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[G-Star 2010]直撮りプレイムービーも追加!一騎当千アクションとRTSが融合したPC版「Kingdom Under Fire II」の最新情報を,BLUESIDEのCEOにあれこれ聞いてきた
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印刷2010/11/21 13:57

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[G-Star 2010]直撮りプレイムービーも追加!一騎当千アクションとRTSが融合したPC版「Kingdom Under Fire II」の最新情報を,BLUESIDEのCEOにあれこれ聞いてきた

BLUESIDEのCEO Sejung Kim氏
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 BLUESIDEが現在開発中の,MMOアクションRPG「Kingdom Under Fire II」PC版 / PS3版 / Xbox 360版,以下KUF2)は,G★2010のNHNブースにてPC版がプレイアブル出展され,来場客から大きな注目を集めている。
 かくいう筆者も本作に注目している一人で,毎日試遊台で楽しくプレイさせてもらっているのだが(半分趣味です),そこでBLUESIDEのCEO Sejung Kim氏の姿を発見。さっそくコンタクトを取ってみたところ,初公開情報を含む,非常に興味深い話を聞くことができたので,さっそく紹介していきたい。

関連記事:[G-Star 2010]PlayStation 3版の発売も決定した大作オンラインアクション「Kingdom Under Fire II」の魅力を,直撮りムービーとあわせて紹介


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 まずはG★2010の出展内容について聞いてみた。B2C(一般来場客向け)ブースでは今回が初出展となるKUF2だが,Kim氏は来場客の反応にかなり満足しているようだ。一騎当千の爽快感が味わえるアクションと,RTSに近い戦略性をミックスさせたKUF2は,ただそれだけでも,来場客に大きなインパクトを与えている。
 とはいっても,今回の出展バージョンでは,初めて目にする来場客が混乱しないように,あえてゲーム内の一部しか見せていないのだとKim氏は語る。

 たとえばヒーローユニットに関しては,今回プレイアブルだった3種類のほかに,少なくとも“レンジャー”が存在することが明らかになっている。ゲームショウでの短時間のプレイを通じて,KUF2のバトルの面白さを伝えるべく,“近接攻撃系のヒーロー+遠距離攻撃系の部隊”の組み合わせに絞っているわけだ。

 Kim氏によると,今回紹介していないだけで,レンジャーやキャスターなど,さまざまなタイプのヒーローがKUF2に登場するそうだ。部隊の組み合わせ方によっては,“近接攻撃系ヒーロー+近接攻撃系部隊”で心行くまで“無双”を楽しんだり,“遠距離攻撃系ヒーロー+遠距離攻撃系部隊”で,RTSそのまんまのプレイスタイルで楽しんだりもできるという。戦場マップに入る前の段階で,こういった部隊運用をとことん追求していくのも,KUF2ならではの遊び方といえよう。


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 KUF2はかなりボリュームのあるタイトルなので,その他の情報についても,時期が来たら順次公開予定だという。ちょっと嬉しいお知らせとしては,日本のリリーススケジュールに関して,正式発表こそ行っていないものの,すでにKim氏の頭の中ではある程度考えが固まっているそうだ。韓国版のスケジュールは今年冬にCBT,2011年夏にOBTを行う予定とのことで,日本で遊べる日はまだまだ先になりそうだが,とりあえず今から力いっぱい期待しておきたい。

 B2B(ビジネス向け)ブースなどを通じての,バイヤーからの反応についても聞いてみた。初めてKUF2を目にする人の中には,唖然とする人が結構いるとのことだ。確かに,あれだけのキャラクター数を,プレイヤーが意のままに操れるという点は,にわかには信じられないところかもしれない。BLUESIDEは根っからの開発会社で,これまで手がけたタイトルでは,ゲームエンジンから総て自社開発している。この辺りの開発力に関しては,Kim氏もかなりの自信をのぞかせていた。

 KUF2に関しては,PlayStation 3版のリリースがつい先日発表された(関連記事)。以前から発表されているXbox 360版も含め,Windows PC版とコンソール版との違いについても聞いてみた。グラフィックスの違いについては,厳密に言うとあることはある。しかし,普通に遊ぶだけなら,ほとんど気づかないレベルだという。そのほかの情報に関しても,あれこれ角度を変えて聞いてみたのだが,とくにコンシューマ版の仕様については,なかなかガードが固い感じであった。

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 今回の取材では,上記のほかにも非常に興味深い情報が得られた。Kim氏のデモプレイを通じて,G★2010会場で確認できる戦闘部分だけでなく,MMORPGとしてのシステムの一部が明らかになったのだ。

 まずはキャラメイク画面だが,これに関しては今後の開発を経て大きく強化するとのこと。続いて画面には,ヒーローが拠点エリアで準備を整える様子が映し出された。この拠点エリアでは,クエストの受注やアイテムの購入/装備などを行う。画面写真を見れば分かると思うが,MMORPGそのまんまである。
 傭兵の雇用や管理も,基本的に拠点エリアで行うことになる。戦場マップに出撃させられる部隊数は1回の戦闘で3〜4部隊だが,部隊そのものに関しては,好きなだけストックすることが可能だ。新たな傭兵は,金銭を払って一時的に雇用したり,クエストの報酬で得たりできる。


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 続いて,拠点エリアを出てワールドマップへ移動。ここには多数の都市や戦場があり,プレイヤーはクエストなどをクリアするため,各地へ赴くことになる。プレイヤーが交戦中のポイントからは,煙が出ており,その様子はほかのプレイヤーからも見える。そういった戦場へ乱入する要素なども,導入を検討しているようだ。ちなみに開発中のバージョンでは,一つのマップに16人のプレイヤーが参加可能なのだが,その点については,現在バランスを調整中とのこと。
 このワールドマップ画面で特徴的なのは,マイキャラが自分だけの“飛行船”に乗って移動すること。今回見せてもらったデモバージョンはで一人プレイだったが,本来ここはMMOエリアであるため,サービス開始後は多くの飛行船が行き来することになる。また,ヒーローが経験を積んだり,クエストをこなしたりすることで,この船はレベルアップする。それによって外見が変わり,移動速度がアップしたり,部隊のキャパシティなどが増えたりするそうだ。

 今回得られた情報はこんなところだ。KUF2のゲームシステムの全貌を把握するには,もう少し時間がかかりそうだが,次の取材時にどのような情報が得られるのか,まずはそれを心待ちにしたい。

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