インタビュー
「ブレイドアンドソウル」のアップデート「黒く染まった楽園」では仙界の姿が明らかに。見どころやロードマップをプロデューサーにインタビュー
記念イベントの終了日となる6月17日には,次期大型アップデート「黒く染まった楽園」が実装される予定だ。このアップデートでは,「仙界」を舞台にしたエピッククエストが実装されるという。
今回4Gamerでは,本作の運営プロデューサーを務める山本浩正氏に,アップデートの見どころや2020年のロードマップなどについて話を聞いたので,その内容をお届けしよう。
「ブレイドアンドソウル」6周年を迎えて
4Gamer:
「ブレイドアンドソウル(以下,B&S)」6周年おめでとうございます。プロデューサーとして,現在のお気持ちはいかがですか。
山本浩正氏(以下,山本氏):
もう6年経ったかというのが正直な感想です。サービス開始が,そんなに昔だったのか,と。
4Gamer:
ここしばらくで,一番記憶に残っているイベントやアップデートはなんでしょうか。
山本氏:
2019年1月のアップデートで実装された「鉄鎖群島」ですね。B&Sとしても新しい試みとなる30人が入り乱れて戦うバトルロイヤル形式のPvPで,2019年に行われたジャパンチャンピオンシップの種目にも採用されました。
4Gamer:
ブレイドアンドソウルはPvPが非常に盛んですよね。先日から6周年の記念イベントも開催されていますが,これらはすべて日本の運営チームが企画を立案して,制作されたものなのでしょうか。
山本氏:
「ブレソ6周年パーティー」と「2020フォッシルの秘密倉庫」は韓国の開発チームからの提案を日本側で調整しました。「感謝の贈り物」と「ブレラッキー」は日本から提案して作成してもらったイベントになります。
「感謝の贈り物」は,プレイ年数に応じたプレゼントをご用意したもので,Webページで「あなたはこれぐらい昔から遊んでます」という日数を表示したりして,お客さんも「こんなに前から遊んでいたんだ」と楽しんでもらえたようです。
4Gamer:
ログイン日数ではなく?
山本氏:
最初にキャラクターを作った日から数えての日数ですね。例えば,1年ほど休止していても,その間の日数もプラスされるので,ある意味お得かもしれません。実際に,この機会に復帰された方も結構いらっしゃるようです。
4Gamer:
先ほど,韓国から提案のあったイベントが2つあったとおっしゃっていましたが,それらのイベントは韓国で実装されたイベントですか。
山本氏:
「フォッシルの秘密倉庫」は,記念のタイミングで実施することが多い,アイテムがザクザクもらえるイベントになっています。
一方,「ブレソ6周年パーティー」は日本オリジナルのイベントで,5周年のときの「ファンクリエイション大賞」で最優秀賞作品がゲーム内でもらえるというイベントです。
4Gamer:
鬼のお面とかがもらえるイベントですね。
山本氏:
そうです。5周年ファンクリエイション大賞の「守護石」部門で最優秀賞に輝いた作品は,次期アップデートでのお披露目を予定していますので楽しみにお待ちいただければと思います。
4Gamer:
分かりました。昨今の新型コロナウィルス関連で,今回のアップデートや6周年に影響はなかったのでしょうか。
山本氏:
準備期間が緊急事態宣言と重なってしまったのでご存じの方もおられると思いますが,影響がありました。
4Gamer:
さすがに今回は仕方がないのではと個人的に思います。
山本氏:
先日の生放送でも触れましたが,本当は5月13日に実施するアップデートが5月20日に変更されたりと,少なからず影響は出てしまっています。そのぶん,「ブレソ6周年パーティー」などでの周年記念イベント,「6周年記念鋳貨(記念アイテム交換用のアイテム)」の獲得量を増やすなど,イベントの調整を行いました。
4Gamer:
6月17日以降に実施される今後のアップデートにも影響しないか気になりますね。
山本氏:
次回のアップデートが遅れることは,今のところありません。一時期行われていた本社での業務調整は解除されており,勤務の状況も通常に戻っていると聞いています。
4Gamer:
となると,日本側でどういった対応ができるかといったところでしょうか。
山本氏:
はい。弊社は東京都にあるので,政府の方針に従いながら,これ以上お客様に迷惑をかけないようにできる限りがんばっていきたいですね。
4Gamer:
ところで,2019年末から2020年初頭にかけて「機恨」アップデートが連続して実施されました。このアップデートでは,初めてキャンペーンシナリオのような形で外伝ストーリーが実装されましたが,これについてプレイヤーの反響はいかがでしたか。
山本氏:
「機恨」の外伝ストーリーは,メインストーリーからの登場人物ではなく,あまりスポットの当たっていないNPCがメインという,これまでの外伝とは異質で初の試みでした。キャラクターの印象が薄いため,ストーリー的にはプレイヤーさんからそれほど大きな声は上がりませんでしたが,それよりもメカニックな敵やボスの容赦ない強さが評判になりました。
4Gamer:
そんなに強かったんですか。
山本氏:
硬すぎると話題でした(苦笑)。なにしろ,前回のボスからHPが2倍ぐらいになってましたから。これについては韓国でも同様の指摘を受け,調整が行われています。6月17日のアップデートでは,韓国で調整された最終的な仕様が実装される予定です。
4Gamer:
ちなみに,日本ではそのボスは倒されたんですか?
