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「機動戦士ガンダム 戦場の絆 ポータブル」,完成披露体験会の模様とプレイレポートを掲載
本作は,2006年11月にアーケード向けにリリースされ,全国のアミューズメント施設で稼働中の「機動戦士ガンダム 戦場の絆」をPSP向けに移植した作品。当日は,メディア対抗戦のステージイベントや一般向けフリー体験会も行われたので,その模様をレポートしよう。
このステージイベントには,プロデューサーの小澤至論氏とディレクターの夛湖久治氏が出演。4人対4人の最大8人対戦が楽しめること,役割分担が重要になるためプレイヤー同士の“絆”がポイントとなるといった本作の特徴を,プロモーションムービーを上映しつつ紹介した。
プロデューサーの小澤至論氏 |
ディレクターの夛湖久治氏 |
本作の概要については「こちら」の記事,PSP版オリジナルの要素については「こちら」や「こちら」の記事で紹介したとおり。そのほか,アドホックモードにしか対応していないPSP用ソフトでも,PLAYSTATION 3を介して全国のプレイヤーと遊べる,“疑似インフラストラクチャーモード”を実現する「アドホック・パーティー for PlayStation Portable」に対応予定であることが明らかにされた。
なお本作には,予約特典として「新米隊員用 戦略ガイド」が,先着特典として「機動戦士ガンダム 戦場の絆 トライアルカード」が付属する。詳細については,「こちら」の記事で紹介しているので,興味のある人はチェックしておこう。
そのあとは一般向けの体験会が行われ,来場者が「機動戦士ガンダム 戦場の絆ポータブル」をプレイできた。わずかな時間ではあるが,筆者も本作をプレイしてきたので,最後にそのプレイインプレッションを掲載しておこう。
最大の魅力は8人同時対戦!
アーケード版未プレイの人でも気軽に楽しめる
本作をプレイしてまず感じたのは,操作方法がシンプルで覚えやすいということ。本作のキーアサインは「こちら」の記事で確認できるが,移動がアナログスティック,射撃や格闘といった攻撃動作も基本的にはボタン一つまたはボタン二つの組み合わせで繰り出せる。アクションゲームが苦手でなければ,数回プレイすれば,ほぼ思い通りにモビルスーツを操れるようになるのではないだろうか。
ちなみに筆者は,ジオン公国軍でザクIIを使ってのプレイ。本来であれば,声をかけ合って勝利を目指すところだが,チームメイトは見知らぬ者同士の初対面ということもあって,さすがにちょっと恥ずかしい。
そこで役に立ったのが,仲間同士のチャット機能。方向キーの左右で定型メッセージを選択する形式で,チームメイトに意思を伝えることが可能だ。もちろん恥ずかしがり屋さんだけでなく,電車の中や喫茶店といった大きな声を出すのがはばかられるような場所でのプレイや,アドホックパーティでのプレイなどで役に立ちそうだ。また,ボイス付きなのでチャットウィンドウに気を取られにくい,という点もポイントだろう。
対戦の結果は敗北だったが,負けた悔しさよりも仲間との連携プレイの楽しさのほうが強く印象に残った。製品版であらためてじっくりとプレイしたいところである。なお作戦終了後は,対戦のリプレイが可能。それぞれのプレイヤーの視点だけでなく,俯瞰/見下ろし視点でのチェックもできる。
なお本作にはトライアルモードが用意されており,ゲームシェアリング機能を使って,一本のゲームソフトで8人まで一緒にプレイできる。使用できるモビルスーツや対戦ステージは限定されるが,仲間同士で役割を分担した,本作ならではの8人対戦の魅力をたっぷり味わえる。
もちろん単なる移植ではなく,一人でも楽しめるPSPオリジナルの要素もたっぷりと詰め込まれているので,興味のある人はぜひプレイしてほしい。
- 関連タイトル:
機動戦士ガンダム 戦場の絆ポータブル
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キーワード
(C)創通・サンライズ
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- ビデオゲーム
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