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[G★2008#14]剣と魔法のファンタジー風TPS「War Cry」がプレイアブル出展。接近戦もアツい三人称シューティングだ
昨日(11月13日)プロモーションムービーを紹介した,T3 Entertainmentの新作「War Cry」について,どのようなゲームか同社ブースで説明にあたっていたジョン・ヒギョン氏にいろいろ尋ねてみた。
ジョン氏の話では,本作は「エンパイア」「ホード」の2勢力の争いを舞台背景とする本格派の“ファンタジーFPS”(三人称視点なので本来はTPSというべきだが,韓国ではTPSとFPSをまとめてFPSと呼ぶのだとか)であり,戦士,魔法使い,ヒーラーといったキャラクタークラスが登場する点が特徴とのこと。シューティング系のゲームではあるが,剣や槍,銃といった武器や魔法による戦いが展開するのである。
なおゲームエンジンには,「Jupiter Ex」が採用されている。
デモ機の画面を直撮りしたムービーをUpしたので,まずはそちらで,さまざまな武器を試している様子を確認してほしい。
韓国では,「Sudden Attack」(邦題 サドンアタック)に代表される一人称視点のシューティングゲームが人気を集めているが,なぜ本作では三人称視点が採用されているのだろうか。
ジョン氏からは,「自分のキャラクターが確認できないと,自分自身楽しめないからです」と,なんとも分かりやすい答えが返ってきた。いわれてみれば,無骨な男達でなく,いろいろな種族が登場するファンタジー系のゲームだし,自分のキャラが戦っている姿が見られるのは楽しい気がする。
今後は,正面からプレイヤーキャラを見られるようにするらしい。自分のキャラの様子がよりよく見られるのはいいが,背後も確認できるようになるわけで,ゲームバランスに影響しないか気になるところだ。
またジョン氏によると,本作では至近距離での戦いが楽しめるようバランス調整されているとのこと。例えば,移動速度が3〜4倍になるスキルや,上のムービーでも見られる,体を透明にするスキルがあるため,気づかれないように敵に近づき,近接武器で確実にしとめるといった戦い方も可能だ。
ただし,体が透明になっているあいだに飛び道具を用いると姿が元通りになるので注意が必要。また,スキルを使うとスキルポイントが消費されるため,使いどころが重要なのである。
現在のところ,キャラクタークラスは以下の12種類で,今後,各勢力に一つずつ新クラスが追加される予定だ。
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シャーマン
ダークナイト
ネクロマンサー
シャドウハンター
パラディン
メイジ
レンジャー
ハンター
アルケミスト
スペルナイト
ゲームモードは,倒した相手の数を競い合う「チーム戦」のほか,相手のクリスタルを破壊すれば勝ちとなる「クリスタル破壊マッチ」が用意されている。最大8対8で対戦でき,進行中のバトルに途中から参加可能だ。
なお,G★2008開幕日である11月13日から,16日までの4日間,クローズドβテストが行われている。ビジネスモデルについては,アイテム課金制が採用される予定だが,バランスを崩しかねない武器アイテムの提供は行わない方針とのこと。
海外展開について尋ねたところ,2009年上半期に予定しているオープンβテストを経て,運営が安定したら検討していきたいと答えてくれた。日本への進出も視野に入っているようだ。
- 関連タイトル:
War Cry
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