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人気レースゲームシリーズの最新作,「NFS プロストリート」は2008年1月31日に発売
発表に合わせてエレクトロニック・アーツは,NFSPSに収録される車のラインナップ第三弾と,新たに追加されるゲームモード2種類の詳細を発表した。
今回公表された追加車種は以下の8車種。それにしても,60種類以上の車が収録される予定(PC版はちょっと少ないらしいが)なのに,このペースで大丈夫なのかしら,と余計な心配をしたりもして。ぜひ,ドーンとまとめてほしいなあ。
それはともかく,いずれもカーエンスー(通は自動車ファンをこう呼ぶ)なら一度は乗ってみたいと思う名車ばかりで,それらがリアルにディテール豊かに描かれ,しかも事故の際,最新グラフィックス技術によってバンパーやミラーが高級車らしく華麗に吹き飛んでいくというから楽しみだ。いや,楽しみにしちゃいけないけど。
公開された8車種
2006 HONDA CIVIC Si シビックは1972年登場以来,本田技研工業(ホンダ)を代表するコンパクトカー。「Si」は北米市場向けのクーペ |
2003 INFINITI G35 「INFINITI」は日産自動車が北米を中心に海外で展開する高級車ブランド。日本ではSKYLINE V35となる |
2006 NISSAN FAIRLADY Z FAIRLADY Zは日産自動車を代表するスポーツカーシリーズ。北米では350Z |
2006 PORSCHE CAYMAN S 2005年に登場し,911シリーズ,ボクスターシリーズと並びポルシェを代表するスポーツカーシリーズ。ミッドシップとクーペの組み合わせは,1953年登場のポルシェ 550クーペを継承 |
1998 TOYOTA SUPRA 「TOYOTA SUPRA」は映画でもお馴染み,トヨタ自動車を代表するスポーツカー。現在は生産を終了しているが,今でも人気の名車 |
2006 VOLKSWAGEN Golf R32 3.2L V6エンジン搭載,4WD。レーシングの「R」を冠したゴルフ史上最強のパワーを誇るリアルスポーツ |
新たなゲームモードは「グリップ」と「ドリフト」
また,新たに紹介されたゲームモードは,「グリップ」と「ドリフト」の2種類。
グリップは要するに通常の周回レースで,「ノーマルグリップ」と「タイムアタック」「マルチクラス」そして「セクターシュートアウト」の4種類がある。ドリフトの長さやスピードを競うドリフトモードは単独走行となり,当然ながら一つだけ。詳しくは,下記のリリース文を参照してほしい。
公開されたゲームモードを見る限り,警察相手に公道を激しくぶっ飛ばすのが特徴だったNFSシリーズの最新作は,かなりレースシミュレーションにシフトしてきた様子。この変更がファンにどう評価されるのかも楽しみである。
というわけで,前回「こちら」で紹介した「ドラッグレース」と合わせて3種類のレースモードが公開されたわけだが,ほかにもいろいろあるとのことで,いっそのこと,まとめてドーンと……。まあ,2008年1月31日になればイヤでも分かるので,レースファンは正月明けを楽しみに待とう。それにしても,ようやくオトソ気分も抜けてきたというのに,もう次のお正月ですか。
###以下,リリースより###
■グリップ
グリップモードには以下のバトルの種類があります。今作ではマシンにダメージが蓄積していくので,バトルの種類によってライバルのマシンとの接触を極力避け,また,自損にも気を使わなければなりません。
※メインモードのキャリアモードではバトルや順位に応じた賞金を稼ぎ,新しいマシンを購入したり,性能をアップさせるためにお金を使いますが,今作ではダメージの修復にも,ダメージレベルに応じた修理代がかかります。その為バトルではマシンダメージに気を使いながら臨まなくてはなりません。
●ノーマルグリップ
規定の周回で順位を競います。スタート順はマシンの性能によって変わってきますが,ポジションが悪い場合スタートの混戦でライバルマシンとの接触を避け,上位を狙っていくことが勝利への第一歩。
●タイムアタック
順位には関係なく,規定の周回でベストタイムを競います。スター順によってライバル車との距離を十分に確保することがベストタイムをたたき出す必須条件。
●マルチクラス
レベルの異なる2クラスのマシンが同時に走り,クラス内の順位を競います。順位はクラス内で競いますが,クラスの違うマシンが混戦するため,ポジションキープを試されるバトルです。後続のマシンのクラスが上の場合,ブロックの際に追突されないよう注意が必要。
●セクターシュートアウト
4セクターに分けられたコースを周回し,セクターごとに速さを競い,ポイントを累計し,最終ポイント合計で順位を競います。ゴールラインを切る順位が最終順位ではないので,最後まで気を抜けないバトル。
■ドリフト
ドリフトはコースの一定区間でドリフトし,ドリフトの持続時間やスピード,角度,コース取りなどでポイント化され,ポイントによって順位を競います。持続時間の長さなど,幾つかの条件を満たすとボーナスポイントを獲得することができます。
※ ドリフトは単独走行になりますが,マシンコントロールは周回バトル同様に慎重に行う必要があります。特にスピードコントロールは大切。コースによっては極端にコース幅の狭い箇所もあるので,コース状況を見極め,ウォールヒットを極力避け,マシンのダメージに気をつけなければなりません。
※掲載したスクリーンショットはすべてコンシューマ機版のものです
- 関連タイトル:
ニード・フォー・スピード プロストリート
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