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X360「デススマイルズIIX」とXBLA「ぐわんげ」も発表された,「Xbox 360 シューティングフェスタ 2010」のレポートを掲載
このイベントは入場無料で,過去の名作から最新作まで,Xbox 360およびXbox LIVEアーケード向けシューティングゲーム十数作品が出展。来場者は自由にゲームを遊ぶことができた。また,Xbox 360/Xbox LIVEアーケード向けの,新作タイトル発表が行われたステージイベントも開催されたので,本稿ではその模様をお届けしよう。
「Xbox 360 シューティングフェスタ 2010」公式サイト
会場に入りきらないほどのファンが集結!
サプライズ発表の連続にファンは大興奮
イベントは,開始前から長蛇の列ができていただけでなく,開場後も入場制限が行われるほどの盛況ぶりだった。ちなみに,開場時には200人以上の列になっていた模様だ。
「アフターバーナークライマックス」は,戦闘機による超ハイスピードのドッグファイトが特徴のタイトル。1987年に登場した処女作をリメイクした,同名アーケードゲームを移植したタイトルだ。
EXオプションは,シューティングゲームが苦手な人でもプレイしてもらいたいとの配慮から生まれたようで,山下氏は,「毎日ちょっとずつでもプレイしてもらえれば,必ず全部アンロックできます」と言っていたので,条件はそれほど厳しくはなさそうだ。
また,「絶頂感がブッ続く」という“クライマックスモード”を搭載しているのも本作の特徴だ。
どこかで聞いたことのあるようようなキャッチコピーだな……とか思っていたのだが,山下氏は「『BAYONETTA』でいうところのウィッチタイムです」と,歯に衣を着せぬ発言で会場を沸かせていた。
「BAYONETTA」をプレイした人でなくても分かるように説明すると,画面左下にはクライマックスゲージがあり,このゲージがMAXのときにボタンを押すとクライマックスモードが発動する。発動中は時間の流れが遅くなったり,ロックオンカーソルが拡大されたり,ミサイルが撃ち放題になったりと,やりたい放題できるというもの。
そのほか,「アフターバーナーII」のBGMに切り替えが可能なことや,Xbox 360のアバターアワードに対応することも発表された。
気になる配信開始日について,山下氏は明言を避けたが,2009年の春頃に配信したあのXBLAタイトルと同じくらいの時期には出せそうだと述べていた。セガのXBLAタイトルで2009年の春に出たといえば,きっとアレのことだろう。ということで,ファンは期待して配信開始日を推測しながら,正式発表を待ってほしい。
また,2009年2月に発売された「怒首領蜂 大往生 ブラックレーベル EXTRA」のアップデートプログラムについても言及。梅本氏は,「長々とお待たせして本当に申し訳ありません。努力に努力を重ねているのですが,問題は根深いところにあり,現在マイクロソフト様のご協力をいただいて解析中です。もう少々お待ちください」と謝罪のコメントをした。
浅田氏は,まずXBLA版「ぐわんげ」について,2009年にケイブ開発日誌で行われたアンケート結果で1位を取ったことから,XBLA版の配信が決定したと説明。「アーケード版ぐわんげ」「ケイブ祭り特別版 ぐわんげ青(改)」「ぐわんげアレンジ」の三種類が収録される予定で,配信予定日は2010年内予定とのこと。
会場では時間の都合で説明が省略されたのだが,プレスキットの資料によれば,「アーケード版ぐわんげ」はアーケード版を再現したもの,「ケイブ祭り特別版 ぐわんげ青(改)」はケイブ祭りで特別試遊できたイベント版ぐわんげ青をさらに改良したもの,「ぐわんげアレンジ」はXbox 360コントローラの二つのアナログスティックを操作して遊ぶバージョンになる模様だ。
浅田氏は,会社側から家庭用ゲーム機版「デススマイルズII」の開発を打診されたが,アーケード版が同氏と井上氏が満足いく出来にならなかったため,「好きにやらせてもらえるなら」との条件付きで受けたそうだ。そのため,アーケード版を徹底的に作り直し,大幅にクオリティ向上が図られているという。会場で上映されたプロモーションムービーをアップしたので,気になる人はぜひ鑑賞してほしい。
プレイヤーキャラクターとしては「ローザ」と「フォレット」を追加。HDの16:9表示に対応(黒帯などはなし)し,グラフィックスのみならず,ワイド表示では画面が横長になるため,敵配置やボスの攻撃なども変更しているという。
また,ステージは新たに“「迷路」『白い闇の中』”“「廃楽園」『見果てぬ夢の国』”の2ステージを収録し,全7ステージとなる。それぞれのステージには,もちろん新しいボスキャラが登場する。
なお,初回限定版には井上氏描き下ろしジャケットの「デススマイルズII」原曲のサントラCDが付属する。また,通常版/初回限定版ともに,予約特典として「ミュージックパックコンテンツカード」が用意される。
これは,ゲーム中の音楽をアレンジBGMに変更できるもので,伊藤賢治氏/岩田匡治氏/岩垂徳行氏/梅本 竜氏/青木佳乃氏/金田充弘氏/桜庭 統氏/並木 学氏/なるけみちこ氏/古川もとあき氏/渡部恭久氏/TECHNOuchi氏/WASi303氏が参加している。通常配信の予定は一切ないとのことなので,手に入れたい人は(予約特典が手に入るか確認したうえで)早めに予約をしておこう。
ただ,冒頭でも書いたように,本イベントには多数のファンが来場したため,会場はファンでスシ詰め状態。各タイトルの試遊台は,いずれもプレイ待ちの長い列ができていた。なお,開場前に並んでいた人には,入場時に「デススマイルズIIX」を試遊できる整理券が配られたのだが,イベント開催時間の関係で,遊べたのは200人までだった。
ちなみに筆者も「アフターバーナークライマックス」と「デススマイルズIIX」を特別にプレイさせてもらえたのだが,シューティングゲームに不慣れなため,どちらも早々にゲームオーバーになってしまった。面目ない……。
ただ,どちらもプレイした限りは,「今すぐ発売して!」と言いたくなるほど完成度は高い印象だったので,期待している人は発売/配信日を楽しみに待っていてほしい。筆者は反省の意を込めて,ゲームセンターに行って練習してきます……。
そのほかのプレイアブル出展タイトルについては,以下にフォトレポートでお届けする。
「デススマイルズIIX」(ケイブ) |
「アフターバーナークライマックス」(セガ) |
「シューティングラブ。 200X」(トライアングル・サービス) |
「オトメディウスG(ゴージャス!)」(KONAMI) |
「斑鳩 IKARUGA」(トレジャー) |
「0 day Attack on Earth(ゼロ デイ アタックオン アース)」(スクウェア・エニックス) |
「KOF SKY STAGE」(SNKプレイモア) |
「ケツイ 〜絆地獄たち〜 EXTRA」(5pb.) |
「雷電IV」(モス) |
「トリガーハート エグゼリカ」(童) |
「R-Type Dimensions」(マイクロソフト) |
「RAYSTORM HD」(タイトー) |
「旋光の輪舞 Duo」(グレフ) |
「旋光の輪舞 Rev. X」(グレフ) |
「ぐわんげ」(ケイブ) |
- 関連タイトル:
デススマイルズII X
- 関連タイトル:
アフターバーナークライマックス
- 関連タイトル:
ケツイ 〜絆地獄たち〜 EXTRA
- 関連タイトル:
怒首領蜂 大往生 ブラックレーベル EXTRA
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