インタビュー
「Heroes in the Sky」,大戦後半の太平洋戦線をモチーフにした「ACT2」はいったいどのような内容になるのか,話を聞いてきた
今回,各要素の概要についてプロモーション担当の富永寛之氏に話を聞いてきたので,お伝えしよう。
「Heroes in the Sky」公式サイト
「太平洋反撃」地域の登場
同エリアの追加に伴い,レベルキャップが50まで引き上げられる。
「ACT1は第二次世界大戦の前半を舞台としていましたが,ACT2ではいよいよ後半に突入します。史実でいうと,それまで劣勢だった連合が押し返してくる時期に当たります。もちろん,ゲーム内でどうなるかは,まだ分かりません」(富永氏)。
また今回のアップデート以降は,大戦後半のヨーロッパ戦線が実装され,さらに太平洋戦線にも日本に馴染みの深い要素が次々に登場する予定とのことだ。
「太平洋戦線には,戦艦大和も登場予定です。順調に調整が進めば,さほどお待たせすることなく実装できると思います」(富永氏)。
新機体の追加
ACT2では,連合の機体が1種,枢軸の機体が2種の計3種が追加される予定。いずれも,現行のバージョンで開発できる機体の性能を向上させた,性能向上型にあたるものだ。
国籍:イギリス
種別:戦闘機
開発必要レベル:レベル42
国籍:ドイツ
種別:戦闘機
開発必要レベル:レベル42
国籍:ドイツ
種別:戦闘機
開発必要レベル:レベル42
「いずれもプレイヤーに人気の高い開発ツリーの高レベル機体です。今のところ,枢軸の人気が高めですね。もともと戦闘機に詳しい方は,やはりドイツの機体を好む傾向がありますし,ライトプレイヤーの方は,見た目の良さで枢軸の機体を選んでいるようです。そもそも,日本軍が枢軸側であることも大きいですよね」(富永氏)。
「この機体の特徴は,なんといっても外見ですね。形もそうですが,色もネイビーブルーで,これまでに登場したプレミアム機体とはかなり印象が異なります。
細かいことをいうと,プレミアム機体としては初の大戦後期型です。実は戦闘機ファンのあいだで人気の高い機体で,本作のプレイヤーからも多数の要望が寄せられていたんですよ。性能は最終調整中ですが,これまでの機体とは異なる特徴づけを行う予定なので,中級以上の方に楽しんでもらえると思います」(富永氏)。
既存エリアにもミッション追加,敵AIの改善も
「だんだんマイナーな方面を掘り下げていますね(笑)。とはいえ,ミッションの内容にバリエーションを持たせようという施策でもありますので,ぜひ挑戦してください」(富永氏)。
また今回のアップデートでは,敵のAIが改善される予定となっている。
「シューティングゲームですので,やはり爽快感を大切にしたいと思います。よりメリハリのある戦闘が楽しめるように,敵のAIを改善していく予定です」(富永氏)。
さらに,パーティメンバー同士でクエストを共有できるようにしたり,ユーザーインタフェースを改善したりするなど,システム周りに関するプレイヤーの意見や要望が反映されるという。
また,新たなノーズアートや,機体強化に関連するアイテムも登場する予定だ。
最後に,今回のACT2実装に関する,Heroes in the Skyのプレイヤーや,4Gamer読者に向けたメッセージを紹介しよう。
「皆さんからご指摘を受ける部分もまだまだ多いですが,鋭意修正を行っています。
また飛行団を中心とする新しい遊び方の提案や,占領戦のバランス調整なども引き続き行っていきます。皆さんにますます楽しんでいただけるよう,日々がんばっていますので,ACT2にぜひとも期待してください。よろしくお願いします」(富永氏)。
Heroes in the Skyは第二次世界大戦をモチーフとしているため,ミリタリー好きや,戦闘機好きといったマニアックなゲームファン向けの作品という印象を持っている人もいるかもしれない。
しかし実際には,史実を知らずとも気軽に遊べることや,協力プレイを主体としていることから,広い層のゲーマーに受け入れられている。
今回の記事を読んで関心を持った人は,ACT2の実装を機に大空へと飛び出してみてはいかがだろうか。
- 関連タイトル:
ヒーローズインザスカイ・パトリオット
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