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【PR】シリーズ最大のボリュームを誇る「剣と魔法と学園モノ。3」は,キャラメイクもクエストも,ついつい時間を忘れて没頭してしまうこと間違いなし!
昔からRPGといえば,剣と魔法が存在する中世ヨーロッパ風世界観を舞台とした,ファンタジーものが人気を博している。そんな定番の世界観に,学園ものの要素を取り入れて,より身近なものにしたのが,アクワイアの「剣と魔法と学園モノ。」シリーズだ。
その最新作が,今回紹介する「剣と魔法と学園モノ。3」(以下,ととモノ。3)である。「3」というナンバリングがついていることからも分かるように,ととモノシリーズは,これまでに2(+1)作品がリリースされてきた。1,2作めともにPSPでの発売だった(2を移植した2Gは,PlayStation 3用)が,今回はPS3版とPSP版が共に10月7日(木)に発売される。
まずは,ととモノ3のストーリーを簡単に見ていこう。
どの世界も,いつの時代でも,少年少女は夢を抱くもの。それは,この世界でも変わらない。恐るべき地下迷宮を探索し,忘れられた遺跡を見いだし,無人の荒野を踏破し,古代の叡智と宝を追い求める探求者達……冒険者。
富と名声に彩られた冒険者を目指し,危険な迷宮に飛び込む若者達のために,いつしか冒険者を養成するための学校が作られるようになった。
ここに,名門と呼ばれる三つの学校がある。今年もまた,冒険者を志す若者達が,学園の扉を開く……。
「剣と魔法と学園モノ。3」公式サイト
キャラメイキングからハマる危険性あり!?
今作での舞台も,中世ヨーロッパをモチーフとしたファンタジー世界だが,これまでと違うのは,ゲーム開始時に三つの学校から一つを選んで物語をスタートすることである。
ドラッケン学園は正統派,プリシアナ学院は女性向け,タカチホ義塾は和風テイストと,制服だけでなく体験できるストーリー,そして選択可能な学科(一般的なRPGでいうところの職業)も変わってくる。
さらに,キャラメイクのバリエーションも従来作と比べ,大幅にパワーアップした。
ベースとなるキャラクターを作るだけでも種族,制服,容姿,性別,髪型,髪の色,声の組み合わせで,なんと7万5000通り以上にも及ぶ。そのうえ,今作では学科もメインとサブの二つを選べるため,総当たりでは数十万通りものキャラメイクが楽しめるというわけだ。
まさに,世界に1人しか存在しないキャラクター&パーティでの冒険が可能になっているのである。
ちなみに今回,選べる種族はヒューマン,エルフ,ドワーフといったメジャーなものから,セレスティア,ディアボロス,バハムーンなど,多くのファンタジー系世界観を有するゲームでも,なかなかお目にかかれないものまで10種類がある。
学科も,戦士や魔術師だけでなく,パティシエや海賊のほか,ゲームをプレイし続けることで選択できるようになるものも含め約40種類が用意されている。その中には,例えばタカチホ義塾を選ぶとゲーム開始時から使用できる,巫女や折り紙士といったユニークな学科もあるのだ。
もちろん,何でも良いから早くゲームを楽しみたい! という人のために,あらかじめ学科が登録されたキャラクターも用意されているので,それで冒険を始めるのもアリだろう。
実際にゲームを始めてキャラクターメイキングをしてみたが,とにかくバリエーションが豊富すぎて困るほど。一部の種族限定学科を除き,種族と学科は,どのような組み合わせでもOKなので,プレイヤーが思い描いたとおりのパーティを組むことが可能だ。
しかも見た目は女性キャラでも,性別で男性を選ぶことだってできるので,今話題の“男の娘”も簡単に(?)作れてしまう。凝り性の人ならば,キャラメイクだけで数時間費やしてしまうことだろう。ここは一つ,時計とにらめっこしながらのプレイが賢明であると,実体験に基づいてアドバイスをしておきたい。
