カプコンから発売中の
「ロスト プラネット 2」(
PlayStation 3版 /
Xbox 360版)にて,同作に登場する兵器“VS(バイタルスーツ)”を紹介するムービー2本が新たに公開された。
「ドライオ(GTF-11)」「ブリッド(GAH-41BS)」の2機を紹介した
前回に続き,今回のムービーでは,ドライオをベースとした複座型VS
「ドライオン(GAF-15D)」と,状況に応じて三つの形態に変形できる可変VS
「トライシード(GAN-3AM)」の2機が登場する。
またムービーはないものの,機動力と格闘戦に長けた少数量産VS
「ハードボーラー(PTX-140R)」と,空中戦に特化したヘリ型VS
「オスプレイ(GAN-36)」についても下で紹介している。無骨なメカデザインが魅力の一つである本作,こちらの機体についても合わせてチェックしておこう。
ドライオをベースとした複座型VS
ドライオン(GAF-15D)
GTF-11<ドライオ>の訓練機仕様である、GTF-11T<ドライオトレーナー>をベースに、火器管制の見直しと、三座タイプへの再設計を施したVS。
メインパイロットとなるドライバーシートでは、操縦管制と全体の火器管制を行い、ガンナーシートでは個々のシートに装備された火器管制に集中できる設計となっている。
ガンナーシートにパイロットが不在の事態を想定し、ドライバーシートから操作できるミニバルカンを装備している。
最大3人で搭乗できるVS
ドライオンにはドライバーの他に2人のガンナーが乗り込むことができる。
複数人で乗り込むには、一度VSを降着状態にして、それぞれのシートに乗り込む必要がある。
VSのグリップに取り付いている状態とは違って、被弾のダメージはドライオンが受けるため、ガンナーは射撃に集中することができるだろう。
左右のガンナーによる砲撃
左右のガンナーが独自にターゲットを攻撃することが可能なため、左右に別れた敵も同時に攻撃することが可能だ。
ただし、移動や回避行動は全てドライバーに委ねられるので、ドライバーには操縦センスが求められることになるだろう。
状況に応じて3つの形態に変形する局地用VS
トライシード(GAN-3AM)
NEVECが開発した可変VS。
多岐にわたる任務に対応するため、状況に応じた形態への変形機構を有する。
形態にはVS形態の他に、ホバリング機動を最大活用できる形態であるスライダーモードと、宙間・水中任務形態であるアタッカーモードが存在する。
3つの形態に変形する驚異のVS
GAN-3AM<トライシード>は、状況にあわせて3つの形態に変形することができるという、これまでにない性能を持つVSだ。
アタッカーモードは宇宙空間や水中での航行に特化した形態で、魚雷などの固定兵装での攻撃が可能だ。
機動力重視のスライダーモード
スライダーモードでは常時ホバリング状態のため、自由に空中を飛び回ることができる。
オスプレイ同様に地形に囚われない移動が可能で、高高度からの掃射など様々な局面で活躍できるだろう。
VS形態にも変形
両腕のある人型のフォルムを持つVS形態。
最新鋭機だけあって、その動きの軽快さは従来のVSを遥かに凌駕しており、スライドダッシュも活用すれば無類の強さを発揮するだろう。
腕部には格闘兵装を内蔵
もちろん、肩部にVS用兵装を装備することが可能だが、腕部には格闘戦用の巨大ブレードを装備している。
格闘戦を行う際にはブレードを展開、高速回転させて相手を切り刻む。
スライダーモードで一気に敵陣に飛び込み、VS形態になって敵を内側からかき乱してやろう!
PTX-40A<イワン>をもとに再設計された少数量産VS
ハードボーラー(PTX-140R)
前身となる試作VSであるPTX-40A<イワン>が超重量、超推力で実戦配備の面では現実的でなかったため、内部機構及び、背面動力部分の再設計をはじめ、あらゆる面における軽量・簡素化が図られた機体。
本体重量の軽量化により、GTF-11<ドライオ>を凌駕するダッシュ移動性能やホバリング性能の向上を実現している他、量産VSとしては初の対AK、対VS用近接兵器『VSキャリバー』を標準装備している。
前期型はPTX-40A<イワン>の外観的特徴が残るタイプで、後期型でオミットされたセンサーとチェーンガンを装備したタイプである。
高機動力の人型VS
「ロストプラネットエクストリームコンディション」にて、主人公のウェインの愛機として活躍したPTX-40A<イワン>の量産機がこのPTX-140<ハードボーラー>だ。
量産化のために各所を簡素化されているとはいえ、そのダッシュ性能とホバリング性能は現行VSの中でも間違いなくトップクラスの性能を持っている。
戦場でこの機体を見つけたなら迷わず確保、搭乗して戦場を制圧すべし!
左腕にはVSキャリバーを搭載
ハードボーラーの特徴は機動性能だけではない、左腕に装備した固定兵装であるVSキャリバーを使えばAKにもVSにも格闘戦で優位に立てる。
さらに、本作では右腕にチェーンガンも装備。肩部に取り付けたVS兵装が弾切れとなっても射撃戦を継続することが可能だ!
空中戦に特化したヘリ型VS
オスプレイ(GAN-36)
垂直離着陸機能を有したVS。
両翼のティルトローターに加えて、水平尾翼に見える後部尾翼部は安定翼として機能するだけでなく、
任務に応じて可変ローターとして機能するように設計されている。
空中を自由に動けるVS
GAN-36<オスプレイ>は空中を自由に飛び回ることができるVSだ。
これまでのVSでは一定時間のホバリングが限界だったが、オスプレイであれば常に空中を飛び回って上空からの攻撃を展開することが可能となる。
コンテナ付きの機体も
オスプレイにはコンテナ付きの機体も存在しており、コンテナを使って雪賊の輸送も行うことができる。
複数人を一気に運ぶ手段ができたため、戦略面でも決して無視することはできない存在だ。敵機として発見したなら、確実に撃破せねばならないだろう。