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[Gamescom]スクウェア・エニックスの新作RTS「Order of War」,いよいよ開発最終段階に
すでにデモ版も公開され,完成目前の本作。Gamescomでは,初公開となるミッションがプレイ可能な状態で展示されていたので,インプレッションをお届けしよう。
どこを舞台としたミッションかは確認できなかったが,山に囲まれた場所で,谷に沿って侵攻していくという内容だった。
マップには約10の拠点が配置されており,それらを制圧するごとに,新たなユニットが投入されていく。基地や施設を建設する必要はない。
途中から谷が分岐しているので,どのような順序で勢力範囲を広げていくかはプレイヤー次第だ。モタモタしていたところ,森を通過できる歩兵部隊や,落下傘部隊に背後から急襲され,防戦一方となってしまった。
本作では,ビルや民家の中に歩兵を配置できる。敵の落下傘部隊に対抗するための対空砲などがないときは,数部隊分の歩兵を拠点の周囲にある建物内に配置しておくとよさそうだ。
勝利を収めると,それぞれのユニットが経験値を獲得するほか,スキルポイントをさまざまなスキルに割り振れることが確認できた。
本作の舞台は,第二次世界大戦末期にあたる1944年夏頃のヨーロッパで,ロシア戦線やポーランド東部戦線,そしてフランス各地の西部戦線が題材となっている。
プレイアブル勢力は,米英の連合軍,ドイツ軍,ソビエト軍の三つで,キャンペーンミッションのボリュームはかなり大きくなりそうだ。
資源管理といった,ビギナーにとってとっつきづらい要素が省略されており,プレイヤーは,各部隊の配置場所やフォーメーション,移動経路といった戦術面に集中できる。
このところ,第二次世界大戦もののRTSがあまり登場していないこともあり,ウォーゲームファンならば要注目の新作といえそうだ。海外で9月末に予定されている本作の発売を,楽しみにしよう。
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Order of War
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