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4Kより33%広い5K解像度のゲーマー向けディスプレイがASUSから国内発売決定。32インチや27インチの有機ELディスプレイも登場
ROG Strix 5K XG27JCGは,製品名に「5K」とあるとおり,4K(3840×2160ドット)を上回る5120×2880ドットという高解像度が特徴だ。
なお,各製品のメーカー想定売価は明らかになっておらず,後日発表とのことだ。
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発表された製品のラインナップは以下のとおり。
- ROG Strix 5K XG27JCG:27インチサイズ,解像度5120×2880ドットのFast IPS液晶ディスプレイ,3月下旬発売
- ROG Swift OLED PG32UCDM Gen3:31.5インチサイズ,解像度3840×2160ドットの量子ドット有機ELディスプレイ,4月発売
- ROG Strix OLED XG27AQWMG:27インチサイズ,解像度2560×1440ドットの有機ELディスプレイ,4月下旬発売
ROG Strix 5K XG27JCG
冒頭でも触れたとおり,ROG Strix 5K XG27JCGは,ROG初の5K解像度ゲーマー向け液晶ディスプレイである。
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ほんの2〜3年前なら,「5Kは解像度が高すぎて,ドットbyドット表示で快適にプレイ可能なフレームレートを得られるゲームは限られる」と述べていただろう。
しかし現在では,NVIDIAやIntelのGPUで,実際の描画フレームからAI処理により補間フレームを作ってフレームレートを数倍に高める「マルチフレーム生成技術」が利用できるようになった。対応ゲームと高性能GPUを組み合わせれば,5K解像度でもプレイアブルなフレームレートで映像を表示できるわけだ。
つまり,そうしたゲームをよくプレイするのであれば,ROG Strix 5K XG27JCGの5K解像度もオーバースペックではないだろう。
仕様の話に戻ると,ROG Strix 5K XG27JCGは,27インチサイズのFast IPS液晶パネルを採用している。
垂直最大リフレッシュレートは180Hzであるが,解像度を半分にするかわりに,最大リフレッシュレートをほぼ倍にする「デュアルモード」(※ASUSでは「フレームレート ブースト」)機能も備えているので,解像度2560×1440ドットに下げると,最大330Hzでの映像表示が可能だ。
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中間調(Gray to Gray)応答速度は,0.3msと非常に速い。最大輝度は600cd/m2で,VESAのHDR関連規格「DisplayHDR 600」の認証も取得済みだ。
また,ディスプレイ同期技術として,AMD独自の「FreeSync Premium Pro」とVESA標準の「Adaptive-Sync」に対応。NVIDIA独自の「G-SYNC Compatible Monitors」認証も取得しているなど,隙のない仕様となっている。
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映像入力インタフェースとしては,DisplayPort 1.4 DSC,DisplayPort Alternate Mode対応USB Type-Cを各1基ずつと,HDMI 2.1を2基備えている。どのインタフェースでも,5K解像度での180Hz表示は可能だ。
さらに,USB 3.2 Gen 1 Type-A×3のUSBハブ機能も内蔵する。
ROG Swift OLED PG32UCDM Gen3
ROG Swift OLED PG32UCDM Gen3は,31.5インチサイズの有機ELパネルを採用するゲーマー向けディスプレイだ。2023年発売の「ROG Swift OLED PG32UCDM」をベースにした第3世代モデルであるため,製品名に「Gen3」の文字を冠している。
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本製品の有機ELパネルは,Samsung Display製量子ドット有機ELパネルの2025年モデルであり,いわゆる第4世代と呼ばれる色表現力を高めたパネルであるのが特徴だ。
VESA標準のHDR関連規格「DisplayHDR True Black 500」や,Dolby Laboratories独自のHDR映像規格「Dolby Vision HDR」にも対応しており,デジタルシネマ向け規格「DCI-P3」の色空間カバー率は,99%に達するという。
有機ELパネルは,基本的に光沢のあるグレアパネルであるが,本製品はASUSが「BlackShield」と呼ぶ反射低減フィルムをパネル表面に貼り付けることで,反射光や映り込みを低減しているのが特徴である。
もちろん,完全に映り込みをなくすことはできないが,色表現力やコントラストを落とさずに,天井の照明や正面にいる自分の顔を映り込みにくくできるので,ゲームや映画への没入感を高めるのに役立つだろう。
中間調応答速度は,速いと書いたROG Strix 5K XG27JCGの10分の1となる0.03msで,有機ELパネルの実力を見せつけている。
一方,垂直最大リフレッシュレートは240Hzと高いものの,eスポーツ向けディスプレイほどではないので,量子ドット有機ELパネルの特徴を生かしてゲームの映像美を楽しむのに適した製品だろう。
そのほかに,FreeSync Premium ProとAdaptive-Syncに対応,G-SYNC Compatible Monitors認証も取得済みだ。
映像入力インタフェースとしては,DisplayPort 1.4 DSC×1,DisplayPort Alternate Mode対応USB Type-C×1と,HDMI 2.1×2を用意。USB 3.2 Gen 1 Type-A×3のUSBハブ機能も備えており,ディスプレイに接続したマウスやキーボードを,2台のPCで共有するPC切換器(KVM)機能にも対応する。
ROG Strix OLED XG27AQWMG
3製品めのROG Strix OLED XG27AQWMGは,27インチサイズで解像度2560×1440ドットの有機ELパネルを採用するゲーマー向けディスプレイだ。
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本製品の有機ELパネルは,LG Electronics製の「タンデムWOLED」パネルである。Samsungの量子ドット有機ELパネルに,LG製OLEDパネルは色表現力の点で差を付けられていたが,第4世代のタンデムWOLEDパネルは,色表現力を大きく向上させてきたので,見劣りしないレベルになった。
実際,本製品のDCI-P3色空間カバー率は,99%に達しており,量子ドット有機ELパネル採用のROG Swift OLED PG32UCDM Gen3に劣らない。
最大輝度は1500cd/m2で,HDR関連規格「DisplayHDR True Black 500」認証も取得しているので,明暗のコントラストに優れた映像を表現できる。
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さらにASUSは,ROG Strix OLED XG27AQWMGのパネル表面に,反射低減フィルムである「True Black Glossy」を貼り付けることで,映り込みを大きく抑制したという。
デジタルカメラで写真を撮影すると,バッチリと映り込んでいるように見えてしまうが,実際にディスプレイの真正面でゲームの画面を見ても,映り込みはそこまで気にならない。
垂直最大リフレッシュレートは280Hzで,中間調応答速度は0.03msと,こちらも速い。
ディスプレイ同期技術として,FreeSync Premium ProとAdaptive-Sync,G-SYNC Compatible Monitorsに対応するなど,こちらも隙がない。
映像入力インタフェースとしては,DisplayPort 1.4 DSC×1と,HDMI 2.1×2を搭載。USB 3.2 Gen 1 Type-A×3のUSBハブ機能も備える。
- 関連タイトル:
Republic of Gamers - この記事のURL:
(C)ASUSTeK Computer Inc.

