キャラメイクが済み,パーティを編成するとチュートリアルが始まる。説明を受けなければ分からないほど,複雑なシステムが採用されているわけではないが,マニュアルを見ずにゲームを始める人は多いはず。その点,さまざまな要素をゲームをしながら説明してもらえるのは,やはりありがたいものだ。
なお,今作で新たに設けられたシステムの一つに,“相性システム”と呼ばれるものがある。これは,学内だろうとダンジョン内だろうと,任意のタイミングでメニューから呼び出すことが可能なもので,パーティ内での人間関係を自由に決められるシステムである。
そして特定の条件を満たすことで,“協力技”などのスキルを発動できるようになる。ただし,全員と“好き”で結ぶことが出来るわけではない。“好き”があれば当然“嫌い”もあるように,必ずこの二つをペアにして相性を設定しなければならないのだ(例外として,2人パーティの場合は片方のみを設定することになる)。
相性がバッチリになれば,その瞬間に新たなスキルを閃くことがあり,そうなれば戦闘で貴重な戦力になってくれるだろう。また,必ず全員の相性を決める必要はなく,イチオシのキャラだけセッティングすることもできる。
実利的な部分だけでなく,キャラクター同士の人間関係を想像しつつ,相性をセッティングする作業自体も,その手の想像が好きな人ならば,かなり楽しめるはずだ。
クエストを選択して,未知なるダンジョンへ挑め!
図書室へ行って掲示板に書かれているクエストを選択すると,いよいよ舞台はダンジョンへと移る。
とはいえ,パーティメンバーは皆貧弱なので,少しでも手強い敵と遭遇すると,あっという間に全滅させられてしまう。レベルが低いときは,スタート地点付近に出現する敵との戦いに注力したいところ。筆者のように色気を出していきなり遠出すると,あっという間に全滅の憂き目に遭ってしまうので,間違えてもそんな気は起こさないように要注意だ。
また,エンカウントによってはシルエットで表示され,戦闘が始まるまで正体が分からない場合もあるため,非常に緊張感のある戦闘を体験できる。
また,ととモノ。3は,従来と比べダンジョンのグラフィックスが大幅にパワーアップしただけでなく,戦闘シーンもアニメーションによる演出が施され,全体的な雰囲気が賑やかになっている。
戦闘時には,特定のタイミングでボタンを押すことで相手に与えるダメージが大きくなったり,反対に受けるダメージが小さくなったりするといった,インタラクティブ要素も盛り込まれており,緊張感を持続させてくれる。
もちろん,モンスター図鑑やアイテム図鑑といったコレクション要素も健在。1本のソフトを隅々まで遊び尽くしたい人にとって,こういったコンプリート欲を刺激するシステムは,たまらないものだろう。
さらに,前述したとおり選んだ学校ごとにクエストの種類や雰囲気が異なるのも面白いポイントである。例えばドラッケン学園でしばらく遊んだあと,タカチホ義塾で最初から始めてみると,クエストやダンジョン名などに漢字が多用されていることもあって,まるで同じシリーズの別作品をプレイしているかのような感覚を味わえる。
出現する敵も,選んだ学校ごとに変わるため,以前の知識が通用しない。つまり,少なくとも3回は新鮮な気持ちでプレイを楽しめるのである。
なお,ゲームを進めていくと,異なる雰囲気を持つ学校同士の関わりも生まれてくるのだが,どこの学校をベースにするかによって,そこで紡がれる物語に直面したときの感慨も,異なったものになるはずだ。
やり込み系ゲームだけに,ハマったら最後……?
見た目に違わずゲーム初心者に優しい入り口を持ちつつも,やり込みという奥深い部分まできっちり用意されているシリーズ最新作ととモノ。3。
筆者としても,ついついキャラの育成や,ダンジョンに入り浸る生活を,ほかのすべてをなげうってでも続けてみたいと思ってしまったほど,飽きずに遊べる作品だ。
「剣と魔法と学園モノ。3」公式サイト
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剣と魔法と学園モノ。3
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