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  • フリュー
  • 発売日:2014/08/07
  • 価格:パッケージ版:7180円(税別)
    ダウンロード版:6480円(税別)
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マフィア梶田の二次元が来い!:第218回「岐阜のねじまきロストディメンション」
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印刷2014/08/08 11:00

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マフィア梶田の二次元が来い!:第218回「岐阜のねじまきロストディメンション」

画像集#001のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第218回「岐阜のねじまきロストディメンション」

 「ねじまきカギュー」終わっちゃったかぁ……。最終巻を読み終えて満足はしているんですけど,大好きな作品だっただけに少々寂しい気持ちです。ホント,絵柄に独特の魅力があって,とくに女の子の表情が悶絶するほど可愛い。唯一無二の“味”がある素晴らしい作品でした。
 そういえば同作者が過去に連載していた「トラウマイスタ」と世界観がつながっているあたりなんかは,いちファンとして鳥肌モンでしたね。理事長の容姿や性格はスターシステムかと思いきや,そういうことだったのかと。
 未読だという人,間違いなしに面白い漫画なのでオススメですよ!

詳細は後述しますが,岐阜に行ってきました。弱って車に轢かれそうになっていた鳥を助けたり(※性的な恩返しに期待して),Twitterを見て遊びに来てくれたファンと記念撮影したり。ちょっとしたサブイベントの多い旅でした
画像集#004のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第218回「岐阜のねじまきロストディメンション」 画像集#005のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第218回「岐阜のねじまきロストディメンション」


画像集#002のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第218回「岐阜のねじまきロストディメンション」

 「RADIO 4Gamer」の第227回では,フリューより昨日(2014年8月7日)に発売された「ロストディメンション」PlayStation 3 / PlayStation Vita)を特集しました。
 本作は,“ギフト”と呼ばれる特殊能力を持つ国連特務機関「S.E.A.L.E.D.」のメンバーとなり,世界を滅亡から救うべく「巨大な塔」(ピラー)に立ち向かうRPG。ピラーを進むたびに仲間を一人“裏切り者”として「消去」(イレイズ)しなければならないという,デスゲーム的な要素が大きな特徴となっています。
 番組ではゲストとして本作のディレクターである大地 将氏をお招きし,ゲームの魅力について紹介していただきつつ実際にプレイしてきました。

「ロストディメンション」公式サイト


 個性豊かなキャラクターが多数登場する本作。それぞれのギフトを生かして戦闘を有利に展開していく一方で,先に進むためには必ず仲間を犠牲にしなければならないという容赦の無い世界観がキャッチーですね。プレイヤーの決断によって変化するゲーム展開は必見です。


画像集#003のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第218回「岐阜のねじまきロストディメンション」

 先日,親父の七回忌で岐阜県に行ってきました。この連載でも何度かネタにしていますが,俺の親父は登山家だったんですよ。なので供養の仕方も少々変わっていて,親父の登山仲間が作ってくれた慰霊碑のある岐阜の山中に集まってキャンプをするんです。
 盛大に火を焚いて,酒をあおりながら大声で歌い,疲れたらその場に倒れこんで寝てしまう……なんていうか,完全にドワーフ族の集まりでしたね。俺もそんなに繊細なほうではないのですが,ホンモノの山男の豪快さには圧倒されました。

慰霊碑は親父とその仲間達がチェーンソーやら何やらを使って開拓していた山中にあります。こういう秘密基地的な場所って,男の憧れですよね
画像集#006のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第218回「岐阜のねじまきロストディメンション」 画像集#007のサムネイル/マフィア梶田の二次元が来い!:第218回「岐阜のねじまきロストディメンション」

 そこで親父にまつわるいろいろなエピソードを聞いたのですが,いまだに俺の知らなかった話がポンポン出てくるもんだから驚きです。……しかし,考えてみりゃ当然なんですよ。生きている頃に親父から昔話を聞いた覚えなんてほとんどないんですから。
 どういうわけかアウトドアの権化みたいな山男から根っからのゲーマーが生まれちまって,自分から親父に対していろいろと質問するほどの興味もありませんでしたし。親父も親父で,あまり自分語りをするタイプの人じゃなかったと思いますし。
 誰もがそうだと思うのですが,親を亡くしてから後悔するんですよね。こういうことって。“リアルな冒険”のエピソードはどれも刺激に満ちていて,勇猛で,下世話で,悲喜こもごもで……面白いんですよ。コラムやシナリオのネタにもなりそうな話ばかりで,生きている間にもっと本人から聞き出しておくべきだったと悔やんでおります。

 そして感じたのは,そんな親父のDNAが形を変えて色濃く俺に宿っているということ。親父が生命を賭けてスリルと冒険を追い求めた一方で,俺はゲームという仮想世界が与えてくれる刺激と興奮に人生を賭けるだけの価値を見出しています。
 現実と非現実という大きな違いはあれど,新たな世界に挑み続ける“冒険心”みたいなものは受け継がれているんじゃないかと思うんですよね。

 ……まぁ,ちょいと無理矢理かもしれませんが。そう思い込めばゲーム業界で生きていこうという気持ちが,いっそう強まるってもんです。これからもインドアだけどワイルドに,ゲームという刺激に満ちたコンテンツで冒険していきたいものですわ。
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