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“WHO AM I”のナゾ解明! 「レイトン教授」セカンドシーズン最後の大物キャストが発表された「映画 レイトン教授と永遠の歌姫」完成披露舞台挨拶
「映画 レイトン教授と永遠の歌姫」では,「レイトン教授」シリーズセカンドシーズン第1作で,11月26日に発売されたばかりの「レイトン教授と魔神の笛」に続く物語が描かれる。
このイベントには,レイトン教授役の大泉 洋さん,ルーク役の堀北真希さんをはじめ,デスコール役の渡部篤郎さん,レミ役の相武紗季さん,ジェニス役の水樹奈々さんが出演した。また,「レイトン教授と魔神の笛」完成披露会で出されたナゾ,“WHO AM I”の“I”が誰なのかが解明,その大物ゲストもステージに登場した。
ステージには,キャスト陣およびレベルファイブ代表取締役社長の日野晃博氏,「映画 レイトン教授と永遠の歌姫」監督の橋本昌和氏が登場。最初に日野氏と橋本氏が以下のようにコメントした。
「3年くらい前に企画されたレイトン教授も,いまやこうして映画として皆さんにご披露できるまでになり,たいへん嬉しく思っております。豪華な出演者の皆さんとともに,さらに面白い作品に育てていきたいと思いますので,これからもどうぞよろしくお願いします」
「今日,これだけ大勢の方に集まっていただいて,映画を観ていただけたということで,完成したんだなという実感がすごく持てました。全然関係ない話なんですけど,さきほどのシンポジウムでレイトンの年齢が出たと思うんですけど,僕と同じ年でした。いろんな意味で負けているとは思うんですけど,これからもがんばりますので,レイトン教授をよろしくお願いします」
なお橋本氏は,LiLiCoさんの「大きなスクリーンでのアニメーションを手がけたということで,大変だった点はどこでしたか?」という質問に対して,「ゲームは好きなときに始めて好きなときに終われるんですけど,映画は始まると最後まで一気に観ていただくことになります。退屈しないように勢いのある映画にしたかったので,観ていただいて,そういう感じになっていると思ってもらえればうれしいです」と回答していた。
「誤解を恐れずに言えばナゾが邪魔」の次は学歴詐称? “大泉ワールド”全開の舞台挨拶
大泉さんは,今回の完成披露会が「あまり体感したことのない盛り上がり」で戸惑ったとコメント。続けて「こんなにがんばって出ているのに,レイトン教授の着ぐるみのほうが明らかに声援が大きかった」と愚痴ると,会場は大喜び。
ここでLiLiCoさんから,「レイトン教授と魔神の笛」の完成披露会で,「レイトンのストーリーが観たくて『ナゾが邪魔』とおっしゃってましたけど」と突っ込まれつつ,「今回はストーリーを堪能できるじゃないですか。ご覧になっていかがでしたか?」と質問される。
大泉さんは,「口は災いの元というのを思い知りましたね。次の日のニュースで『大泉,失言』とか『大泉,反省』とかひどいニュースばかりで。私は,『誤解を恐れずに言えば』ナゾは邪魔だと言ったわけで。そういう表現がいまいちなく,ただ『ナゾは邪魔だ』みたいに言ったことになっていて不本意だと。私がナゾが分からないから,邪魔だと言って……」と力説しているところで,堀北さんが「もう大丈夫です」と制すると,会場から拍手が巻き起こる。
大泉さんは,「今回はそういった“邪魔な”ナゾもなく,2時間(※編注:正確には上映時間99分)ばーんと観られるわけで,この映画は本当に素晴らしい。でも中にちゃんとナゾが無理なく入っていて,そのへんも素晴らしい。実に最高にゴキゲンな作品に仕上がっておりました」と,映画をべた褒め。
大泉さんは,LiLiCoさんから大隈講堂についての感想を聞かれて,「ここに来るのは在学中以来なのでものすごく久々です」と答えると会場は大爆笑。大泉さんは,「思い出します,ホントに。寝ても醒めても……ここで……いろんなゼミを受けた覚えがありますよ」「よく怒られました,先生に。『お前寝てるなっ!』ってチョークを投げつけられた覚えが,あるんですよ」とたどたどしくコメントして場内を沸かせる。
ここでこらえ切れなくなったのか,大泉さんは「また次の日の新聞で『大泉,嘘をつく』,『学歴詐称』って出ますよ(笑)」と自虐ネタで会場の爆笑を誘い,挨拶を締めくくった。
映画の感想については,堀北さんは「ゲームももちろん面白くて素晴らしいですが,映画ではルークの活躍がたくさん見られて,私も嬉しかったなと思います」と話していた。
なお,テーマソングにはある“仕掛け”があるようなのだが,ここではあえて伏せておくので,気になる人は劇場で確認してほしい。
「渡部でございます。普段は俳優業をやっています」「プロの声優ではないので,少々のことは許してもらおうかなと思います」と非常に謙虚な自己紹介から始め,会場を沸かせる渡部さん。
役作りについて聞かれると,渡部さんは「細かくできあがっていたキャラクターなので,それに合わせてという感じで」と,またもや謙虚なコメント。また,「監督はやわらかい感じに見えるんですけど,とっても厳しい方で。さんざん鍛えられました」と暴露していた。
また,自分の出演シーンについては「もっと勉強しなきゃ」「次はこうしたいな」と反省する面も多かったものの,すごくいい作品に仕上がっていてほっとしたそうだ。
そして相武さんは,「2作品3作品と続いていく中で,レミもどんどんパワーアップしていけるようにがんばりたい」と,今後に向けての抱負を述べて挨拶を締めくくった。
“WHO AM I”の“I”は市村正親さん
物語の“ボス”的存在として登場予定
日野氏は,「この5人の方々に続く,セカンドシーズンの最後のキーキャラクターをここで紹介しようと思います」と述べ,“I”の出演者が発表された。
ここで日野氏から,市村さんが演じるキャラクターについて以下のように解説された。
「セカンドシーズンでは,レイトンとデスコールのつながりのようなものが明らかになっていきます。ある意味ものすごく大きな存在として,レイトンとデスコールが意識しないといけないキャラクターです。一言で言ってしまうとボスのような存在を演じていただきます。あるところでは怖い存在であり,あるところでは父親のような存在で,二人と深く関わる,セカンドシーズン最後のキーキャラクターになっています」
最後に,大泉さんと堀北さんから以下のメッセージが寄せられ,イベントは幕を閉じた。
「映画を観ていただいて,皆さんの心の中にそれぞれ残ったものがあったかと思います。まだ公開はこれからですが,その思いを皆さんがいつまでも大事にしていただけたら嬉しいなと思います。今日はありがとうございました」
「たいへん魅力的な,素晴らしい作品になっていると思います。面白かったと思った方は,いろんな方に紹介していただければと。そして私は,映画もさることながら,最後に市村さんに舞台でお会いしてしまったものですから。(市村さんのほうを向いて)大泉でございます。以前奥様とは連ドラを一度やったことがあります(市村さんからは「それがなにか」との返事。会場からは笑いと万雷の拍手が起きる)。ありがとうございます。セカンドシーズンで市村さんが出てくるということで,本当に,どんどんレイトン教授役の男だけがみすぼらしく見えてきますけど(笑),負けないようにがんばっていかなきゃなと,あらためて思いました。今日はありがとうございました」
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