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「レッドファクション:アルマゲドン」,何でも壊せて直せる“ナノフォージ”の詳細や登場キャラクターの設定が判明
本作は,2009年にリリースされた「レッドファクション:ゲリラ」(PC/PS3/Xbox 360)の続編。ステージに出現するほぼすべての人工建造物が破壊可能という,「何でもぶっ壊せる」ことにこだわりのある「レッドファクション」シリーズだが,最新作となる本作では,破壊するだけでなく修復もできてしまう,というのが特徴だ。
なお,本作の概要については4Gamerでは「こちら」の記事で紹介済みなので,ストーリーなどについて詳しく知りたい人はチェックしてほしい。
たとえば,破壊された施設をナノフォージの能力で修復してストーリーを進めたり,敵に壊された遮蔽物を修復して戦闘を有利に進めたりと,さまざまな使い道がありそうだ。さらには,“遺されたモノ”の情報や記憶を具現化することも可能だという。
また,ナノフォージはアップグレードが可能で,攻撃スキルや防御スキルが付与されるとのこと。今回は,衝撃波を発生させて敵にダメージを与える「インパクト」,敵をマヒさせる「ショックウェーブ」という二つのスキルが,スクリーンショットとともに公開されている。
インパクト |
ショックウェーブ |
そのほか,本作に登場するキャラクターから「ダリウス」「カーラ」「フランク」「アダム」の設定,および7種類の武器が公開された。以下にリリース文を引用しておくので,間近に迫った6月9日の発売日までにしっかりと目を通して予習しておこう。
また,Xbox LIVE マーケットプレースでは,現在本作の体験版が無料で配信されているので,Xbox 360を持っている人は,ぜひダウンロードしてプレイしてみてほしい。
「レッドファクション:アルマゲドン」公式サイト
■ダリウス(DARIUS MASON)
幸か幸かメイソン一家は火星移住第一世代である。ワシントン、ジェファーソン、アダムスと続いた先代は「レッドファクション」としての闘志と誇りを持っていた。その伝統を引き継ぐことを決して求めてはいなかったダリウスも、結局レッドファクションの一員となっていた。火星の未来にはそれほど興味がなく、むしろ自身の人生を送るために放っておいてほしいというのが本音であったが。
アダム・ヘイルと彼の終末論を信じるカルト信者がいなければ、ダリウスはメイソン一族の運命を回避できたのかもしれない。レッドファクションとしてコロニーを守る任務の際に、ダリウスはアダム・ヘイルによるテラフォーマーの破壊を阻止できなかった。これにより火星の大気環境は崩壊し、人々は安住の地を求め地中に潜ることを余儀なくされた。植民者達はこの災害を必ずしもダリウスらのせいにしたわけではないが、罪悪感は彼自身をむしばみ、遂には植民者達から自らを遠ざけるようになってしまった。
それから月日が流れ、彼は罪悪感を拭い切れぬまま没入できることを探していた。彼は採掘やゴミあさりといった何でも屋として生計を立てることで、サバイバルの方法や群衆へのまぎれ方、戦い方を学んだ。彼自身が過去に犯した失敗を許し忘れることをできぬままに…。
■S.A.M.
サマンヤ・メイソンによりデザイン構築された状況認識モジュールであり、その名を「S.A.M.」として知られる人工知能。二重安全装置モニタでナノフォージに取り付けられている。超処理能力を持ち、スキャナーとしても利用できるそのCPUは手のひらに収まるサイズであるため、ダリウス・メイソンは手首に常時装着している。S.A.M.はさまざまな可能性からダリウスが生存できる方法を検証し、彼をサポートしている。このようにダリウスの“第二の脳”であることにより、ダリウスとナノフォージ自身の安全を確保しているのだ。
厳密には「知覚的」でなく、感情もないのだが、S.A.M.が提供する事実は皮肉的だとダリウスはよく悪態をついている。しかしそうとられるのはS.A.M.のAIが銃撃戦のなかでも冷静で論理的であるよう設計された故なのかもしれない。
■カーラ(KARA)
マローダー生まれ。ストリートの掟から科学に至るまですべてを知り尽くした、鼻っ柱の強い密輸業者。彼女は若い頃にマローダーの厳格な階級社会からドロップアウトした。それからは火星や地球の至るところから品々を集め、当然のように密輸をしていた。それは彼女にとって挑戦であり、手早く現金を集める方法でもあった…。
彼女は地下深くでの作業中にダリウスと出会う。彼らの出生の地は別として、ダリウスとカーラは似た者同士だった。ダリウスはその日暮らしの労働者であり、カーラは皮肉屋で人を信用しない。ダリウスは自分自身の人生を生きるために権力からの回避を望み、カーラは常に喧嘩腰。なによりも「隠れた存在でありたい」という共通の想いが、二人を自然な友情でつないでいた。
■フランク・ウィンターズ(FRANK WINTERS)
逞しい肉体と行動力を併せ持つレッドファクションの軍曹であり、惑星一のタフガイ。彼は部下と最前線にいることを好み、幾度となく我先に戦線に特攻し帰還してきた。その無茶苦茶な戦歴はもはや奇跡とも言えるほどである。
課せられた任務が彼のすべてであり、いかなる理由であれ彼のミッションを妨害するには、それ相応の覚悟が必要になるだろう。
■アダム・ヘイル(ADAM HALE)
EDFの大佐だった彼の父は、2125年に起きた火星革命によりアレック・メイソンにより殺害された。アダム・ヘイルを育てたのは火星で見捨てられたEDFの生き残りだった。2150年、ヘイルは植民者に対して新たな宣戦布告となる「ホワイト・ファクション」計画を遂に実行。しかしアレック・メイソンとその息子ジェイクが率いるレッドファクションによりヘイルの計画は阻止された。
そしてヘイルはバックホイセン・トレンチでの戦いの後、姿を消した…。
時は流れ、彼はマローダーの過激な分離主義者らの救世主として戻ってきた。ヘイルを支持する狂信者らは、彼こそが火星の輝ける未来を約束すると主張。しかし他の者から見れば、彼は惑星を破壊しかねないイカレた男と見なしていた。
WEAPONS
本作にはさまざまな武器が登場する。ここでは数ある武器のなかから一部を紹介。
■アサルトライフル
トリプルバレル式のフルオートライフル。レッドファクション兵士の標準装備。 ■ナノライフル
ナナイトを連続で発射するマローダーが開発したライフル。ほとんどの物質を分解できる。 ■バンシー
高い威力を誇るが、連射速度の遅いデュアル式ピストル。密輸業者やサルベージャーが愛用している。 ■プラズマビーム
収束されたプラズマビームを放出し、ほとんどの物質を焼き払う。
■マグネットガン
二段式機構のサルベージュ装置。熟練者が使用すれば恐ろしい武器となる。 ■レールドライバー
最新技術のバイオメトリックスコープを搭載した強力なライフル。敵を識別することが可能。 ■重力キャノン
範囲内のあらゆるものを飲み込むブラックホールを放つことが可能。
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(c) 2011 THQ Inc. Developed by Volition, Inc. THQ, Volition, Inc., Red Faction: Armageddon and their respective logos are trademarks and/or registered rademarks of THQ Inc. All rights reserved. All other trademarks, logos, and copyrights are property of their respective owners. Marketed and distributed in Japan by Spike.
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- レッドファクション:アルマゲドン (初回封入特典:追加コンテンツダウンロード用プロダクトコード同梱)
- ビデオゲーム
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