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[G-Star 2016]PS4「OPERATION7 REVOLUTION」の日本向け配信開始は2017年3月を予定。PC向け「OPERATION7 II」の開発は一時中断に
こちらの記事でお伝えしたように,G-Star 2015の同社ブース取材では,PS4向け「OPERATION7 REVOLUTION」(以下,REVOLUTION)とPC向け「OPERATION7 II :Rise of Condota」(以下,Rise of Condota)の2作を2016年夏頃にリリース予定だという情報を得たのだが,秋になっても動きがない。そこで今年も同社ブースを訪ね,CEOのJames氏から話を聞いてみた。
まずPS4向けのREVOLUTIONだが,こちらはすでに完成しており,日本を除くアジアで2017年1月,日本では3月にサービス開始予定とのこと。ブースにはプレイアブルなものが用意されていて,SIE Koreaブースにいるプレイヤーと対戦できるようになっていた。なお,サービス形態はPC向けの初代「OPERATION7」と同じFree-to-Playを予定しているとのことだ。
一方,PC向けの「Rise of Condota」は,現在開発が中断されているという。これは「REVOLUTION」の開発に注力するためで,いずれ再開する予定ではあるが,それがいつになるかは分からないとのこと。
以前の取材でJames氏は,REVOLUTIONと初代「OPERATION7」は「基本的に同じ作品」と話していたが,6個だった銃器のパーツがREVOLUTIONでは7個になり,マップも増えるなど,追加要素があるようだ。パーツが増えたこともあり,銃器のグラフィックスモデルも新たに制作されたものになるという。
戦闘前画面のユーザーインタフェースもPS4に合わせて最適化されている。一見すると簡素に見えるのだが,これは,ゲームプレイに集中してもらうため,あえてそうしたらしい。なお,ゲームパッドでも快適にプレイできるようにするため,ある程度オートエイムが効くようになっているとのことだ。
また,与えられたミッションをクリアして,エンブレムが得られるという要素も導入されるという。手に入れたエンブレムは,プレイヤー名の前に1つ表示でき,どの程度のミッションをこなしたかという指標をほかのプレイヤーに示せるわけだ。
エンブレムは120種類,ミッションも120個×3段階(計360個)あり,クリアによってエンブレムも変化していくとのこと。なかには,ナイフやスナイプでのキルがうまいプレイヤー同士で,エンブレムを合わせて遊ぶこともあるかもしれないと,James氏は話していた。
筆者も,短い時間ではあるがREVOLUTIONをプレイしてみた。最初は少々操作に手間取ったが,一般的なシューターをプレイしたことがあれば,ほぼ直感的に遊べそうという印象だ。モーションセンサーを使って,物陰から上半身だけ出して攻撃できるなど,PS4向けにいろいろと調整されているようだ。
ちなみに,方向キーの上下で武器の変更,左右で定型文を表示したり,挨拶できたりするのだが,筆者は武器を変更するつもりで左右のキーを押し,何度か誰もいないほうに向けて挨拶してしまった。
Rise of Condotaの開発再開時期も気になるところだが,その分力が注ぎ込まれるREVOLUTIONのリリースを,楽しみに待ちたい。
「OPERATION7 II :Rise of Condota」公式サイト
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