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[COMPUTEX]HHKB Lite2風67キー配列の低背Cherry MX搭載キーボードをCooler Masterが披露
まだプロトタイプで,最終的なスペックはまだ決まっていないとのことだが,底面の公称サイズは約292.6(W)
机上からチクレット(板ガム)風キーキャップ(=キートップ)までの高さは[Space]キーの行で実測約20mm,[Esc]キーの行で同27mmと,こちらも切り詰めてある印象だ。
上の写真で気付いた人も多いだろうが,キースイッチはアルミ製の天板に固定してあるフローティングタイプで,筐体で天板の下のところには帯状にLEDを埋め込んである。Cooler Master Technologyによると,キースイッチだけでなく帯状LEDの色も約1677万色から個別に選べるよう調整しているとのことだった。
キーボードとしてはNキーロールオーバー対応で,同時押し対応数は未定。[Fn]キーと組み合わせて利用できる「[Windows]キー無効化機能」の採用は確定しているが,そのほかの機能や,キーマクロ設定機能の搭載は検討中とのことである。
本体側の接続インタフェースはUSB Type-C。これはゲーマーやタイピスト,プログラマーがケーブル込みで簡単に持ち運べるようにするための配慮だそうで,その意味でターゲットとしてはゲーマー以外も入っていることが分かる |
Cooler Masterはゲーマー向け製品のブランドロゴを変更したとのことで,[Fn]キーのところにあるロゴは「Cooler Masterロゴから文字を抜いた六角形」になっていた |
ここまで小さく,かつ向かって右側の配列が特殊だと,慣れるのには時間がかかるかもしれないが,「簡単に持ち運べるゲーマー向けキーボード」の最右翼が登場したとは言っていいのではなかろうか。日本での販売予定もありだそうなので,続報に期待したい。
Cooler Master Technology公式Webサイト
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