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スノーボードゲーム,「SSX」の開発者ビデオダイアリー公開。ヒマラヤ,アラスカ,シベリアなど,世界の山岳地帯で華麗な滑走を
「SSX」公式サイト
SSXは,コースが部分的に非常に広くなっており,滑りたいラインを自由に選べることが特徴の一つ。「Google Earth」にヒントを得たというコース選択画面も,センスがいい。解説によれば,NASAの地形データをライセンスしたとのことで,開発専用のマップエディタでは,経緯度の情報を入力するだけで,実際の地形が28秒以内にレンダリングされるシステムになっていたという。
このように,実際の地形データを利用してはいるものの,そのままではゲームに使えないので,地域の特徴に合わせたアレンジや,ゲーム的な演出が加えられている。それは例えば,ヒマラヤ山中にあるはずのない万里の長城や,アラスカの山岳地帯の曲がりくねった石油パイプラインなどで,これを利用したアクションが楽しめるというわけだ。
また,アラスカには雪崩が起きやすい場所があったり,氷河に覆われたアラスカでは,ほかのコースよりもエッジが利かなかったりといった特性がある。
それぞれのコースには,複数のスタートポイントが用意され,プレイヤーは好きなスタートポイントにヘリコプターで降り,酸素ボンベが切れる前に目的地へ向かって滑走していくことになる。
6地域のうち,今回紹介されなかったのはパタゴニア,南極,そしてニュージーランドだが,これら南半球のコースにどのような特徴が用意されているのかも興味深い。近日中にもビデオダイアリーの第2弾で紹介されることになると思うが,いずれにせよ,スノボに興味がないゲーマーにも十分にアピールしそうな作品だ。
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