山本氏:
ごく少数……といったところですね。
4Gamer:
な,なるほど。ともあれ,その調整でどの程度の強さになるのか注目といったところですね。
謎のベールに包まれた「仙界」への扉がついに開く
4Gamer:
では,アップデートについてもお聞きしたいと思います。6月17日に実施されるとのことですが,アップデートタイトルは「黒く染まった楽園」でいいのでしょうか。
山本氏:
はい,「黒く染まった楽園」です。これは新しいエピッククエストのタイトルなのですが,それがそのままアップデートタイトルとなります。
4Gamer:
新しいエピッククエストは,舞台も変わるのでしょうか。
山本氏:
前回のエピッククエスト10幕が「仙界の扉が開いたぞ」というところで終わっていまして,今回の11幕では「仙界の中はどうなっているのか」といったストーリーになります。
4Gamer:
ストーリーについて教えてください。
山本氏:
天下四絶という4人のすごく強い武人がいて,そのうちの1人である「ピウォル」という女性はすでに亡くなっています。彼女は仙界から人界に助言をもたらしていたので,序盤から「仙界」というキーワードは存在していました。それがいよいよ11幕で明らかになります。
4Gamer:
ストーリー初期の頃からあった伏線がようやく回収されるわけですか。
山本氏:
以前から亡くなった人が行く場所だという説明はありました。実際はどうなのか分からないままでしたが,今回やっとプレイヤーが仙界に行けるようになり,物語の核心に迫れるというストーリーになります。
4Gamer:
仙界って……死ななくても行けるんですか?
山本氏:
これまでも,死んではいないけど特別に冥界に行くということもありました。今回もその流れで仙界に行くことになります。武神と呼ばれているチャド・ジンケンが,仙界で悪さをしようとしているので,それを収めに行くという流れですね。
4Gamer:
「ジン・ヴァレル」や「チャド・ジンケン」といったキャラクターのほかに,キーとなるキャラクターはいますか。
山本氏:
これまでもたびたび物語に登場してきた武神三元老の「白雲禅師」が再び登場します。あと,完全な新キャラクターとして「カーン・サンリ」という少年も登場します。
4Gamer:
カーン・サンリはクルム王国の首都・建元成都の彩雲港の繁華街にいるそうですが,仙界の関係者ではないんですか。
山本氏:
彼は仙界の人間ではありませんが,キャラクターを導く重要なキャラクターです。どう仙界に関わってくるのかは,ぜひプレイしてみてほしいですね。
4Gamer:
仙界は新規追加マップのようですが,どれぐらいの広さなのでしょうか。
山本氏:
具体的な広さは表現しづらいですが,エピッククエストを進めながら仙界をめぐり,途中でモンスターと戦ったりすることもあるので,ある程度の広さはあります。マップの中に街が1つだけ,という感じではないです。
山本氏:
また仙界には「仙桃園」という新ダンジョンも実装されます。これは,エピッククエストを進めると開放されるダンジョンです。
4Gamer:
ああ,なるほど。仙人周りの話に,桃にまつわる名前というのは,お約束というかオーソドックスな感じです。青空にピンクの樹木が生えて綺麗なところですね。
山本氏:
仙桃園を占拠した「斉天一味」と戦うといったストーリー仕立てになっています。中ボスが「鬼猿」,ボスが「斉天」とどちらも猿にまつわるというか,あの古典がベースになっているようです。
鬼猿 |
斉天 |
4Gamer:
このダンジョンでは,どんなアイテムが手に入りますか。また,鬼猿と斉天はストーリーに関わってくるのでしょうか。
山本氏:
ダンジョンでは,「斉天耳飾り」や「真王耳飾り」といった耳飾りと,装身具を強化する「斉天の大精気」,それと斉天のアバターアイテムである「大帝」「大聖」が手に入ります。鬼猿と斉天は独立したクエストの流れで戦う相手で,ガッツリシナリオにからんでくるというわけではないですね。
4Gamer:
なるほど。エピック11幕の見どころはズバリどこでしょうか。やはりジン・ヴァレルの動向でしょうか。
山本氏:
