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[CES 2018]SteelSeries,新型ワイヤードマウス「Rival 600」を発表。2つの光学センサーで最小0.5mmのリフトオフディスタンスを実現
Rivalシリーズの上位モデルという位置づけのRival 600を特徴付けているのは,SteelSeriesが「TrueMove3+ Dual Sensor System」と呼ぶセンサーシステムだ。Rival 600は,「Rival 310」「Sensei 310」でも搭載される,最大トラッキング速度350IPS,最大加速度50Gの光学センサー「TrueMove3」とは別に,「Depth Sensing Linear Optical Detection」という深度計測用光学センサーも搭載する,デュアルセンサー仕様になっているのである。
深度センサーにより,マウスがマウスパッドから離れたとき,どのタイミングでセンサーをストップさせるか,そしてトラッキングを再開させるかをカスタマイズでき,最小0.5mmのリフトオフディスタンスに設定することも可能だという。
公称サイズは69(W)×131(D)×43(H)mmでややボリュームを持たせつつ,重量を公称96g(※ケーブルを含むか否かは未公開)に抑えているのもポイント。搭載しているギミックの割に,軽量に仕上げてきた印象だ。重量調整用に4gの錘(おもり)が8個付属し,マウスの両サイドのカバーを外して中に追加することで,重量は96〜128gの範囲を4g刻みで変更でき,かつマウス全体の重量バランスは256通りから選択できるのも,SteelSeriesは大きな特徴と位置づけている。
Rivalシリーズの新作なので,本体デザインはもちろん右手用。画像から判断すると,ボタンは左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,ホイール手前に×1,そして左サイドに×3という構成だ。左右メインボタンには,公称6000万回の耐久性を持つ独自のメカニカルスイッチを採用しているとのことである。
現時点では発売日は不明なものの,SteelSeriesの日本公式Twitterアカウントは,国内販売の予定ありとアナウンスしている。2つのセンサーによる挙動がどれほどのものになるのか,大いに気になるところだ。
●Rival 600の主なスペック
- 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤードタイプ
- 搭載センサー:PixArt Imaging「TrueMove 3」+リフトオフディスタンスのみトラッキングする光学センサー
- ボタン数:7(左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,スクロールホイール手前×1,左サイド×3)
- 最大トラッキング速度:350IPS
- 最大加速度:50G
- フレームレート:未公開
- 画像処理能力:未公開
- トラッキング解像度:100〜12000CPI(100CPI刻み)
- ポーリングレート(USBレポートレート):未公開
- オンボードフラッシュメモリ:搭載(容量未公開)
- データ転送フォーマット:未公開
- リフトオフディスタンス:0.5〜2mm
- LEDイルミネーション:搭載
- 公称本体サイズ:69(W)×131(D)×43(H)mm
- 公称重量:96g(ケーブルの有無は未公開,錘の追加で最大126g)
- マウスソール:未公開
- 公称ケーブル長:未公開
- 対応OS:未公開
- 保証期間:未公開
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