ブラウザで手軽なスパイアクションを楽しもう！　SOE，Facebook用ゲーム「The Agency: Covert Ops」のβ版を公開

　Sony Online Entertainmentは，Facebook用ゲーム「The Agency: Covert Ops」のβ版を公開した。

「The Agency: Covert Ops」公式サイト

　The Agency: Covert Opsは，海外では手軽なソーシャル・ネットワーキング・サービスとして絶大な人気を誇り，2008年からは日本語版も登場しているFacebook用のゲームだ。
　秘密組織のトップエージェントとなったプレイヤーが，テロ組織や犯罪組織などを相手にしたミニゲームを楽しむもので，Facebook上で動作するブラウザゲームのため，クライアントのダウンロードは不要だが，Facebookのユーザー登録（無料）をする必要がある。

　エージェントのクラスは「Weapon Specialist」「Recon Specialist」「Tactical Specialist」「Gadgeteer Specialist」，そして「Elite Specialist」の5種類だ。職業を選択したら，髪型やシャツの種類などを選らんでプレイヤーキャラクターをカスタマイズし，自分だけのオリジナルエージェントを作ろう。


　キャラクターができたら，あとはアムステルダムの司令部からもらうミッションを遂行して，首尾よくクリアできれば報酬が手に入るというダンドリ。ミッションの内容としては，敵エージェントとの戦闘や，安全な隠れ家を見つけ出すものなどがあり，ミッションで手に入れたパーツを使って新たな武器の開発ができるほか，レベルが上がるたびに得られるポイントを，体力や攻撃力などに適宜割り振り，自分好みのエージェントにしていくことも可能だ。
　“敵エージェントとの戦闘”といっても，あらかじめ用意された攻撃コマンドを選択していくだけというシンプルなもので，敵が選んだ攻撃コマンドとの対応によってダメージを与えたり，あるいはくらったりしてターンが進み，首尾よく敵の体力をゼロにできれば勝利である。アクション性はほとんどないが，それだけに誰にでも勝利のチャンスがある。


　Facebookを利用している友人とアイテムをシェアしたりなど，SNSゲームらしい機能も備えている。日本語版のサービスについては発表されていないが，英語であるということに抵抗がなければ，手軽なブラウザゲームとして十分に楽しめるだろう。興味のある人は，公式サイトをチェックしよう（BGMが再生されるので注意）。それはともかく，本編「The Agency」（PC/PlayStation 3）についてはあまり音沙汰がないが，どうなっているのだろう。