ええ。ジン・ヴァレルの人気が高く,プレイヤーの注目もそこに集まるのではと思います。子供から大人に戻った彼女がどういう性格で,どんな行動をするのかをじっくり楽しんでもらいたいですね。
4Gamer:
ちなみに仙界を舞台にしたストーリーは,今回のエピック11幕で終わりですか。
山本氏:
いえ,まだしばらくは仙界が舞台になります。エピッククエストは1年に1回追加されるので,また来年をお楽しみにという感じになりそうです。
魔道士の新覚醒系列「陰陽」は雷を操り自らを雷神と化す
4Gamer:
アップデートのもう1つの柱となる魔道士の新覚醒系列についても教えてほしいのですが,どういう系列なのでしょうか。
山本氏:
B&Sはいま12職業があり,職業ごとに系列という戦うタイプを2つもしくは3つから選べます。当初は全職業2タイプでしたが,昨年4月に剣術士に新覚醒が実装され,それ以後,3つの職業に1系列ずつ追加されました。
4Gamer:
昨年のアップデートでは,順を追って新覚醒系列が追加されてますね。
山本氏:
はい。剣術士を皮切りに拳闘士,滅砕士,暗殺者と追加されており,今回は魔道士の第3覚醒系列「陰陽」が実装されることになります。
4Gamer:
いままでの魔道士の系列との大きな違いや,特徴はなんでしょう。
山本氏:
見た目で判断するなら,これまでの魔道士は炎と氷を使う系列でしたが,陰陽は雷を使う系列になります。陰の気を使った武功(スキル)は単体攻撃向きで,陽の気を使った武功は多数を相手にするのに便利な範囲攻撃タイプとなっていて,使い分けて戦うことができます。
4Gamer:
陰陽には「雷玉」と「雷神化」というシステムがあるそうですが,これはどのようものなのでしょうか。
山本氏:
雷玉は蓄積武功を使うことで溜まり,これを維持しているときにのみ使用できる武功があります。
雷神化はその武功の1つで,使用すると一定時間強化状態となります。グラフィックス的には浮遊している状態で,攻撃力のアップや全状態異常の抵抗,移動速度向上,ダメージ減少などの効果が得られます。
4Gamer:
雷神化の効果時間終了後に,パワーダウンするなどといったデメリットは?
山本氏:
ありません。一定時間という制限はありますが,純粋なパワーアップになります。
4Gamer:
ほかの系列から陰陽に変更することによるメリットやデメリットみたいなものはありますか。
山本氏:
B&Sでは手軽に系列を変更できるのでデメリットはありませんが,系列ごとに力を発揮できる装身具が異なるので,装備を切り替えるのが少し大変かもしれませんね。
4Gamer:
陰陽の能力をフルに発揮させるには,装備もそろえ直さないとダメだと。
山本氏:
はい。しかし,これまでの新系列が出たときも,期間限定で装身具の交換などといったケアを実施しているので,ご安心ください。
4Gamer:
分かりました。これらのほかに,アップデートで実装される内容はありますか。
山本氏:
恒例となっている武功改編,いわゆるスキル調整周りがたくさん入ってくる予定です。ちょっと数が多くて紹介しきれないので,アップデート当日に公開されるパッチノートをご参照ください。あとは,守護石に付けられる大精気が追加されます。これはドロップアイテムではなく,材料のアイテムを変換する形での実装となります。
4Gamer:
では,イベントやキャンペーンなどの実施予定はどうでしょうか。
山本氏:
予定しているものとしては,5周年ファンクリエイション大賞の最優秀「守護石」が報酬となっており,一気にレベル60まで上げられる魔道士新系列の育成イベントや新規&復帰者向けのキャンペーン,クエスト達成数に応じたプレゼントなどがあります。
4Gamer:
実装される陰陽がすぐに遊べるようになるイベントは嬉しいですね。新しい楽しみ方が見つかるかもしれません。
9月に新職業を実装?「コンプリート」を含む2020年後半のロードマップ
4Gamer:
それでは6月17日以降の,今年後半のロードマップについてもお話をうかがえればと思います。
山本氏:
2017年9月に銃撃士,2018年9月に剛剣士,2019年に弓奏士という職業が実装されました。詳細はまだお話しできませんが,察しの良いプレイヤーさんならお気づきかもしれません。
4Gamer:
2020年9月にも新職業が実装される?
