紹介記事
今年も戦プロの季節がやってきた。シリーズ最新作の「戦略プロ野球2008〜対決!新世代の戦士達〜」とは
本格派プロ野球シミュレーションゲームが今年も登場
PC用プロ野球シミュレーションゲームの定番タイトルが今年も登場! 基本的に前年度版を踏襲した作りだが,さまざまな部分に要素の追加,強化が施されている |
本作は,監督もしくはGMとして実在するプロ野球チームを率い,ペナントレースを戦っていくプロ野球シミュレーションゲームだ。1年間のペナントレースを体験する「公式戦モード」,GM(ジェネラルマネージャー)として最長20年にわたり球団の運営/育成を行っていく「GMモード」を軸として,多彩なゲームモードが用意されている。システムやインタフェースなど,ゲームの基本的な部分はほぼ前作の「戦略プロ野球2007〜熱戦クライマックス〜」を踏襲。だが,新機能としてオンライン上での「対決モード」が追加されたほか,さまざまな改良やデータ面の強化,現実のプロ野球のルール変更に合わせた修正などが施されている。
2008年度版には,プロ野球12球団に所属する総勢約800名の選手が実名で登場し,月ごとに更新される最新選手データのダウンロードサービスもあるのだ。
一球一球に魂を込めろ! 新要素「対決モード」
2008年度版の最大の追加要素は,ネットワーク対戦が楽しめる「対決モード」だ。この対戦では,プレイヤーは監督ではなく,それぞれが投手と打者という一人の選手となって対峙し,試合を進めていく。アクション要素はなく,投手は打者の裏をかいて打ち取るべく,打者は投手の配球を読んで打ち砕くべく,一球単位での駆け引きを楽しむのだ。
野球はチーム同士の戦いでありながら,個人戦の積み重ねで進んでいくので,投手対打者の戦いは深く熱い。それを再現できるのが「対決モード」といえるだろう。
なお,それ以外のおもな追加要素,変更要素は以下の通り。
・「GMモード」のバランスの見直し,イベントの追加など
・「戦プロクイズ」の問題を500問,問題ジャンルを2種類追加
・クライマックスシリーズの新ルールに対応
・実際の改修に合わせた球場データ,グラフィックの変更
・チアガール,グラウンド整備などの演出の追加
以上のように,ますますディープに戦プロを,そして実際のプロ野球を楽しめる作りになっている。
二人のプレイヤーがそれぞれ投手と打者になり,真剣勝負を繰り広げる「対決モード」。プロ野球SLGといえば,基本的にマクロな視点で試合全体の趨勢を楽しむものだったが,このモードではミクロな視点から野球を堪能できる |
実際の球場の改修に伴い,スタジアムのグラフィックスも変更されている。画像は2008年に「マリンビジョン」を大型化し,新たに「マリーンズ・ウイング・ビジョン」を設置した千葉マリンスタジアム |
メーカーの無料対戦サーバーも改良されている。インターネット経由の通信対戦が可能だ |
ホームチームの7回裏の攻撃時や試合に勝ったときには,チアガールが登場して踊ってくれるなど,演出面も強化されている |
今年もプロ野球観戦のお供に,ぜひ
ゲームに登場する選手はすべて実名で,そのデータも非常に詳細だ。データは,実際のペナントレースでの選手成績,トレードなどによる選手の移籍,新外国人選手の加入などを反映し,月に一度の頻度で更新されていく(公式サイトからダウンロード可能)。常に最新データでプレイできる |
交流戦もたけなわで,これからますます盛り上がっていくプロ野球。そのお供にしたい1本だ。
「戦略プロ野球2008〜対決!新世代の戦士達〜」公式サイト
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戦略プロ野球2008〜対決!新世代の戦士達〜
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