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現役プレイヤーに聞く「ブレイドアンドソウル」の最新アップデート「EPIC9」。ストーリーと新規IDのギミックをプレイヤー目線で解説
アップデート内容の詳細や,同時期にスタートしているキャンペーンの情報は,公式サイトや「こちら」の記事を見てほしい。今回は,EPIC9アップデートが現役プレイヤーにとってどんな印象だったのか,「ブレイドアンドソウルLIVE」などでお馴染みのプレイヤー“ふんこさん”と“ちびねえさん”の2人に紹介してもらった。
○ふんこさん
クローズドβテストの時期から本作をプレイしているというふんこさん。一時的に離脱していたこともあったそうだが,ブレイドアンドソウルの持つ世界観とバトルのスピード感に魅せられて復帰。現在は最前線で活躍している。メインキャラクターはイケメンの銃撃士。
○ちびねえさん
基本プレイ無料化からブレイドアンドソウルを始めたというちびねえさんは,リンの邪術士をメインにプレイ。以前は,FPSなどほかのジャンルのゲームをプレイしていたそうだが,詳細までこだわれるブレイドアンドソウルのキャラクタークリエイトに魅力を感じているとのこと。可愛いスクリーンショットを撮るのが趣味。
天命宮が舞台となるストーリーエピッククエスト9幕「王になる者」
本作のメインストーリーは,魅力的なキャラクターが数多く登場し,世界観と密接に関連した群像劇が楽しめることから,プレイヤーからの評価が高い。そんなメインストーリーの最新版となる9幕では,行方不明だった主人公の弟子カオルが物語を牽引することになる。実は,8幕のラストでカオルはほんの少しだけ登場しており,どんな活躍をするのか気になっている人も多いのではないだろうか。
同じく実装日に9幕をプレイしたちびねえさんは,「ブレイドアンドソウルのストーリーが大好きで,毎回泣いてます」とコメント。これにはふんこさんも激しく同意し,「今回は今までで一番泣ける話かもしれません」と続けた。
ストーリー上で気になったキャラクターを聞いてみると,2人とも「カオルくんです」と力強く頷き,ちびねえさんは「出てきた当初からカオルくんのファンです。でも,メインのキャストではありませんが,ナリムソユちゃんも気になりますね」と話してくれた。ネタバレになるので多くは語れないが,女子目線で,ナリムソユの立ち振る舞いに胸キュンポイントがあってグッときたのだという。
ナリムソユは,最初は好意的とは言えない態度を取っている。しかし,ストーリーを進めていくと,主人公への言動が少しずつ変わり,さらに彼女の生い立ちが分かってくるとプレイヤーの評価も変わってくるらしい。気になる人は,さっそく9幕を進めて確認してもらいたい。
9幕のストーリーで,主人公達はどん底と言っていいほどの状況になってしまうらしいのだが,ここからどんな盛り上がりを見せてくれるのか。先行している韓国でもまだ実装されていない今後のストーリー展開について,2人(と同席した日本運営チームのプロデューサー山本浩正氏)はいろいろと想像しながら語り合っていた。
英雄級6人用ダンジョン「呪われた海賊船」
権元成都の珊瑚海岸に新しく追加された「呪われた海賊船」では,クビラとボクテツワンという強力なボスがプレイヤーを待ち受ける。クビラは,特殊なバフをまとった後に全滅技を仕掛けてくる強敵で,ボス周辺の石英をパーティメンバーが分担して踏んでバフを消すことが重要となる。
ボクテツワンは,全滅ギミックが多く,タフで長期戦になるため,集中力を切らさずに挑みたい。とくに召喚される触手への対処に失敗すると一気に全滅させられてしまうため,敵の動きをしっかりと確認しながら適切な動きをしていこう。
実装したばかりのダンジョンということもあって,「呪われた海賊船」の第一印象は2人とも「難しい」と話す。ブレイドアンドソウルのインスタンスダンジョン全般に言えることでもあるが,攻略方法が確立されていない実装直後は,とにかく難度が高いのだ。とりわけ難度を高くしているのが,各ボスが放つパーティを全滅させるギミックだ。「呪われた海賊船」では,その全滅技が豊富すぎるのが,難しさの原因だとふんこさんは分析する。
インスタンスダンジョンには,一般と熟練という難度があり,一般には,比較的カジュアルにプレイできる場所もある。ただし,「呪われた海賊船」は,一般からしてすでに難しいようで,ちびねえさんは一般を攻略している最中とのこと。
一方,ふんこさんは一般をクリア済みだが,熟練はまだクリアできていないそうだ。ちなみに,「呪われた海賊船」の熟練を一定時間内にクリアすると,名前の上に“海賊王”という「別名」を付けられるという。この別名が欲しいというプレイヤーは数多くいるが,前述したように難しいダンジョンなので,現時点で“海賊王”の別名を付けている人は,ブレイドアンドソウルのトップ勢であることに間違いなさそうだ。
12人伝説級ダンジョン「拘束の石室」
昔は,太天冥王が“法機”を開発する際,試作機を稼動させていた場所だったという「拘束の石室」。週間帰属のダンジョンで,最終ボスの「結界獣」 を攻略すればクリアとなる。
この「拘束の石室」は,エンドコンテンツとも言える超高難度のインスタンスダンジョン「黄昏の聖殿」の簡易版といった立ち位置になっており,結界獣は「黄昏の聖殿」の最初のボスにあたる。
ふんこさんによると,「拘束の石室」は簡易版ということで,ボスのギミックを理解していればそう難しくはないが,やはり下調べなしの初見プレイでクリアするのは厳しいとのこと。
