Paradoxの人気ストラテジー「Crusader Kings II」の拡張パック第5弾，「The Old Gods」の制作が発表

　Paradox Interactiveは，発売中のターン制ストラテジー，「Crusader Kings II」の拡張パック第5弾となる「The Old Gods」を，2013年第2四半期にリリースすることを発表した。価格や日本での展開についてなどは，今のところアナウンスされていない。

「Crusader Kings II」公式サイト

「クルセイダーキングスII【完全日本語版】」公式サイト

　Crusader Kings IIは，1066年から1453年までの中世ヨーロッパを舞台にした，Paradoxの誇る正統派ストラテジーで，テーマは十字軍。欧米で2013年1月14日にリリースされた第4弾「The Republic」は，ハンザ同盟など，商業の勃興をテーマにしていたが，今回はゾロアスター教など，異教の国家にスポットライトが当てられており，本編のスタートよりも200年ほど早い，867年からゲームが始まるとのことだ。

　The Old Godsには，バイキングの支配下に置かれたイギリスのデーンロウ地域や，ロシアを建国したリューリクといった，さまざまな異教の国家や支配者が登場し，プレイヤーは，こうした国家の再興を目指してもいいし，キリスト教の布教に励むこともできる。
　また，ストラテジー要素も高められており，反乱軍のリーダーそれぞれに名前や経歴があったり，領土を持たない人物やカリスマ戦士が挙兵したりするとのこと。彼らが，自軍に参加したりといったイベントもあるようだ。


　このほか，さまざまな要素が用意された，The Old Gods。Paradoxは，ナポレオン戦争を描いた「March of the Eagles」に加え，同社のフラッグシップシリーズの最新作となる「Europa Universalis IV」を2013年内に発売する予定だが，Crusader Kings IIもまだまだ遊び続けられそうな気配だ。