今回デモ版を紹介するのは，Frictional Gamesのサバイバルホラーアドベンチャー「Amnesia: The Dark Descent」（PC / Mac）だ。
　あのホラーアドベンチャー，Penumbraシリーズを開発したFrictional Gamesの最新作で，2010年9月8日（Steamでは9月9日）に発売される予定となっている。

　主人公（＝プレイヤー）のDanielは，気がつくと荒れ果てた城の中で横たわっていた。なぜ自分がこんなところにいるのか？　ここはどこなのか？　そのすべてが分からないまま，この不気味な城を抜け出すため，探索を開始しよう。


　グラフィックスは一人称視点で描かれ，画面中央にある照準を，何らかの行動が取れるオブジェクトに合わせると，その照準が手などの形に変化する。
　例えば，ドアは左ボタンを押したままマウスを上または下に動かすことで開閉できるし，花瓶などのオブジェクトは，持ち上げて放り投げるといったことが可能だ。

　床に転々とする血痕らしきものをたどり，部屋を探索するうち，1通の手紙を見つけ出せるはずだ。それによるとDanielは，とある薬を飲み，自分の記憶を消したらしい。この手紙には重要なことが書かれているので，しっかり目をとおしておこう。



　Danielは，暗闇にいると少しずつ正気を失っていく。廊下のろうそくなどに火を灯すことで周囲を明るくできるが，手に入る火種の数は限られているので慎重に使いたいところだ。
　やがて水の溜まった部屋にたどり着くと，姿の見えないクリーチャーに襲われる。この場面を乗り切るためのヒントは，序盤に入手しているはずなので，よく思い返してほしい。

　デモ版を遊んでみた限り，ホラーアドベンチャー一筋のFrictional Gamesらしく，さまざまな演出で恐怖を味わわせてくれそうだ。デモ版をプレイして気に入った人は，さらなる恐怖を求めて製品版の購入を検討してみよう。

「Amnesia: The Dark Descent」公式サイト

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