山本氏:
その予定です。例年通りならば6月に韓国で新職業が実装されるので,韓国サービスの情報をチェックしていると面白いかもしれません。
4Gamer:
楽しみですね。あと生放送で2020年内実装予定とされてるUnreal Engine 4を採用した「コンプリート」についても教えていただければと思うのですが。
山本氏:
それについては,韓国で実装されたものをそのまま日本に持ってきたとしても,お客様が楽しく遊べないんじゃないかという判断になりまして……。
4Gamer:
韓国で昨年12月に実装予定ということでしたが,それはもう実装されているんですか。
山本氏:
少し時期がずれて,2020年の2月の後半に韓国で実装されています。その実装されたものなんですが,正直大幅な調整が必要だと思えたので,それらを行ったあとに日本に導入するかどうかという判断になりそうです。
4Gamer:
コンプリートの内容には戦闘システムの改修や新コンテンツの実装なども含まれてはいますが,メインはグラフィックスのリマスターですよね。そんなに問題があるんですか。
山本氏:
韓国で先に入っているバージョンは「フロンティア」というサーバーで,完全にゲームのシステムが変わってしまっています。ゲームの根本から変わっているものを,Unreal Engine 4を採用したコンプリートとして入れているんです。
4Gamer:
つまり,韓国ではいま2つのB&Sが走っているわけですか。例えるなら,リネージュ2のようにライブサービス,クラシックサービス,アデンサービスといった感じで,複数のサービスが同時に行われていると。
山本氏:
概ねそんなイメージで間違っていないと思います。コンプリートも内容としては面白いんですが,さすがにちょっと調整が必要ですね。
4Gamer:
確かに,それをそのまま日本に持ってくるのは……できれば,ちゃんと1つのルールでみんなと遊びたいですし。
山本氏:
生放送でも触れましたが,既存のB&Sを綺麗にするだけでもいいという意見は少なからずありますね。
4Gamer:
そうですよね。逆に,リネージュ2のようないくつかの形態に分けたサービスもあり得るということですか?
山本氏:
可能性としてはゼロではありませんが,それも検討しているところです。
4Gamer:
少なくとも,調整が終わったからすぐ実装という話にはならないと。
山本氏:
ええ。日本側で韓国の状況を確認して,どうするかを話すために止まっているという感じです。ただ,これからどうするかはまだ分かりませんが,コンプリートを導入するという方向は変わりません。
4Gamer:
ちなみにコンプリート実装時に,プレイに必要なPCスペックは上がりそうですか。
山本氏:
上がるとは思いますが,確証はありません。軽くなったという反応もあるようで,日本の環境で実際に動かしてみないと分からないのが正直なところです。
4Gamer:
ああ,環境によっては最適化されたクライアントで,軽く感じられる可能性もありそうですね。
時間も迫ってきました。最後に,B&Sが6周年を迎え,7年目に向けて走りはじめましたが,これからの1年はどんな方針で運営していこうと考えているか,教えてください。
山本氏:
実は今年の1月ぐらいから,私自身がFSキャラクター(運営チームが動かすオフィシャルなキャラクター)で,ゲーム内でお客様と積極的に接するようにしているんです。
4Gamer:
いままでは,そういう試みは実施されていなかったんですか。
山本氏:
日中にずっといるというスタイルでは,あまりやっていませんでした。お客様の生の声や,小さな不具合とかの話を拾っていければということで,今年から積極的にゲーム内に登場しています。お叱りを受けたり励ましを受けたりと,いろいろなご意見を直接いただいていますが,そういった声にできるだけ寄り添いながら共に進んでいくというのを,7周年に向けた方針にしたいと思っています。
4Gamer:
毎日,日中からログインしているんですか?
山本氏:
会議などでどうしても外せない時以外は,武神の塔の横の掲示板に突っ立っていたり踊っていたりします。お問い合わせはしづらいけど,キャラクターとしてそこにいるなら話しやすいというところがあるみたいです。
4Gamer:
公式サイトからお問い合わせするというのは,よっぽど大事なことというか,ちょっとした覚悟みたいなのがいると思うので,プレイヤーさんたちの気持ちはすごく分かります。
山本氏:
ゲーム内のやり取りなら「それ,どうだったかな」とフランクな感じで事実確認できますし,その場で分からないなら「調べておきますね」といった軽いやりとりができるので。そこが直接コミュニケーションできる強みなのかなと。誤字などの小さなものから,僕らが把握してない不具合などがわかることもあるので,けっこう助かっています。
そういう試みを続けつつ,B&Sをよりよいサービスにしながら7周年を迎えていきたいと思います。
4Gamer:
それではアップデートを待つファンにメッセージをお願いします。
山本氏:
エピッククエストのストーリーは,楽しみにされている方も多いと思います。仙界を舞台にした物語の展開を,じっくり遊んでください。また,新しいインスタンスダンジョンも増えます。
ちょっと難度は高いですけれど,見返りは十分にあるので,仲間と一緒に訪れてもらえればと思います。
魔道士の「陰陽」についてはこれまで魔道士をプレイされてきた方はもちろん,魔道士をプレイされたことのない方も楽しんでいただけるものになっています。育成イベントもやっているので,ぜひプレイしていただければと思います。
4Gamer:
本日はありがとうございました。
「ブレイドアンドソウル」公式サイト
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