カプコンのXbox 360用新作タイトルは「ロスト プラネット2」だった！　舞台は雪原からジャングルへ？

　先日「こちら」の記事でお伝えしたとおり，Xbox LIVE マーケットプレースでカプコンの新作発表映像の配信が開始された。
　まず結論からいうと，この新作とは「ロスト プラネット　エクストリームコンディション」（PC / Xbox 360 / PLAYSTATION 3）の続編に当たる「ロスト プラネット 2」のことであった。
　Xbox LIVEマーケットプレースで「カプコン トップシークレット アナウンス」と銘打たれたムービーは，435.62MBとなかなかのボリューム。ムービーには，本作のプロデューサーの竹内 潤氏，ディレクターの大黒健二氏が出演しており，前作のエンディングから十数年後，温暖化が進んだEDN-3rdが本作の舞台であること，ジャングルなどの新ステージが追加されること，一人の主人公ではなく“雪賊”にスポットが当てられ，さまざまな視点からストーリーが描かれることなどが明らかにされた。
　ゲームとしてはTPS（3人称視点シューティング）であることに変わりはないとのこと。“今度は巨大なAKに対してCo-op（協力）プレイで倒したい”という要望が多く，それに対しての開発側からの答えが映像に詰まっていると，大黒氏は語っている。実際，ムービーを見ると，山ほどあろうかという巨大なAKに対し，複数人のプレイヤーが協力して挑むシーンが確認できた。


　また，本作にはカプコンのオリジナルエンジンである“MT-Framework2.0”が搭載されている。大黒氏はムービーで「グラフィック面での進化にも期待してほしい」と語っていた。ムービーの美麗なグラフィックスは，ほぼゲーム画面で作られているとのことなので，Xbox 360を持っている人は，ムービーをダウンロードしてその目で確かめてほしい。


　2008年5月に実施された「ロスト プラネット　コロニーズ」の先行体験会で，竹内氏が「2」の制作を会社に打診すると約束していたが，それから約9か月，正式に「ロスト プラネット 2」の制作が発表されたわけだ。発表を楽しみに待っていたファンは，ここぞとばかりに「『2』キター！」と盛り上げてほしい。