EA，NFSPSの新車種6種と新ゲームモード「ドラッグレース」を公開

　エレクトロニック・アーツがリリースを予定している「ニード・フォー・スピード プロストリート」（以下，NFSPS）の新車種6種と，新しいゲームモード「ドラッグ」の概要が公開された。
　ご存じの通り，NFSPSはEAのレーシングゲームであるニード・フォー・スピードシリーズの最新作。1995年の「Need for Speed」以来，コンシューマ機用タイトルも含めると20作近く作られてきたレースゲームの定番だ。開発はバンクーバーのEA Blackboxが担当している。
　なんとなくギャルゲーの「新キャラ紹介」みたいな感じがするが，こうやって登場車種を小出しにしていくパブリッシングもある意味定番。今回紹介されたのは以下の6車種だ。

登場車種紹介第2弾

2006 Porsche 911 Turbo ポルシェ911はポルシェのみならずスポーツカーを代表する名車の一つ。911シリーズ初登場から40年以上，ターボが採用されてからも30年以上の伝統がある。2006 Porsche 911 Turboは911シリーズの中でも最高性能を誇る最新モデル

1999 Nissan Skyline R34 「スカイライン」は1957年の誕生から50年の歴史を誇る日産自動車を代表するシリーズ。中でも10代目となる「R34型」は「R」シリーズの最終型で，その希少性やハイスペックな性能で世界的にも人気の名車

2006 Acura RSX 「Acura」は本田技研工業が北米を中心に展開している高級車ブランド。RSXはそのスポーツ・コンパクトタイプ

2006 Lexus IS350 「Lexus」はトヨタ自動車が世界的に展開している高級車ブランド。IS350はそのプレミアム・スポーツタイプ

2006 Lotus Elise 「Lotus Elise」は軽量な車体に小型高性能エンジンを搭載したライトウェイト・スポーツカー

1989 Nissan 180SX (S13) 日本では180（ワンエイティ）SX，北米では2.4リッターのノンターボエンジンを搭載したことから240SXと呼ばれていた

　これまで，一つの街を舞台にさまざまなストリートレースに参加し，その街を制覇することを目標としてきたNFSシリーズだが，NFSPSでいよいよ舞台は世界に広がる。究極のマシンをカスタマイズし，世界中のトップストリートレーサーと熱いバトルを繰り広げて，頂点を目指すことが目的となるのだ。前作までのストーリー性はやや希薄になり，最新グラフィックス技術を使いまくった，レースシミュレーションよりの内容になる予定だ。
　というわけで，今回公開された新レースモード，ドラッグの概要は次のようなもの。

＃＃＃以下，リリースより＃＃＃

　「ドラッグ」バトル（レース）では，バトル開始前にまずはタイヤを温めることから始まります。
　このタイヤ・ウォーミングはレースで最高のトラクションを得るために行うと共に，強烈なタイヤスモークで対戦相手を威嚇します。
　レース直後まずしなくてはならないことは，完璧なタイミングでのシフトアップです。適切なエンジン回転でスタートすることが，対戦相手より優位に立つための最初の条件となります。
　また，次のシフトへのチェンジもエンジン回転に合わせタイミング良くつないでいかなくてはなりません。引っ張りすぎは禁物です。800馬力のモンスターマシンを完璧にコントロールし，ドラッグレーシングで相手を破るにはタイミングがすべてです。そして，「ニード・フォー・スピード」でおなじみ「ニトロ」の使いどころで勝負が決まります。

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　NPC相手にどうやって威嚇するのかよく分からないが，ストリートレースカルチャーへのこだわりは相変わらずの様子だ。PC用日本語版の発売日は相変わらず「この冬」となっているが，シリーズのファンはぜひお楽しみに。