連載
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第804回「華がなさすぎだろ!」
っていうか,そもそも私がユーザーです。何が言いたいかというと,もちろんプロとして作品の魅力の紹介はしますし,番組の進行を潤滑にする立ち振る舞いを心がけます。ですが,ユーザーの心は忘れたくないんです。
なので,こういう番組に出演する際はあまり忖度をしないことをモットーとしています。要は,この連載でも番組に出て思ったことを書きますねって話なんです。
で,さっそくなんですが。この番組は10月24日に発売予定の「三國志8 REMAKE」の,いわば紹介の場なんですね。出演者はプロデューサーの越後谷和広氏,司会進行が広報の金村圭佑氏,そしてゲストは私,男色ディーノです。
思ったことを素直に言うと,こうなります。
大丈夫か? いや,ゲストに華がなさすぎだろ!
開発者通信だから,越後谷プロデューサーがいるのは分かる。そして,作品内容を把握している金村氏が司会なのも分かる。だとしたら,ゲストには華やかな人を呼ぶべきだろ! 結果,画面におっさんしか映ってないぞ,オイ!
まあ,偏見かもしれないけど「三國志」シリーズらしいと言えばらしい,とは言えるのかな。私,実際にシリーズ全作を通して遊んでるし。
番組をご覧になってくれてるファンの人には,徐々に伝わってるっぽい私の遊び方として,「馬騰プレイ」というのがありましてね。三國志には馬騰っていう武将が率いる,決して巨大ではない勢力があって,でもその勢力には武力に定評がある武将が揃ってるんですよ。
史実でも物語でも,天下を取るまではたどり着かなかったこの一族で天下を取るというロマンを再現するのが,私の三國志シリーズにおける楽しみ方なんです。
ちなみに,私的に馬騰プレイはけっこう理にかなった効率プレイでもありまして。マップの北西……つまり左上に位置する勢力なんです。
で,だいたいどのシリーズ作品でもマップの構造上,背後を気にする必要がない位置関係なんですよ。それでいて長安という大都市がそこそこ近くて,ゲイムを開始してすぐにそこへの戦いに兵力を集中できます。そういうメリットから小学生のときに,このプレイに至った次第です。
強いて言えば,異民族が都市を襲ってくる作品の場合は,兵士のやりくりを注意する必要はあるのですが。まあ,そういう感じでちょっと特殊な遊び方をも楽しむ程度には,三國志シリーズをプレイさせていただいているのです。画面に華はない代わりに,そういう意味での抜擢だと思いたい。
ただ,その欠点と言いますか,我々ユーザーからしてみればプレイ時間が長くなってしまうという面もある作品でした。せっかく武将プレイができるんだったら,いろいろな武将で遊んでみたいじゃないですか。ですが,プレイ時間が長いとそれが難しくなってしまう。
そこで,越後谷プロデューサー曰く「今作は戦闘のテンポをアップした」とのこと。実際,番組では実機で遊ばせてもらったんですが,1時間の配信の中で2回も戦闘ができたのでテンポは上がっているんだと思います。
1時間,遊んだわけではないですよ。1時間の枠には挨拶やらゲイム内容の紹介やら,いろいろあったうえでトータル1時間です。
具体的には,戦闘する土地のステージ範囲が狭くなったみたいなんです。これにより,移動に時間がかからなくなった。もちろん,部隊配置の妙を味わえる範囲内で。シリーズを積み重ねるごとにどうしても物量勝負というか,細部まで細かく中国大陸を表現するあまり,コマが多くなるといったケースが増えたんですが。
今作はリアルタイム制ではなく,ターン制を採用しているので,1ターンでどのように行動するかを考える楽しみが復活しました。これは好き好きだとは思います。けれども,少なくとも戦闘のテンポがかなり上がったことは実感できましたね。
結果,繰り返しプレイがはかどる気もします。総じて武将プレイの正解を追求してるんだな,というのが伝わってきました。
あと,忖度なく言うと,やはり武将プレイの醍醐味は自分が作った武将を三國志の世界に送り込むことだと思うので,番組では「新武将の登録は150人よりも多くしてくれ」という意見がユーザーからけっこう寄せられていたのは書いておかねばなりますまいて。
一応,話をうかがったところ,「できるかどうかはさておき,検討はしている」とのお答えだったので,無視はされてないと思います。
てなわけで,今週は「三國志8 REMAKE」の公式番組に出演させてもらいましたよってお話だったのですが。ホント,忖度抜きで「三國志VIII」が好きだった人であれば,今作は面白いと思いますよ。戦闘だけでなく平時も含め,全体的なテンポもアップしてましたし。
なので,おススメ……というか,シリーズ好きの背中は全力で押したいと思います。そんな今週でございました。発売日まで楽しみに待とうと思います。それではまた来週。
今週のハマりゲイム
PlayStation 5:「聖剣伝説 VISIONS of MANA」
PlayStation 5:「EA SPORTS FC 24」
Nintendo Switch:「パワフルプロ野球2024-2025」
iOS:「プロレスリング物語」
iOS:「ロードモバイル」
iOS:「ウイニングイレブン カードコレクション」
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