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Demolition Company

Demolition Company
公式サイト http://www.demolitioncompany-thegame.com/
発売元・開発元
発売日 2010/08/21
価格 25.99ドル
ジャンル
レーティング
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その他
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このゲームの読者の評価
65
グラフ
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  • 解体シムでBreaktime 65
    • 投稿者:のらくろ(男性/30代)
    • 投稿日:2011/07/14
    良い点
    ドイツを中心とした欧州方面に人気のある職業シミュレーター。
    この作品では建築物の解体業を扱っており、
    数十キロはある器具を担いでどのFPSのヒーローよりも早く走り、
    爆弾の爆発や4階建てのビルの屋上から飛び降りても傷一つ負わず、
    アサシンのような鷹の目を使って的確な破壊箇所を見分けてしまう
    出演するゲームを明らかに間違えている新人解体作業員を操作して、
    様々な重機・道具を使って解体作業に望む事になります。
    挙げたい良い点は、シミュレートに集中出来るように特化したその作りです。

    キャンペーンではスレッジハンマーから始まり、
    ジャックハンマー・爆弾といった3種6個の解体用ツールや、
    ユンボやショベルカーといった街で見かける働く重機から
    鉄球を吊り下げたクレーン車(Wrecking ball)、
    フロントにドリルを付けた浪漫溢れる謎の重機といった
    マニアックな物を含めた車両4種7台を用いて、
    指定された建築物を解体していく事となります。

    最初から全部の道具が使えるという訳では無く、
    経験値によるLV制限やお金といった要素で順々にアンロックされていくのですが、
    アンロックまでの流れが非常にスムーズで、
    チュートリアル→ミッションの流れで経験値・お金が直ぐに貯まるので、
    同じミッションを繰り返させられるといった作業はありません。
    ミッションの内容も自由性がそこそこあり、
    開始前には指定された道具・重機を持っていないと
    ミッションの受注が出来ないという事が多々ありますが、
    その指定された物を使った作業が手順から全部を強制されるという訳では無く、
    あくまで"推奨"であるため、クリア条件さえ満たせばそれでOKで
    使える物ならば何を使っても大丈夫という自由さがありました。
    最初から自由に持ち込めるのは解体用ツールだけですが、
    主人公が一定のレベルまで上がれば重機も持ち込む事が出来るようになるため、
    クリア済みのミッションを後で楽しむリプレイ性はそこそこあると言えました。
    悪い点
    まず車両が非常にスタックし易い事を挙げます。
    ブルドーザーを使用している際にはそれが顕著で、
    少し大きい破片が車の下に潜り込むと車両がすぐに動かなくなる。
    リアルなシミュレートによって起きる動作というよりは、
    ゲームエンジンの欠陥のように思えました。

    次に挙げるのはボリュームです。
    ストーリーといった要素は完全に削られており、
    シミュレートに特化した内容になっているのですが、
    それにしては全ミッションが24個というのはボリューム不足感を感じました。
    ユーザー製作によるミッションが余計な手間無しに遊べるように
    ゲーム内に予めmod枠を用意してあるのは好感が持てましたが、
    ここまで特化しているなら、バリエーション豊かなミッションが欲しかったです。
    現状では値段分を遊ぶには、ユーザー製作のmodを探して遊ばないと
    元が取れないと思われます。
    総評
    無駄が無い作りと思うか、ボリューム不足かと思うかの判断が難しいです。
    ニッチなシミュレーターとだけあって、このゲームに出てくる重機は
    他のゲームでは殆ど操作をする事は出来ない、そんなユニークさはあります。
    建物をぶっ壊すという、アクションゲーム的な要素もあるため、
    一見さんお断りな排他性も感じず、そこそこの爽快感もあるので
    ゲーマーにも親和性はあるといえます。
    ですが、"建物を爽快に壊す"というのが目的の人にはこの作品よりも
    Red Factionといったアクションゲームを買った方が良いでしょう。
    あくまでシミュレーターであり、この作品は余り爽快感に重きを置かれていません。
    「重機を操作したい!」という人や「解体作業をゲームでやってみたい!」
    という人には両手を挙げてお勧め出来る、
    "人を選ぶ"という言葉が似合う、非常にシミュレーターらしい作品でした。
    プレイ時間
    5〜10時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 3 3 2
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