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社会政策にも大きな変化が。「Sid Meier’s Civilization V」の最新拡張パック「Brave New World」の解説トレイラー第3弾が公開
「Civilization V: Brave New World」公式サイト(英語)
今回公開された第3弾となる解説トレイラーは「Policies and Ideologies」(社会政策とイデオロギー)と題して,「Brave New World」で改良された社会政策について詳しく説明するものだ。文化ポイントの獲得によって,時代を通じて10種類の社会政策をアンロックしていくシステムはこれまでと変わらないが,新たに文化ポイントをエンハンスする「Aesthetics」(美学),移動速度などが向上する「Exploration」(探索)が追加された。その一方で,従来なら現代に移行するとともにアンロックされていた「Autocracy」(独裁),「Freedom」(自由),「Order」(秩序)の3種類は,「Ideology」(イデオロギー)という1つのウインドウカテゴリにまとめられることになった。
もっとも,このイデオロジーを選ぶと新しいウインドウに移動し,そこでさらに3段階に分かれた政策を選ぶことになる。レベル1で7種類,レベル2で4種類,そしてレベル3では3種類と豊富な政策が用意されており,同じレベルでも複数の政策を選べたり,どれかを選ぶことによってほかの政策がロックされてしまう点は,これまでの仕組みと似ている。クレムリン宮殿は「独裁」専用の建造物になっているなど,世界遺産にも変更点があるようだ。
9つの追加文明のうち,現在明らかになっているのは以下の7つ。アッシリア(アッシュールバニパル),ブラジル(ペドロ2世),インドネシア(ガジャ・マダ),モロッコ(アフマド・アル=マンスール),ポーランド(カジミェシュ3世),ポルトガル(マリア1世),そしてズールー(シャカ)となっている。終盤のゲームプレイに弛みが出ていたという評価もあった「V」だが,イデオロギーの登場によってプレイヤーのやることはかなり増えそうだ。原子力時代にはバズーカ,情報時代にはX-COMといった文明共通の新ユニットの構想もあるとのこと。
「Brave New World」は,北米では7月9日に発売が予定されている。今回公開された解説トレイラーでは,新しいキャッチフレーズと思われる「勝利への道は,あと1ターンで切り開かれるかも」(The path to victory is perhaps one more turn away)という言葉で締めくくっているが,「あと1ターンだけ……」と念じながらハマり続けてしまう元祖中毒ゲームとして知られるシリーズだけに,Civファンの夏は眠れない夜が続きそうだ。
「シドマイヤーズ シヴィライゼーションV 日本語版」公式サイト
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シドマイヤーズ シヴィライゼーションV 日本語版
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