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Team Mad Catzと名機「Tournament Edition」の生みの親,マークマンことMark Julio氏がMad Catzを退社
マークマン氏と言えば,名機「ARCADE FIGHTSTICK Tournament Edition」を始めとする数々のアケコンを世に送り出してきただけでなく,同社のグローバルスポンサーシップ&コミュニティーマネージャーとして,Team Mad Catzの面々──ウメハラ選手,ときど選手,マゴ選手をサポートしてきたことでも知られる,北米の格闘ゲームコミュニティにおける中心人物の一人でもある。
8年間にわたる氏の活動は,日本を含む世界中の格闘ゲームファンに,Mad Catzという企業名を知らしめたことに大きく貢献したといっても過言ではないだろう。
なおマークマン氏から,日本の格闘ゲームコミュニティに向けたメッセージをもらったので下に掲載する。Mad Catzを離れたとはいえ,今後も格闘ゲームコミュニティには関わり続けるとのことなので,さらなる活躍にも期待したいところだ。
●日本の格闘ゲームコミュニティへのメッセージ
私は日本の格闘ゲームのコミュニティを愛し,その成長を見守っていきたいと思っています。もう,Mad Catzを代弁して話すことはできませんが,ウメハラやマゴ,ときどとのプロ契約はまだ続きます。私は最後の数年間での彼らの働き,そして協力と献身に感謝し,また今後よりいっそうの彼らの活躍を願っています。
私はすぐに日本に戻ってくるつもりです。そして,再び皆さんに会えるのを楽しみにしています。私には,格闘ゲームファンに与えられるものが,まだたくさんあります。皆さんに素敵な未来が待っていますように!
原文:I love the Japanese fighting game community and want to see continued growth. I can't speak on behalf of Mad Catz anymore, but Daigo, Mago and Tokido are still contractually part of the team. I wish them the best in their future endeavors and thank them for their hard work, dedication and supports over the last few years.
I'll be back in Japan soon and look forward to meeting you all again sometime. I still have lots to give for fighting game fans. Best wishes to everyone this year and beyond.
●バンダイナムコに入社し,鉄拳コミュニティをリードするという噂について
私は鉄拳シリーズを愛しています。なので,これからも原田さんと共に,鉄拳コミュニティのサポートを続けるつもりです。しかし,そのために対価が必要だとは考えていません。私は彼らと働くつもりはなく,むしろ彼らとは無関係でありたい。そして,私は鉄拳およびバンダイナムコの活動のいちファンで居続けたいと思います。
原文:I love TEKKEN, I will always support Harada-san and the TEKKEN community. I don't need to be paid to do this. I don't plan on working for them, but rather with them regardless. I want to stay a fan of TEKKEN and what BNE (Bandai Namco Entertainment) does.
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