12人伝説級ダンジョンは,「黄昏の聖殿」など高難度ダンジョンに出現するボスが分割され,1体ずつ登場するのが特徴だ。今なら「拘束の石室」や次に紹介する「規律の回廊」でボスの動きを覚えてから,「黄昏の聖殿」にチャレンジするというのが攻略の流れになりそうだ。
とくに簡易版のダンジョンはどちらも,ボスで戦闘不能になっても,復活地点から走ってボスの元まで戻ること(いわゆるゾンビアタック)が可能なので,エンドコンテンツへの登竜門として活用しやすいだろう。
それでも,初めてのプレイでは分からないことが多く,パーティメンバーの足を引っ張らないか気になってしまうもの。そんな,これから挑戦するプレイヤーはどうすればいいのか。そのヒントをちびねえさんに聞いてみたところ,「初めて挑戦するときは,自己申告でその旨をメンバーに伝えてください。ブレイドアンドソウルのプレイヤーは優しい方が多いので,かならず丁寧に説明してくれるはずです」と回答。とにもかくにも,初挑戦だと相手に知らせることが大切というのは,どのゲームにも当てはまるだろう。
現状,「黄昏の聖殿」は難しすぎてチャレンジしている人は少ないようだが,「拘束の石室」はあくまでも簡易版であり,しっかりと攻略の手順を覚えればクリアできるという。ふんこさん自身も「プレイしていない人にとっては,ハードルが高いコンテンツだと思われがちですが,一度プレイして攻略の手順を知ってしまえば,難しさよりもパーティプレイの楽しさを感じられる」と話していた。
「拘束の石室」はウィークリーチャレンジの対象に含まれ,かつ報酬も良いので,この機会に挑んでみよう。
12人伝説級ダンジョン「規律の回廊」
太天王陵にある「規律の回廊」は,「拘束の石室」と同様に,超高難度のインスタンスダンジョン「黄昏の聖殿」の簡易版にあたり,ボスの「地天機」(黄昏の聖殿では2番目に登場)を倒すことが目的となる。
「規律の回廊」の特徴は,床にあるマークの上を通過すると,キャラクターの頭の上に,特定のバフが掛かったことを意味する文字が表示されるという特殊なギミックがあることだ。
この文字をマークの上でジャンプして切り替えながら進むのだが,つねに更新しながら移動しなければならず,失敗すれば一撃で戦闘不能となってしまう。
ふんこさんによると,この頭の上に表示される文字は,ボス戦でもキーポイントになるという。ボスとのバトル中,パーティメンバーの1人がランダムに選ばれて空中に捕縛されてしまったとき,ほかのメンバーは,捕縛されたメンバーと同じ文字になるようにジャンプして切り替える必要がある。制限時間が終わった時点で文字が合っていない場合は,捕縛されたメンバーが戦闘不能になってしまう。「ボス戦のときの文字変えジャンプは,慣れていないとジャンプしすぎてしまうことが多いので,落ち着いてしっかり文字を合わせてください」(ちびねえさん)。
実は「黄昏の聖殿」にも同様のギミックが存在している。しかし,2番目のボスである「地天機」まで到達できているプレイヤーが少ないことから,週間帰属の「規律の回廊」で,初めてこのギミックに触れる人が多いだろう。
道中からして慣れないと難しいギミックだが……幸い,戦闘不能になってもすぐに復活して挑戦可能だ。最初のうちは,死にながら覚えて「規律の回廊」を攻略しよう。
巨大ボス「火龍」が登場
トグロを巻くような巨大な体の「火龍」が,毎日決まった時間に入場できる特殊なインスタンスダンジョンに登場する。今までのインスタンスダンジョンは,あらかじめパーティを組んでから攻略に向かう流れが基本だが,火龍戦は開始時間に参加申請し,申請したプレイヤーがランダムでパーティを組むことになる。
この火龍の第一印象について聞いてみると,2人は「でかい」と口を揃えた。実際にプレイしてもらえばすぐ分かるが,近づいて攻撃していると,火龍の体のごく一部しか目視できないほどで,バトルの迫力は既存のボスの比ではない。
見掛けはかなり強そうに見える火龍だが,実はそれほど苦戦せずに倒すことができるそうで,バトル中のギミックをうまく使えば,火力の高くないキャラクターでも十分に戦えるとのことだ。実際,申請する時間がタイムリミットぎりぎりの場合,少人数で火龍に挑まなければならないケースもあったりするが,多少時間が掛かってしまうものの,それでも何とか倒せるレベルである。報酬もおいしいとのことなので,気軽に毎日参加してもらいたい。
最後にこれからブレイドアンドソウルを始める,あるいは現在休んでいるけど復帰してみようと思っている人に向けて,2人からメッセージをいただいたので,これを掲載して本稿の締めとしたい。
「ブレイドアンドソウルに限らず,初めてプレイするときは何も分からないと思います。人と人のつながりが大事なゲームでもありますので,門派に入ったり,SNSなどを使ってでもいいので,一緒に遊ぶ仲間を見つけてください。一人でも楽しめるゲームですが,友だちと遊ぶことでしか得られない楽しさがきっと見つかると思います」(ちびねえさん)
「ブレイドアンドソウルは,先日4周年を迎えました。長くサービスを続けているタイトルで,今から始めて大丈夫なの? と思っている人もいるかもしれませんが,一人でもストーリーを進めながらある程度の装備を揃えることもできます。そこから上を目指す場合は,門派に加入するのが早いのですが,門派は,”自由門派”ではなく”熱血門派”から選ぶと良いかもしれません」(ふんこさん)
今回,読者プレゼントとして,新規にアカウントを作成したプレイヤーおよび,過去に遊んでいたプレイヤー(2018年5月30日〜6月27日でのログインが0〜3回以下)を対象に,人気衣装「楽園」と髪飾り「桃源郷」を用意してもらった。受取期限は2018年7月25日6:00となる。
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