは[L]スティックをガチャガチャ動かしつつ,[Y][B]ボタンを連打することで拘束時間を延長でき,さらに一定以上の間モンスターの拘束に成功すると,[R2]トリガーで「磁縛フィニッシュ」に移行する。この攻撃は,モンスターを確実にダウンさせるため,一連の流れは大きな攻撃チャンスとなる。
なお,磁力の蓄積は状態異常の毒や麻痺と似た仕様となっているとのことだが,蓄積度合いは見た目ですぐに分かるようになっているため,ここぞというタイミングで使用するとよさそうだ。
ハンターに大きな攻撃チャンスをもたらす磁縛アクションだが,その効果の高さゆえ,連続使用ができないようにモンスターの磁力蓄積に調整が施されている。また,磁力を操るモンスターや,超大型など一部のモンスターには効果がない。
しかしそうはいっても,磁力の蓄積度がエフェクトから判別可能で,かつハンターの攻撃により任意のタイミングでモンスターの拘束を始められるため,磁縛アクションが麻痺や罠といった,ほかの拘束手段とは異なる使い勝手の良さを発揮するのは間違いないはずだ。
そのほかマグネットスパイクは,斬打の各モードいずれかを使い続けると「磁纏(じてん)ゲージ」が溜まっていき,最大になるとそのモードが一定時間強化される「磁纏強化」が発動する。一度の狩猟で2つのモードを使い分けるときは,ゲージの溜まり具合を確認しつつ,モードチェンジを行っていこう。
さらにマグネットスパイクは,斬打どちらのモードにおいても[R2]でガードが可能だ。モンスターの攻撃にタイミングを合わせてガードすると,斬モードでは「ガードカウンター」が,打モードでは「ジャストガード」がそれぞれ発動でき,さらに打モードのジャストガードは成功時に[Y]ボタンを入力すると,モンスターに飛びかかって攻撃する「ガード強襲」が発動する。
4年ぶりに追加となる新武器種を思う存分楽しもう
以上,インプレッションを交えてマグネットスパイクの主立った特徴をピックアップしてきたが,ごく短い時間しか触れていないのでその全貌はまだまだ掴み切れていない。例えば打モードには横3連攻撃があり,3回目の攻撃が溜め可能だったり,[Y]+[B]の同時入力による「バックスタンプ」のモーションがほかの武器種では見られないような仕上がりだったりと,紹介しきれていないポイントがたくさんある。
しかし,アクションに選択肢が多く,何でもできるがゆえに何をすればいいのか悩ましい印象を受けるマグネットスパイクだが,操作自体は意外にもシンプルで扱いやすい武器だと感じられた。新米ハンターにも間違いなくオススメできる武器なので,ぜひ多くのハンターに触ってみてほしい。
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