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[CJ 2008#06]ついに完成形が見えてきた「DOA ONLINE」,試遊台でのプレイレポートをお届け
すでに何度かお伝えしているように,本作でプレイヤーの分身となるのは「KIN」(カイン)と呼ばれるアバターキャラクターだ。このKINを操作して,街での買い物や散策などを行い,対戦時にはおなじみの対戦シーンに切り替わるというスタイルになっている。
現時点でKINで散策できるエリアは,ゲーム開始時にプレイヤーのスタート地点となる「中央広場」,アバターアイテムの購入やクエストが受注できる「街」エリア,ギルド申請手続きなどを行うための「DOATECタワー」の3か所。中央広場には,トレーニングホールがあり,初心者はまずここで操作の手ほどきを受けられる。
対戦格闘を軸としたゲームでありながら,街でさまざまなクエストを受けられるというのが,本作の面白い点だろう。実際にどのようなクエストが受けられるのか気になるところだが,その内容は「対戦で10連勝する」「サバイバルモードで5人抜きをする」「トレーニングモードの中級をクリアする」といった,それらしいものになっているようだ。
DEAD OR ALIVEといえば,美麗なグラフィックスがウリの一つだが,PC版での再現度もかなりのもので,従来のシリーズと比べても遜色のないものに仕上がっていると感じた。気になる操作性については,今回は試遊台用のセッティングということで対人戦を行うことができなかったため,どの程度のラグが発生するのかは確認できなかったものの,CPUキャラと次々と対戦するサバイバルモードをプレイした限りにおいては,かなり良好なレスポンスが得られた。
試遊台にはゲームパッドが用意されており,デフォルトでゲームパッドによるプレイに対応している模様。さらには,ゲーム内オプションからキーアサインを自由に設定できるようになっているので,操作性に不安はなさそうな雰囲気だ。
ところで,素早く複雑なコマンド入力が要求されるゲームのため,キーボードでのプレイはほぼ無理だろう,というか,そんなの人間業じゃないとすら考えていた筆者だが,ふと隣の試遊台を見ると激しくキーボードを叩きながら,ゲームパッドを使用している筆者よりも華麗に技を繰り出している人がいて,アゴが外れそうになった。流石は中国,伊達に12億人もいない。……なんというか,世の中って広いなあ。
本作は,中国では7月末から2次αテストが予定されており,その他の国/地域におけるサービスについては今のところ未定。とはいえ,実際にゲームに触れてみて,ますます期待が高まってきたのは事実であり,まずは順調な中国でのサービス開始を待ちたいところだ。後日,本作のプロデューサーである長谷川 仁氏に行ったインタビューを掲載する予定なので,そちらも楽しみにしてほしい。
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DOA ONLINE
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