【速報】新シナリオや新アラガミが追加された拡張版，PSP「GOD EATER BURST」が2010年秋に登場！　前作「GOD EATER」ユーザー向けにはアペンド版も同時発売【PV掲載】

　本日（7月11日），東京都内のAKIBA SQUAREにおいて，「GOD EATER フェス 2010」が開催された。
　このイベントは，バンダイナムコゲームスから発売されたPSP用ソフト「GOD EATER」の“極東支部最速のゴッドイーター”を決める大会。その詳細レポートはあらためてお伝えするが，まずは速報として，会場で発表された新作「GOD EATER BURST」（ゴッドイーター バースト）の情報をお届けしよう。

　2010年秋に発売予定の「GOD EATER BURST」は，前作「GOD EATER」の基本要素をすべて含んだうえで，さまざまな追加要素を実装した，いわば拡張版にあたるタイトルだ。
　「GOD EATER」のデータ引き継ぎができるのはもちろん，前作を持っている人向けに，新要素を楽しめるアペンドディスクが同時に発売される。
　価格は，フルパッケージの通常版が5229円，アペンド版が2100円となる（ともに税込み）。

「GOD EATER」公式サイト

　現時点で判明した，「GOD EATER BURST」の概要は，以下のとおりとなる。

●ハイスピードで爽快なハンティングの要素を，前作よりもさらに突き詰めた，さまざまな新アクションを採用
●前作でユーザーからの要望が多かった要素やバランスなどを徹底改善
●武器や衣装など，やり込み要素のボリュームを倍増
●新シナリオを収録
●マルチプレイ・ソロプレイ盛り上げる，通信機能を使った新要素
●もちろん前作からデータ引継ぎも可能

　ここでは，新要素のいくつかを紹介しよう。
　まずは，新アラガミ「ハンニバル」。このアラガミは，龍のような体躯と人間のような動きを併せ持った強敵とのこと。炎を吐いたり体全体にまとったりと，さまざまな攻撃を持っているようだ。


　新アクションについては，前作では剣形態時のタメ攻撃だった「捕喰攻撃」〜「バーストモード」の流れに，新たに変更が施された。
　具体的には，通常の剣戟コンボの最後に捕喰攻撃を組み込めるというもので，これにより，今まで以上に連続攻撃の中でのバーストモード発動が容易になるだろうとのこと。
　さらに，通常のバーストにおいても残量ゲージが表示されるようになったため，より「バースト状態を維持する」戦い方が重要になってきそうだ。

通常のコンボの最後に，“タメ”なしでスピーディに捕食攻撃が発動する

単体でのバーストにも残量ゲージが表示されるようになる

　新システムとしては，「アバターカード」の存在が明らかにされた。アバターカードには，自分の戦績や各種称号などが蓄積されていくほか，友達と交換することで，その実績を持ったNPCとして使用可能になる。
　つまり，友達とどんどんアバターカードを交換すれば，オフラインでも，仲間とのマルチプレイ気分を味わえるというわけだ。
　なお，アバターカードにはさらなる秘密もあるとのことなので，今後の情報公開を楽しみに待とう。

アナグラでアバターカードを交換すると相手のPCを自分のチームのNPCとして登録可能になる。アバターカードには自分の戦績や，バトルの傾向など，さまざまな情報が蓄積される

　「GOD EATER BURST」では，既存シナリオの後日談を描く，新シナリオが追加される。公開されたティザームービーを見ると，謎の新キャラらしき人物や，月夜に咆哮する“ボロボロの衣服を纏った”人物など，意味深なシーンが多々含まれている模様。これらは何を意味するのかについては，続報での情報公開を待ってほしい。
　なお，本作のプロデューサーである富澤氏は，「今回は主人公がバッチリ活躍するお話になるだろう」とコメントしていた。

新キャラらしき人物。性別も不明だが，主人公と密接にかかわってくる？
シックザール支部長は事故死!?	プリティヴィ・マータの亡骸のそばで，月に向かって咆哮するこの人物は？

「GOD EATER」公式サイト