プレイレポート
「ブレイドアンドソウル」の次期大型アップデートで新職業「剛剣士」が登場。どのような能力を持つのか,先行プレイで得た情報をお届けしよう
これに合わせて,剛剣士を事前に作成でき,さらに実装後のスタートダッシュに便利なアイテムがもらえる実装記念キャンペーンも実施中だ。すでに実装日を待つだけというプレイヤーも多いだろう。今回,この剛剣士を実装前にプレイができたので,そこから得た情報をまとめて紹介しよう。
大剣による重い一撃と「剛体」による打たれ強さが特徴
大剣を振り回す豪快かつ強力な攻撃で敵を屠り,「剛体」 によって身体を鋼鉄の鎧のごとく強化できるのが剛剣士の特徴だ。大剣が武器ということで,攻撃スピードこそやや遅いが,重たい一撃でダメージを稼ぐイメージで,爽快な打撃感が得られるようデザインされている印象を受けた。
剛体は剛剣士独自のシステムで,敵の攻撃を受けたときのダメージをHP(生命力)の代わりに剛体ゲージが肩代わりするというものだ。減少した剛体ゲージは「蓄気」(後述する雷属性なら「剛猛」)というスキルで回復できるほか,特定の攻撃用武功(スキル)を使うことでも回復していく。ただ,前者はクールタイムが短く,使用すると40%も回復するので,こちらが主な回復手段になりそうだ。
剛体によって堅く,安定的な戦闘が行えそうだと思えるが,実はそう単純でもない。というのも,剛剣士の武功は,MP(内力)ではなく,HPを消耗して発動するからだ。実際の戦闘では,めまぐるしくHPと剛体ゲージが増減することとなり,最初のうちは管理が大変かもしれない。マウスの左クリックで,HPを回復できる技が使えるので,うまく活用しながら有利に戦闘を進めたいところだ。
もう1つ,剛剣士を象徴する武功が,範囲内のパーティメンバーに強力なバフ効果を与える「降臨」だ。これは,邪術士のトレードマークともいえる「降神」に似た武功で,とくにパーティプレイ時はHP回復効果も含めて絶大な効果を発揮する。降臨状態でしか使用できない特殊技もあり,スキル回しを考えるうえでもキーになる武功となりそうだ。
剛剣士は「狂気」と「信念」,2つの顔を持つ
剛剣士が選択できる属性は雷と氷だが,属性によって特殊なゲージを運用することになる。
雷属性は,一刀両断など特定の武功によって「代償」ゲージが溜まっていき,これが最大になると「狂気」が使用可能になる。狂気状態になると武功の性能がガラッと変わり,火力が大幅に上がる代わりに,HPの消耗量が増加してしまう。諸刃の剣といったところで,剛体ゲージを含めたHPの管理が必要不可欠になるだろう。ただ,強力な一撃になるのは間違いないので,一時的にHPの減少を抑える武功「止血」を併用しつつ,うまく攻撃を叩き込みたいところだ。
氷属性も特定の武功で独自の「陽光」ゲージを溜めて,「信念」を発動させる。信念状態はかなり短い時間しか維持できないが,その代わりに専用技は射程が長く,中距離から高い火力を出せるのが特徴だ。
個人的な所感としては,ハイリスクハイリターンな戦闘で瞬間火力を出したいなら雷属性,安定した戦いを望むなら氷属性といったところだろうか。雷属性は高い火力が出せるが,HPを含めて管理するゲージが多く操作も難しい。一方の氷属性は,火力では雷属性に一歩譲るが,比較的簡単な操作でもある程度のダメージが期待できる。
パーティプレイにおいては,武器の射程を考えると最前線で戦うことになるので,必然的にダメージを受ける機会が多くなり,各ゲージの管理が難しくなる。そのため,双舞士や召喚士など,HPを回復してくれる職業と組むことで,剛剣士の能力を最大限に引き出せそうな印象だ。
先行する韓国では,導入されたばかりの剛剣士に対して,能力が低すぎるという不満の声もあったようだが,その後のアップデートで適正な強さまで調整されている。日本で実装される際は,調整後のバランスとなっているとのことだ。
狂気と信念,2つの顔を持つ剛剣士は,独自のゲージを運用しながら強烈なダメージを与える矛にも,剛体で得た強靭な肉体でパーティメンバーを守る盾にもなれる高いポイテンシャルを秘めている。ほかの職業では味わえない戦闘の楽しみが見出せそうな職業なので,実装のタイミングを逃さず,育成を開始してみよう。
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