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[G★2007#59]学校系ブースに出展されていた商用タイトル,オンラインレース「Hovorun Online」について聞いてみた
対応してくれたのは,本作の開発元「Lots Interactive」のLee Sang-moon氏(以下,Lee氏)。なぜ大学と共同ブースなのかとLee氏に詳しく聞いてみたところ,もともとこの会社は,大学からの出資で興された学内ベンチャー企業のようなもので,いわゆる大学と同社の産学共同で成り立っているとのこと。つまり,Hovorunは商用タイトルとして出展されていたというわけだ。
なお,これによって同社では,学生に実務体験の機会を提供するため,1〜2か月の短期インターンシップや,6か月間の長期インターンシップを設けているようだ。
なるほどと納得したところで,このオンラインレースゲーム「Hovorun」について聞いてみた。Lee氏によると,現在は,ヨーロッパでのパブリッシュを2008年7〜8月に開始するため開発中とのこと。韓国でのパブリッシャは,まだ話し合いの段階で決まっていないので,まずはヨーロッパから始めることになるという。地元である韓国ではなく,ヨーロッパから始めるということに,なにか戦略による決定があるのか気になるのだが,Lee氏に聞いたところ,「自分は開発だけしかしてないから,上の者じゃないと分からないよ」との答えが。日本での展開を含めて,残念ながら答えは得られなかった。
現在はまだ開発中だが,公式サイトでIDを登録すればクライアントをダウンロードして無料でプレイできるという。さっそく公式サイトを覗いてみたのだが,ID登録するには住民登録番号が必要になるので,日本でプレイするのはちょっと難しそうだ。
サービスをヨーロッパから始める予定ながら,韓国内でテストを行っているところをみると,ヨーロッパ先行の理由は,韓国でのパブリッシャが決まっていないから,という単純な問題なのかもしれない。
- 関連タイトル:
Hovorun Online
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