男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ：第578回「リメイク作品のいいところ」

9：00〜9：30　起床。「ど森」（「あつまれ どうぶつの森」）の住民あいさつ回り
9：30　二度寝
12：00　 起床。朝？　昼？　食
12：30　「プロ野球スピリッツ2019」ログインボーナス回収
13：00　「バイオハザード RE:3」タイムアタック
16：00　　そのほかの気になるゲイムをプレイ。今は「FINAL FANTASY VII REMAKE」
20：00　夕食。Netflixで何かを視聴
22：00　風呂。「eFootball ウイニングイレブン 2020」で一回勝つまで寝られません開催
23：00〜24：00　布団に入り，Nintendo Switchで何かを遊びつつ寝落ち

著者近影

　という生活を送っております男色ディーノです。
　もはや本格的に曜日感覚がなくなってきたわ。食料品が尽きたら上記に加えて車でスーパーへ行って買い出しをする時間が入ってくるけども。
　子供……というか，大学生の頃はこういう生活に憧れたもんだったけど，実際にこのように過ごさなきゃいけなくなると罪悪感に近いものが生まれてくるのは，私が大人になったからなのか何なのか。
　でもまあ，まずは外に出ないことが求められている今の世の中だから，これも立派な社会活動だと自らを奮い立たせ，この生活を繰り返そうと思っております。あと，さすがにこれだけゲイムばっかりヤっていると目の疲れからの頭痛が出始めたわ。新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうとして，ほかの病気にかかったらそれはそれで悲しいことなので，健康には気をつかいましょう！　ええ，お前が言うなの極みですね。

「バイオハザード RE:3」

　さて，今週紹介するのは「バイオハザード RE:3」（PC / PlayStation 4 / Xbox One）と「FINAL FANTASY VII REMAKE」（PlayStation 4）です。家でゲイムし続けていたら，我慢しきれなくて両方買っちゃいました。
　で，この両タイトルに共通して言えるんだけども，リメイクに甘えてない。ホラ，我々ゲイマーからすると，リメイク作品っていうのは一度遊んだタイトルをもう一度遊ばされるということであって，しかも過去の記憶が美化されていたりするもんだから，どうしたって評価が厳しくなっちゃうわよね。日がなゲイムをプレイしつつも「一生こうやって生きていけたらいいな」と思っていた大学生時代。どれだけプレイしたと思っとるのですか！　「バイオハザード3」（以下，バイオ3）も「FINAL FANTASY VII」（以下，FFVII）も！
　バイオ3は無限ロケランを手に入れるのは当たり前，ナイフオンリークリアはさすがに断念した程度にはプレイしたわ。そしてFFVIIに至っては，ユフィを仲間に入れていない状態で「なんかおかしいなーおかしいなー」と思いながら最後のディスク3枚目まで行って，バイト先の先輩にユフィを仲間にしていないことを引くほどイジられて涙ながらに最初からプレイし直したくらいなわけです。
　そういったこともあって，あらためてリメイク版をプレイするのはなかなか気が進まなかったのだけど……。謝らねばなるまい。「すんませんでした！（カプコン方面に）」，「すんませんでした！（スクウェア・エニックス方面に）」。私は何も知らなかった。バイオ3についても，FFVIIについても。もはやまったく別物の体験だった。
　この2タイトルのオリジナル版は，当時最高レベルのグラフィックスをひっさげて発売されたんだけど，その面ではやはり比べるまでもなく。ただ，ゲイムそのもののアプローチに関しても「リメイク」という言葉から受ける印象以上に見つめ直されているのよね。

「バイオハザード RE:3」

「FINAL FANTASY VII REMAKE」

　バイオ RE:3は操作性がバイオの原点に戻りつつもブラッシュアップされた感があるし，FFVII REMAKEはもはや同じRPGでもコマンド制ではなくなっているのよね（※コマンド制を選ぶことも可能）。そして，ストーリーも大枠は同じながらも掘り下げ方が変わったりしているので，まるで初めて遊んだときのような新鮮さ。
　このあたりから，尋常じゃないレベルで込められたリメイクに対するプライド，そして覚悟ってやつを思い知らされるわよね。リメイクするからこそ，プレイヤーには前回の体験を超えさせなければならない。言葉でいうのは簡単だけど，見事のこの2作品はヤってのけているわ。
　あらためて，「すんませんでした！（カプコン方面に）」「すんませんでした！（スクウェア・エニックス方面に）」。これ，原作が好きだった人こそプレイしたほうがいいかもしれない。いやホントに。プレイ人口が多い両作品だからこそ，中には「思っていたのと違った」と感じる人も出てくるだろうけど，それを含めて比べてほしい。作品としてのクオリティは間違いなく上がっているはず。
　人間，昔のいい思い出にはなかなか勝てないわ。けど，今味わうと，当時気付けなかった感情やら，逆にクリエイター陣が当時描けなかったモノが味わえたりする。そういう古い心の奥底の感情や新しく得る感情が一緒に味わえるのがリメイク作品のいいところなのかもしれないわね。
　昔の自分を振り返りつつ，これからの自分を見据える。今こういう時期だからこそプレイしておく価値があるのかもしれない。プレイできる環境があれば，そしてその余裕があるならば，どちらもプレイしてもらいたいわね。

「FINAL FANTASY VII REMAKE」

　そんな感じで今週は，業界大手のリメイクに対するプライドの高さと，それを見事な形に仕上げて提供できる底力を感じたって話でした。では私はまたゲイムモニタに向かうとします。また来週！

今週のハマりゲイム
PlayStation 4：「バイオハザード RE:3」「FINAL FANTASY VII REMAKE」
Nintendo Switch：「ファイアーエムブレム 風花雪月」
iOS：「龍が如く ONLINE」
iOS：「ハンドレッドソウル」
iOS：「ウイニングイレブン カードコレクション」
iOS：「マリオカート ツアー」

■■男色ディーノ（プロレスラー）■■ 男色ディーノ選手が所属するDDTプロレスは，しばらく試合の予定がありません。しかしDDTプロレスのInstagramアカウントを通じて，ディーノ選手がMC（？）を務める「男色ディーノアワー 舐めていいとも！（仮）」を，Instagramの「インスタライブ」機能を使ってちょくちょく配信中です。次回は本日20：00〜とのこと。ディーノ選手によると「何もかも手探り」とのことです。