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Valve,Linux向けSteamのβクライアントをアップデートし,Steam Playの機能を強化
Steam Playとは,Valveが2010年に始めた取り組みで,Steamで購入したゲームがプラットフォームの枠を超えてプレイできるという機能だ。PC(Windows)とMac,Linuxが同じSteamプラットフォームとして統一され,どこでもゲームが楽しめるようになることを目的としている。
今回のアップデートでは,Linux向けβクライアントにWindowsとの互換性を提供するソフトウェアとして,従来の「Wine」の機能強化版となる「Proton」が採用された。これにより,Linuxユーザーは,Linux版が用意されていないゲームであってもダウンロードしてプレイすることが可能になり,SteamworksとOpenVRもネイティブでサポートされるとのこと。
さらに,OpenGLの後継である「Vulkan」による,DirectX 11およびDirectX 12との互換性強化や,改良されたフルスクリーンモード,パフォーマンスの向上などが提供されるという。
現在Steamでは互換性検証を進めているが,発表では以下のタイトルがテスト済みとして公開されている。
- Beat Saber
- Bejeweled 2 Deluxe
- Doki Doki Literature Club!
- DOOM
- DOOM II: Hell on Earth
- DOOM VFR
- Fallout Shelter
- FATE
- FINAL FANTASY VI
- Geometry Dash
- Google Earth VR
- Into The Breach
- Magic:The Gathering - Duels of the Planeswalkers 2012
- Magic:The Gathering - Duels of the Planeswalkers 2013
- Mount&Blade
- Mount&Blade: With Fire & Sword
- NieR:Automata
- PAYDAY:The Heist
- QUAKE
- S.T.A.L.K.E.R.:Shadow of Chernobyl
- Star Wars:Battlefront 2
- Tekken 7
- The Last Remnant
- Tropico 4
- Ultimate Doom
- Warhammer 40,000: Dawn of War - Dark Crusade
- Warhammer 40,000: Dawn of War - Soulstorm
Steam for Linux「Introducing a new version of Steam Play」
Steam公式サイト
- 関連タイトル:
Steam
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