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1スロット仕様のTuringカード「Quadro RTX 4000」登場。CUDA Core数は2304基に
Quadro RTX 4000はTuringアーキテクチャを採用のGPUを搭載する製品で,その総CUDA Core数は2304基。NVIDIAがそうだと言っているわけではないのだが,CUDA Core数が「GeForce RTX 2070」と同じなので,「TU106」コアベースである可能性が高いのではないかと思う。
ただし,カード上におけるNVLinkの有無についてNVIDIAは明言していないので,蓋を開けてみたら「TU104」コアベースでNVLink対応という可能性もある。ここは製品の登場を待つ必要がありそうだ。
統合する専用プロセッサはRT Core数が38基,Tensor Core数が288基で,これらの数字はGeForce RTX 2070と同じ。レイトレーシング周りだとレイのキャスト性能が6G Rays/s,RTX OPSが43 TOPSという数字になることをNVIDIAは明らかにしている。
外部出力インタフェースはDisplayPort 1.4
単体カードの発売は12月の予定で,NVIDIAのWebサイトから購入できるそうだ。また,DellやHewlett-Packard Enterprise,Lenovoといったパートナーからも搭載ワークステーションが同じタイミングで出荷になるという。
NVIDIAのQuadro RTX 4000製品情報ページ(英語)
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